幼稚園の日記(ブログ)

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2011年11月2日 水曜日

 昨日の遠足で飼育員の方に話をしていただいたり、目の前でカバの赤ちゃんやぞうの家族を見たことが、とても印象深かったようで、今朝のバスの中でも、動物園の話で盛り上がっていました。「ぞうさん見たね。」「キリンもおったよ!」と嬉しそうに話す年少児。命の大切さを学んだ年長児は「うさぎさんの世話せんといかんね!」と早速、当番の見直しをしていました。又、動物園でインコが喋っているのを見て驚いたA君は、登園するとすぐにセキセイインコに「おはよう。」と声をかけていました。動物の絵を描いて楽しむ子ども達の姿もたくさん見られました。今まで絵が苦手だった子どもも、実際に興味を持ってみたことで、特徴をとらえて楽しんで描いていて驚きました。そして、体験の大切さを改めて感じました。

 戸外の各コーナーでは、夢中になって遊ぶ子ども達の姿がたくさん見られました。砂場では、年中児たちが長いパイプを水道の上から砂場の端までつないでいました。どうやら、上から水が流れるようにしたいと考えていたようでした。最初はなかなか流れなくて、手で流していましたが、パイプを斜めにすると水が流れることに気が付き、砂場にある鍋やフライパンを使って高さを調節しました。すると、上手に流れるようになり、枝や落ち葉が水と一緒にゆらゆら流れているのを楽しんでいました。

 木工のコーナーでは、先日作っていた作品の家の続きをしようと、はりきってやってきたCちゃんですが、釘を打つと木材が割れてしまいました。教師が「ボンドもあるよ?」と声を掛けましたが、「ボンドは使わない。」と言って、工夫して釘を打っていました。Cちゃんのイメージ通りの家が出来るのが楽しみです。

 先日、年長児が稲刈りに行ったときのお米を遠藤さんが持ってきて下さいました。『71キログラムありました』と言う表示を見てどれくらいなんだろう?!と考えた年長児。自分の体重を知っている子ども3人の体重を足すと、69キログラムでした。残りの2キログラムはどうしようと考えた教師は、さつまいもを三本持ってきて、三人の子どもにそれぞれ一本ずつ持たせました。それでお米と同じ71キログラムになりました。収穫したこのお米は遠藤さんが一生懸命育てて下さったことを古森先生に話して頂き、、子どもたちは、昼食後遠藤さんにお礼の手紙を書きました。この手紙はまとめて、遠藤さんに届ける予定です。そして、副園長がその玄米を使って、久しぶりにいり玄米を作ってくれていました。

 さくら組でも、年長さんたちが収穫した玄米を見て、「うわーすごい!いっぱいだね!」と驚いていた子どもたちでしたが、お部屋に戻ると良い匂いが漂ってきていて、入り玄米が届くのを今か今かと待っていました。久しぶりのいり玄米に子ども達は、「魚の味がする。」「お米の味がする。」と喜んで食べていました。いり玄米をぽりぽり食べて笑顔いっぱいでさようならをして降園しました。

 明日は休みですが、金曜日にはどんな遊びで園庭がにぎわうにが楽しみです。

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