2011年11月22日 火曜日
今朝は、寒さに慣れないからだには一段と寒さがしみ、冬を感じされられました。登園して来た子どもたちも「手が冷たいよ?」と言いながらやってきましたが、昼間の天気はポカポカ陽気で年少児年中児たちは元気いっぱいお店やさんごっこを楽しんでいました。年長児は、味生小学校の1年生に交流会に招待され、出掛けました。いつもは園外に行く時は、バスに乗って行くのですが今回はもうすぐ小学生になるということで、味生小学校へは通学路を歩いて行きました。園を出発する前には、列の間をあけすぎないこと、右側を歩くことなどいくつかの約束を確認してから出発しました。横断歩道や線路のところは、先頭に8人が並ぶと後ろの子どもたちもすぐに8列ずつに並び、信号が変わると右・左・右を確認してから手を上げて渡りました。
そして途中、新田高校の裏の道ではすっかり木々が衣替えし葉っぱが美しく色づいていました。それに気づいた子どもたちから「真っ赤だなー 真っ赤だなー つたの葉っぱが真っ赤だなー」と真っ赤な秋の歌声が自然にあがってきました。そして1番が終わると「歩こう 歩こう 私は元気」とまたまた歌いながら歩いてきました。小学校が見えてくると「あっ!見えた見えた!」と大はしゃぎ。そして小学校に着くと元気よく「おはようございます」と挨拶すると小学校の先生も「おはようございます。三葉幼稚園のみんな元気ですね!!」と言って下さり、とても嬉しそうでした。今日は味生保育園のお友達も一緒で、1年生も体育館に集合して交流会が始まりました。始まりの会では、1年生のお兄さんが進行を進めていて子どもたちはその姿をしっかり見つめていました。そして、小学校の先生から「廊下や部屋を走らないこと、味生っ子マーチが流れると終りの合図ですよ」という2つの約束を守ろうというお話がありました。
いよいよ自由活動の始まりです。「今日はらいおん、きりん、くま、ぞうで行動するのではなくて1年生の各お部屋へ自分たちで自由に行くんだよ」と言うと、早速友達といろいろなクラスを回っていました。1年生のクラスの前では、呼び込みをしている子どもたちに呼び寄せられ部屋に入ると、そこは秋の自然物、どんぐりや落ち葉、松ぼっくりを使って遊ぶコーナーがありました。また、隣のクラスでは、ボーリングやアクセサリー、落ち葉のくじ引きや宝探し、けん玉などの遊びがたくさんありました。自分から「これどうやってするんですか?」と聞いてやってみたり、順番を守ってボーリングに並んで待ったり、アクセサリー作りでは三葉の子らしく、本当に作るのが上手でどんどん考えて手際よく作って楽しんでいました。あっちに行ったり、こっちに行ったりと多忙しの子どもたちでしたが、味生っ子マーチがかかると「えーもー終わり?」と残念そうにしていました。
終わりの会ではくま組のR君とらいおん組のYちゃんがお礼の言葉を言いました。少し恥ずかしそうにしながらも、「今日はアクセサリー作りがとても楽しかったです。ありがとうございました。」と大きな声で言うことができました。
三葉幼稚園を卒園した子どもたちもたくさんいて、成長した姿が見れて私たち教師もとても嬉しく思いました。そして、子どもたちももうすぐ小学校へ入学するのだと楽しみにしている様子がうかがえました。
味生小学校から帰ってくると、戸外のテントの下に年中・年少さんが廃材で作った物がたくさんありました。近くに行ってみると、行くときにはまだ開店していなかったお店屋さんでした。そして「スシロー」「たこやき」と書いた看板がかかっており子どもたちは「お店屋さんだー!」と驚いていました。ひよこ組のY君はたこやき屋さんの店番をずっとしていました。お客さんが買いに来ると1パック渡すのではなく、パックの中のたこやきを1個渡していました。その姿を見て「かわいいー!」と周りで見ていた教師たちも微笑ましく思いました。
今日は参加できなかった年長児たちも、木曜日から参加して素敵なお店屋さんがどんどん広がっていくことでしょう。
2011年11月21日 月曜日
週末のどしゃぶりの雨からうって変わって、今日は気持ちのよい太陽の光が、園庭いっぱいに降りそそいでいましたが、冷たい風が吹き、身がきゅっとひきしまるような秋の空気が感じられる1日でした。赤や黄色に染まったきれいな落ち葉をたくさん集めて遊んでいたぱんだ組の子どもたちは、「いっせーのーで。」の合図でふりまいて、落ち葉シャワーをして、ケラケラ笑って楽しんでいました。
さて、作品展・バザーまで、あと1週間と迫ってきましたが、子どもたちと一緒に門に飾るアーチ作りをしたいと、教師たちで話していました。しかし、どうやって進めていこうか悩んでいたところへ、園庭のど真ん中に副園長が大きなブルーシートを持ってきてくれました。
そのシートを見て、「何だ、何だ。」と集まってきた子どもたちの前に、色んなクラスから沢山の廃材を集めてどかーんと置いて、準備はOK。長くつないだ竹をしならせて左右の柱に固定し、落ちていた桜の枝を付けていきました。そこに、副園長が卵パックの中にピンクのビニールを入れて枝にはさむと、きれいな桜の花びらになりました。そのひとひらの桜を見て、きりん組のA君が、「花さかじいさんや!!」とつぶやきました。その桜の木を見た事で、先週観た『人形劇』にすぐ結びついたのです。お話がどんどんよみがえってきました。「お話みたいに、桜の花を咲かせましょう。」と声をかけると、1人ひとりの子どもたちが、すぐに思い思いの桜の花びらを作り始めました。ピンク色のカップにはさみを入れて作ったり、廃材の空き箱の裏にパステルで描いて切ったり、中にはペットボトルの花もあり、1つ1つに個性や工夫が見られ、様々な形の花びらが作られ、あっという間に満開になりました。
そのそばでは、お話に出てきた犬のポチを作ろうと、牛乳パックを組み合わせて作っている年長児がいたり、ダンボールに絵を描いて、おじいさんやおばあさんを作っている子もいました。それをよく見ると、着物の色や形、いじわるじいさんの持っていたお酒のひょうたんまでもが、リアルに再現されているではありませんか。子どもたちの記憶力やイメージ、また、それにプラスされる新しいアイディア・・・頭が堅い私たち教師の予想をはるかに上回る今日の製作活動を見て、本当に子どもたちにはかなわないなと思いました。みつばっ子の手にかかると、人形劇も1日だけでは終わりません。保育は次に、次に、つながっていくのです。ひよこさんから年長児まで、年齢に関係なく誰もがかかわり、子どもたちの手ですばらしいアーチを作る事ができました。全部違う花なのに、立てて見ると、とーっても素敵!みんなのお花、みんなの木、みんなが花さかじいさんになりました。そして、みつばの庭に、桜の花を咲かせたのです。この桜の花とポチたちが、作品展・バザーに来られる皆さんをお迎えするのです。
また、作品展に向けて、年中フロアは展示会場としてお部屋を使うことになったので、ぺんぎん組はきりん組へお引越ししました。1週間、同じお部屋で共同生活をします。「よろしくね。」とお互いに挨拶して、一緒にご飯を食べたり、歌をうたったりしました。お互いが刺激し合って、楽しい生活を送っていけたらいいな、と思います。
2011年11月19日 土曜日
最近、園庭に出ると幼稚園のお兄ちゃんやお姉ちゃんが、いろいろな場所で絵を描いたり木工をしたりする姿が見られ、ぴよぴよの子ども達は「何をしているのだろう」と興味を持って覗き込んでいます。また、園庭に落ちている赤や黄色の葉っぱや松ぼっくり・松葉などを砂で作ったプリンやケーキの飾りにつけたり散歩に行った時に どんぐりを拾ったりと秋の自然に触れて遊んでいます。時々、「お絵描きする」と言ってくるので紙とクレパスを準備していますがどこにあるのかよくわかっていて自分で出してきて描いている子も見られます。「この紙の中にお絵描きしてね」と念押ししても、うっかり目を離していると机まではみ出して ぐるぐる ぐるぐる そして、今度はクレパスに巻いてある紙を夢中になってはがし始めます。そこで、月齢の高い子と低い子にわけてお絵描きをすることにしました。月齢の高い子には、動物園遠足の後だったので動物園遠足の話を始めにしました。すると、保育士の話をよく聞いていて、自分が見た動物園遠足の話を口々に始めました。一人ひとりに何を描きたいのか聞いてみると、やはり、子ども達が親しみをもっている きりんやぞう、かばなどの名前があがりました。きりんは、目と口を描き、かばは水に入っていたので水を描いたり子どものぞうをお話ししながら描いたりしていました。月齢の低い子は、クレパスを見せると興味津々で机に集まってきましたが、クレパスが初めての子もいて、しばらくはクレパスを机の上で転がしたり落としたり口に入れようとしたり「一体これは何だろう」と色んなことを試していましたが、そのうち、 クレパスをもって手を動かして ぐるぐるや点々など思い思いに色を楽しみ始めました。そして、今度はクレパスがついた手が気になって保育士に手を見せて訴えていました。さて、ぴよぴよの子ども達は大人のしていることに何でも興味を示しやってみようとします。そんな子ども達に お手伝いを頼むと結構 、役に立つのです。園庭に落ちていた松ぼっくり、散歩で拾った どんぐり、保育士が持ってきた どんぐりを登園の早い子に各々違う入れ物に分けてもらう お手伝いを頼んでみました。?すると、喜んで それぞれ、松ぼっくり・どんぐりを小さな指でとって分けて入れてくれました。
それを使って遊ぼうと保育士が作った見本を置いていると子ども達は興味深く見ていたので、今回も月齢の高い子と低い子に分けて、かまぼこ板にボンドで松ぼっくりやどんぐりなどをくっつけて製作らしきことをしてみました。月齢の高い子には、どうやってボンドをつけるのか、松ぼっくりやどんぐりのおしりなど どこなのかなど始めに説明すると約束事もしっかり守り、それぞれ思い思いに作っていました。どんぐりの帽子や紙に描いた目も準備しておくと松ぼっくりにかぶせたり目をつけたりして かわいくなりました。月齢の低い子は、最低限の約束をして製作に入りましたが、松ぼっくり・どんぐりなどを他の容器に移したりボンドの中にポトンと落とし入れたり せっかく かまぼこ板にとりつけたものの それをまた取ったりなど大騒動でしたが何とかボンドで手が汚れるのを気にしながらも楽しんですることができました。それぞれ個性があり味わいのあるものに仕上がっています。作品展には、楽しんで作っている姿を思い浮かべながら見て頂きたいと思います。
2011年11月18日 金曜日
昨日、年長組ではクロッカスの水栽培を始めました。子ども達は幼稚園の生活の中でいろいろな花や野菜などを栽培してきました。そこでクロッカスの栽培の仕方について劇にして子ども達に理解してもらうことにしました。今までチューリップや朝顔を育て、じゃがいもやさつまいももみんな「水パワー」「土パワー」「おひさまパワー」が必要だったことをよく覚えていて口々に話していました。そんな子ども達に「目をつむっていてね!」と声を掛けると…「私の名前はクロッカス♪」と元気にクロッカスさんが登場しました。クロッカス役の私は子ども達の見つめる視線に少しドキドキわくわくしながら劇をすすめていきました。
今回のクロッカスの育て方を聞いた子ども達に根っこがでるまでは暗いお家にしてあげて、芽が伸びてきたらお家を明るくしておひさまパワーをあげることを伝えるとすぐに「カイワレ大根と一緒やん!」と声が返ってきました。子ども達は今までの経験をよく覚えているなぁ?と感心しました。劇をしっかりと見てくれていたのでその後の行動も子ども達はよく覚えてすることが出来ていました。クロッカスさんの「私は淋しがり屋だから毎日お話ししてね!そうするとみんなの声を聞いてキレイなお花を咲かせることができるの♪」という話をよく覚えていた子ども達は今朝も登園すると「おはよう!早く大きくなってね!」「クロッカスさん!私は黄色のお花がいいです!」と口々に話しかけている姿がみられました。
また今日ぞう組では英語がありました。カードの絵や色をみて発音をしたり、クリスマスソングを英語で歌ったりして最後にはビンゴゲームもしました。4月に比べると一人ひとりが自信をもって英語で話せるようになってきたことを感じました。
さて今日の手作り給食は子ども達の大人気メニュー♪
・りんご納豆
・ちくわの磯辺揚げ
・さつまいもの天ぷらスティック
・豆乳シチュー
・レタス
・果物(みかん)
・ご飯(年長児が収穫した新米の胚芽米)
でした。タップリあったシチューもりんご納豆もおかわりが多くてあっという間になくなってしまいました。今日のご飯は年長児が自分達で収穫したものだから「やっぱり違うよね!おいしいね!」と嬉しそうに話していました。
作品展に向けてみんなで力を合わせて慎重に作品をホールに運びました。
2011年11月17日 木曜日
登園して来ると年少児達が先日植えたチューリップに向かって「おはよう」と元気よく挨拶をしていました。昨日、子ども達にチューリップはみんなの声が聞こえて、声をかけてもらうと嬉しくなって早く大きくなろう、きれいなお花を咲かせようって頑張るんだってという話をしていたので、よく覚えていて挨拶をしていたのでした。年中組の教師に、「チューリップさん声が聞こえるんよ。」「お水いっぱいあげたらいかんのよ。」「みんなが年中さんになったら咲くんよ。」と嬉しそうに話す姿がとてもかわいらしくて思わず笑ってしまいました。
そして、今日は人形劇の日でした。岡山から劇団バクのお兄さんやお姉さんが今年も来てくださったのです。子ども達はとても楽しみにしていて昨日は「花さかじいさん」の話をお家の人に素話で聞いていた子もおり、期待が更に高まっていました。私達教師も昨日の職員会で花さかじいさんがどんなストーリーだったかを話していましたが、知っているつもりが意外と細かいところがあやふやで私自身もとても楽しみにしていました。
人形劇が始まる前の手遊びでは、劇団バクのムラッチさんが盛り上げてくださり子ども達は一瞬で引き込まれていきました。子ども達も内容に入り込んで見ており、場面が変わるごとに拍手をしたり、「すごい」「かわいそう」など色々なところで反応していました。園児の座席の横に放送設備があり、担当の方が操作されていました。ライトがチカチカする時には、そこで機械を上げ下げしている様子が見え、いつもは見ることができないこんなところにも興味を持って見ていました。放送の方も子ども達の反応を振り返ってにこにこと見てくださっていました。
お部屋に帰っても子ども達は興奮状態でそれぞれ色々な感想を話してくれました。お話の中から、「良い考えができる人は良いことが返ってくること、良くないことを考えている人は良くないことが起こること」を教わりました。
お部屋に帰ると子ども達はお手紙を書いたりプレゼントの首飾りを作ったりして様々な方法で感謝の気持ちを示そうと楽しそうに活動していました。すみれ組の子ども達も友達と「イヌがかわいかったね」「桜がきれいに咲いたよね」と色んな場面を思い出しながら寄せ書きを描いていました。子ども達は「ありがとう」「また来てね」と自分の気持ちを伝えながらプレゼントを手渡していました。昼食もとらないで人形劇の片付けの後、子ども達の相手をしてくださり、ありがとうございました。
2011年11月16日 水曜日
今日は、きりん組がケアフル竹原へ、らいおん組は歩風里へ、おじいちゃんおばあちゃん達に会いに行きました。今回は、どちらも紙芝居を読むことになり、きりん組は図書室から選んだ紙芝居を、らいおん組は砥部動物園で聞いたインドゾウの太郎と花子の話を紙芝居にしました。
きりん組は朝、ケアフル竹原へ行く前に副園長に紙芝居を見ていただきました。並んだ列がとても長くて、これではケアフルのみなさんが見えないよとアドバイスをもらって、少し難しい並び方を教えてもらいました。そして、一度練習しただけで時間になり出発しました。いよいよ紙芝居!子ども達は自分達でセッティングして読み始めると、心配していた副園長が教えてくれた並び方も自分達で順序良くすることが出来ました。一度しただけで考えて出来る子ども達の姿に感動し、涙が出そうになりました。そして今回は、習ったばかりの「さんぽ」の手話を披露しました。歌詞を言いながらゆっくりと手話を説明すると、ケアフルの方々も一緒にして下さっていました。今日できりん組は、ケアフル竹原のみなさんとの交流は最後です。「これから、一年生になる準備をします」と、副園長がおじいちゃん達に説明すると、「がんばれ!」と、声を掛けて下さり、子ども達はとても嬉しそうでした。この交流で子ども達は、いつもたくさんのことを学び、人の温かさを学んでいます。
一方らいおん組も、出発する前に副園長に見てもらったところ、紙芝居を始める前に、なぜこのインドゾウの話をするのか自分達が砥部動物園の飼育員さんから聞いた素敵な話を物語にしたということを、説明しないとおじいちゃんおばあちゃんにみんなの気持ちが伝わらないというアドバイスをもらい、それを言う言葉を覚えてバスに乗りました。私は、紙に書いて紙芝居の裏に貼ろうとしたのですが、「先生覚えるけん貼らんでいいよ」と、Aちゃんがきっぱりと言うと、周りの子も「うん!大丈夫よ」と、胸を張りました。自分達でやろうという意識が高まっていて、バスの中で何度も練習していました。
らいおん組が歩風里を訪問するのは今回で最後になるので、はじめの言葉で、「笑顔をたくさんプレゼントします」と、手話で挨拶をして、元気いっぱいの踊りから見てもらいました。触れ合い遊びでは、子ども達のかわいい笑顔に見とれて、「本当にかわいいねえ」と、何度も声を掛けて下さるので、自然と笑顔になり、とても温かい雰囲気の中で触れ合うことが出来ました。また、真っ赤な秋を一緒に歌う時には、とても柔らかい声でお年寄りと両手を握って、揺れながら口ずさむように歌っていました。
そしていよいよ紙芝居を読むことになると小声で、「早く!早く!」と、並ぶのが遅い子に声を掛けて素早く並ぶことが出来ました。副園長に教わった紙芝居の紹介は、しっかりと言うことができ、お年寄りもうなづいて聞いてくれました。6場面の中で、昔の道後動物園から砥部動物園に太郎と花子が引っ越したこと、花子が病気で亡くなり太郎が涙を流し続けたこと、けれど、僕に会いに来てくれる人が大勢いることに気付いた時の太郎の様子、そして、自分達が行った時も鼻を高く上げてくれたことを、一人ひとりが気持ちを込めて読みました。「ほうかぁ、すごいのぉ」と、真剣に見て下さり、とても嬉しく思いました。子ども達は、お年寄りが喜んでくれたことを帰りのバスの中で一番に言っていました。帰ってから副園長に報告した子ども達は、副園長と、発表会の劇にしようと楽しそうに話していました。
また園に帰ってから、この2クラスはユニセフの活動に参加させていただきました。世界には、ご飯が食べられない、きれいな水もない、病気になって亡くなってしまう子どもがたくさんいることを紙芝居で話していただき、手を洗うことが清潔にする、それが感染症等の予防につながることを教わりました。そして、DVDを見ながら手の洗い方を予習した後、実際に泡をつけて曲に合わせて手を洗いました。♪すべすっべすう?♪と、楽しいリズムにのって手を洗い、最後は水で流すと、「気持いぃ!」「すべすべ♪」と言いながら、手洗いの大切さを改めて知ることが出来ました。ユニセフの活動は三葉が初めてで、今後少しずつ活動範囲を広げていくそうです。私達も、今の子ども達にこの恵まれた環境の中で、伝えるべきことを保育の中で、一緒に考えていきたいと思いました。
2011年11月15日 火曜日
今日も木工のコーナーからは、トントントンとリズミカルな金づちの音が聞こえ、戸外では元気いっぱい走り回って遊ぶ子ども達の声が響いていました。りす組のAちゃんも、所持品の始末を終えて木工のコーナーへ来ると、木片を選んで作り始めました。最初は釘をまっすぐ打つことが出来ず、木が割れてしまったり、釘が曲がったりしてしまいました。曲がったり、割れたりしながらも何度も何度も取り組み一生懸命作っていました。今日は時間が足りなくて、途中で終わってしまったので、また明日続きを作ると言って心を残しながら保育室へ帰って行きました。
また、ぺんぎん組のBちゃんはシール帳折り紙にいちょうの折り紙をして以来いちょうの葉に興味を持った様子で、「いちょうの葉がだんだん黄色になってきてるね。」と嬉しそうに見ていました。そして、落ちている葉っぱをたくさん拾って「こういう風に色が変わっていくんだね。」と色が変化している順に並べ、秋の変化を楽しんでいました。
そして、今日は年少児がちゅうりっぷの球根を植えました。教師たちはどうやって植えたらいいのか、子どもたちにも手伝ってもらいながら劇で説明しました。すると、劇を真剣に見ていた子どもたちは、植える時に気を付けることをきちんと覚えていて、逆さに植えようとする友達を見つけると、「ダメダメ!反対だよ。」と教えてあげる姿が見られました。球根を植えた後には、水をあげようと子どもたちは一斉に砂場のほうへ走って行きました。フライパン、コップやカップなど自分が見つけた入れ物に水を入れて、こぼさないようにそろりそろりと上手に運んでいました。運んできた水を自分の植えた球根のところに優しくあげていました。植えた後に自分達が植えたプランターが他のクラスと区別がつかなかったらいけないと自分達の表示を作ろうと考えました。そこは普段廃材遊びの経験のある子ども達!!水にぬれても大丈夫な物を・・・と考えて牛乳パックで作っていました。年中児も先日植えたちゅうりっぷに「今日は寒くない?」と声を掛けて水やりをする姿もみられています。この気持ちを大切に春には綺麗な花が園中に咲き誇れるよう援助していきたいと思います。
コメント (味生小学校交流会「まごころいっぱいあきのおもちゃランド」 きりん組 河野ゆい はコメントを受け付けていません)