2011年9月11日 日曜日
今日のフリースクールのテーマは「秋の初めを体験しよう」。早めのお月見ということで天気を心配していましたが、朝からとても良い天気でした。
まだ空は明るい午後五時過ぎ。保護者と一緒に楽しそうに登園してくる子ども達のにぎやかな声が聞こえ始めました。本日の参加者360名が3回ホールに集まって興味津々で待っていました。ホールには教師達が作ったお月見団子とすすきが飾ってありました。今日の教師達の劇では、虫の声とともに出てきた月を見ながら『お月見』についての内容に進んで行きました。まず、虫の声をよーく聞いた子どもたちは「鈴虫!」「こおろぎ」と楽しそうに虫の名前を答えていました。劇では、お月様はお日様のおかげで光っていることや、お月様と地球は仲良しで、地球の周りを月が回っていることなど、学ぶことがたくさんありました。
そして「さぁ!いよいよお月見団子作りです!」という司会の教師の言葉を聞いた子ども達からは大きな歓声があがりました。会議室に移動して、お月見団子作りの開始です。
〈作り方〉
だんご粉・・・1.5袋(600グラム)
豆腐・・・2丁
小麦粉・・・1カップ
片栗粉・・・バットにしいておく
だんご粉に豆腐2丁と砂糖を入れて小麦粉で水分を調整すると。子ども達ははりきってこねこね・・・。・・・。でも、やっぱり仕上げはお母さん。力強くこねると、あっという間に一つにまとまりました。最後はみんなで丸めてお団子にします。その1グループで100個次々に作っていきました。
夢中になって団子作りをしている間に気が付くと外は真っ暗になっていました。会議室の掃除を最後までしてくれていたAちゃんは、「先生!お月様が見えるよ!」と言いながら窓から外をのぞいていました。そこには、丸いお月様が真っ暗な空を照らしてくれていました。
お団子をゆでている間、1階と2階のテラスでお月様を見たり、巨大スクリーンで虫の映像や「かぐや姫」のスライドを見たり、子ども達も、保護者も、楽しそうでした。今日は夕方からということもあり、家族そろっての参加が多く、お父さん、お母さんのおひざに座っている子どもの姿をみて、とても心が温かくなりました。その間にみたらし団子ができてきて、みんなで味わうことになりました。今日は勿論、古森先生、特製のタレのかかったみたらし団子でした。「タレも手作りですか?!」「さすが古森先生!」とお母さん達からの声も多く、とても大満足されていました。
みんなが帰った後、静かになった幼稚園。先生達もお月様を楽しみました。夜の風は涼しく、澄んだ空に輝く月を見て、もう秋が近づいているなと感じました。
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