幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2011年9月8日 木曜日

少しづつ暑さも和らいできていますが日中はまだまだ汗ばむ日があります。 今日も元気に登園してきた子ども達と一緒にそろそろ終わりのトマトの実を集めていた時のことです。土の上に落ちた「りりこ」の実の中身が無くなり、皮だけになった実を見つけました。 そしてその膨らんだ皮の穴から新しい芽が出でいるのに気づきました。 
近くにアリが入っていた物もあって子ども達と色々と考えていくうちに皮の中に残っていたことで新しい命が生まれたのだと分かりトマトの生命力を感じました。
赤いきれいな実は洗って冷蔵庫にしまい明日の手作り給食に、緑の実は日に当てて赤くなるまで待っていようということにしました。
又、傷のある物はままごとで使うことにしました。 ひまわり組のAちゃんはトマトを切った時に「先生赤いのより緑色のほうが種が多いみたい。」とつぶやきました。

?
又、副園長が持ってきて事務所のところに置いていた「どじょう」の水槽をテラスに移すとすぐに気づいた年中・年少児が集ってきて珍しそうに覗き込んでいました。なかには「あ!うなぎがおる!」と言う子どもがいました。教師のなかにもどじょうを初めて見た人もいました。
「どんぐりころころ」の歌詞を紙に書いて貼っておくと子ども達も一緒に歌い始め副園長や教師が「これはぼっちゃんかな?」と問いかけると年長のM君は「ははん」と鼻で笑って去って行きました。自然の中ではなかなか見かけ無くなったどじょうを見ながら「どんぐりころころ」の歌のイメージが膨らんでいきました。


10時からは年長さんの手話教室でした。 久ぶりに山中先生に会った子ども達は「おはようございます」と手話でごあいさつ。「5・6・7月に習った手話を覚えているかな?」の質問に「覚えとるよ、あいさつとお天気と名前と・・・」とどの子も覚えていました。そして今日も新しい手話を沢山教えて下さいました。新しい手話に子ども達も興味深々な姿が見られました。「お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃんお姉ちゃん、弟、妹、動物や虫の名前など沢山の手話を覚えることができました。そして今日は「手のひらに太陽に」の歌の1番を習いました。1回練習しただけで子ども達も直ぐに覚えて友達とあわせて楽しく歌っていました。
今日からお母さん達の手話教室も始まりました。思いがけず沢山の人が集ってくださって楽しく指導を受けられていました。


年中りす組ではミキスタディーさんと一緒に手遊びをしたり運動会の踊りを踊ったり体操をしたりして交流を楽しみました。

そして降園準備をしていた時「みなさん大変です、テラスのところでぞうりが暑い暑いと泣いています。先生のぞうりは暑くてひっくり返っています。」と副園長の放送がかかりました。それを聞いた子ども達は大急ぎで取りにきました。その中にひとりぞうりを置いてハンカチをパタパタしている年少児がいました。暑いからあおいで冷やしてあげよう・・そんな可愛い発想に教師たちは嬉しくなったのでした。

トラックバック
コメント (「これなんだろう?」   たんぽぽ組  日野美雪 はコメントを受け付けていません)