2011年11月4日 金曜日
?「前、描いた動物に色塗る!」「僕も絵を描く」と言って絵のコーナーに来た子ども達に今日の空は「いつもとなんだか違うよ。雲がグルグルになっとるよ…」と話すと、「ほんとだ、グルグルになっとる。すごいね」とたちまち子ども達の間に広がっていきました。
また、今日から戸外には新しいコーナーがでていました。幼稚園で刈った稲を雑穀するコーナーです。まずは、割り箸で稲穂をはさんでひいてもみをとります。要領が分かった子ども達はスーと手早くすることができていました。次は野球のボールでゴリゴリこすってもみをとって玄米にします。今までに年少や年中の時も経験してきた子ども達は、とても上手で、くま組のBちゃんやぞう組のCちゃんは、もみと玄米を分ける時は息をフーと吹きかけ顔中もみだらけになりながら分けていました。そして、その横では、もみを落としたわらで縄をないはじめたのはぞう組のM君です。M君は年中の時にも経験してきたこともあって「ぞうりがつくりたいんよ」と言いながら、一生懸命編んでいました。
もみのコーナーにいると…後ろの方から「もってっこーい」と言う掛け声が聞こえてきました。後ろを振り向いてみると、ちゅうりっぷ組のR君を筆頭に、廃材で作ったおみこしをかついでいました。R君は「あげるぞ?。せいやっせ!!おろせ?」とお父さんがしていた姿を真似してかついでいました。作品展の作品にもおみこしを作ったR君は毎日修正しながら作っていました。
先日のことになりますが、年中はシール帳折り紙で「いちょう」を折りました。しかし、なにかがおかしい…と気づいて下さった副園長。折り紙で折ったいちょうは黄色、しかし幼稚園のイチョウを見ると、11月に入った今でも葉っは緑色です。いつも緑色のイチョウの木を見ているにもかかわらず、10月に木の葉は紅葉するという、恥ずかしい思い込みのまま10月に黄色いちょうを折って貼らせていたのです。通常紅葉は11月後半なのに、なんと子ども達に季節の移り変わる現実と違った指導をしていたのです。私達年中組の教師も自分たちの間違いに気づき、あわてました。そこで、子ども達に「このイチョウを見て、古森先生がおかしい?ってわらうんよね。なんでやと思う。?」と問いかけると、子ども達は「色が違うやん」と即答でした。私達はもう恥ずかしくて、申し訳ない気持ちになりながらイチョウが黄色になった絵本を子ども達と見て「11月の終わり頃、寒くなってきたら栄養を取る力がなくなって黄色くなっていくんよね」と話し、10月に貼っていたイチョウを丁寧にはがして、11月のページにお引越ししました。日本には四季がありその地域や気候に合わせて幼稚園の保育も結びつけていくべきですが、私達がそのことをしっかりわかって、これからも保育に関わっていきたいと、学びあり、反省ありの気づきでした。代わりに10月のページには遠足に行ったこともあり、象さんとぺんぎんを折って貼りました。もちろんここでは、子ども達は、体験を大いに生かした楽しい象さんを折っていました。
今日の手作り給食は、豚どん、わかめのお吸い物、野菜の一夜漬け、卵焼き(アレルギーの子はとうふステーキ)果物でした。豚丼は子ども達も大好きで、ぺロッと食べては何度もおかわりしていた。
明日の城山公園オートタムフェスティバル2011「キッズふれあいランド」では、先生達が「みつば名物いもアイス」やこの前のフリースクールで人気だった「おとうふみたらし団子」を販売します。是非遊びにきてください。
コメント (「今日は何しようかなぁ?」 ちゅうりっぷ組 水木 良美 はコメントを受け付けていません)