幼稚園の日記(ブログ)

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2011年11月11日 金曜日

 登園してきたぱんだ組のAくんとBくんが、先日植えたチューリップの鉢の前で話していました。「今日は土が濡れとるけん、水やりはせんでいいよね?」とAくん。「でも、土の中は乾いとるよ。」とBくん。AくんとBくんは、チューリップの水やりをするかどうかを話し合っていたのでした。朝に降った雨で、土の表面は濡れていたのですが、2人が話し合った結果、土の中は濡れていないだろうから水やりをしようということになりました。子ども達の興味関心を大切にし、子ども達と一緒にチューリップの生長を観察していきたいと思います。

                      

 昨日、年中児のミニ運動会の鼓笛隊を見て、「僕も!私のしてみたい!」と、年少児達は登園してくると、廃材を使って太鼓やポンポン、指揮棒を作って、戸外に飛び出していきました。教師が曲をかけると、リズムをとりながら思い思いに楽しんでいました。そこに年長児が張り切ってやってきて、「ついておいで!」と声を掛けました。ぞう組のAくんの後ろを年少児達が、見事に一列になってついていき、小さな鼓笛隊が出来上がっていました。気持ちは、本物の鼓笛隊です。みんなニコニコ笑顔で、堂々と歩いていたのでした。そして、鼓笛隊が終わると次に、「野球拳がしたい!」と言って、年長児と一緒に踊って、とても楽しそうでした。

        

 さて、今日は年長児の「運動会ごっこ」がありました。年長児達は、今日の本番までに何の種目がしたいか話し合ってプログラムを決めたり、運動会ごっこをするには何が必要なのか、何を準備しなければならないのかを考えてきました。今日の本番では、ライン引きを使ってラインを引いたり、お客さんの座席を用意したりして、さすが年長児だなと感じさせられました。

                  

 年長の運動会ごっこは、年少・年中の競技を取り入れた、とても楽しいものになりました。タイヤ引きでは、それぞれのグループでタイヤの上に何を乗せるか考え、年少のタイヤ引きとは違った面白さのある競技になりました。やはり、1番盛り上がったのはリレーです。今回は、4クラスが混合でチームを作り競い合いました。途中で転んでも、最後まで一生懸命に走る年長児の姿に、周りの保護者からは大きな声援が送られました。最後は1周差がついてしまいましたが、教師の「誰か一緒に走ってください!」という声に、3人の保護者の方が走ってくれ、大盛り上がりのリレーとなりました。

      

 今週の参観日は、それぞれの学年がテーマを決め、それに向かって保育を進めてきました。制作したり準備したりする中で、子ども達の主体的に活動するいきいきとした姿を見て頂けたと思います。来週からは作品展・バザーに向けてどんな遊びが始まり、展開されていくのか今からとても楽しみです。

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