2011年9月2日 金曜日
台風が近づき、朝から園庭は荒れ模様。子ども達もとても心配そうに窓から外をのぞいていました。そんな中、昨日顔合わせを終えたひよこ組の子ども達は、テラスに出していたファンタジースペースで大喜びで遊んでいました。途中から年長児もやってきて、トンネルをくぐったり、トンネルの中に寝転んだりして、入園したひよこ組さんを歓迎しているかのようでした。そこへ、らいおん組のA君がやってきて「あっ!!僕と同じ名前」と言って先生に名前を書いてもらっていた子の帽子を覗いて言いました。その後、握手をするとひよこ組の子も嬉しそうに後をついて行き、一緒に遊ぶ姿が見られました。
こんな風にして、異年齢児とかかわり、自然に小さい子たちに優しくすることができるようになるんだと感じました。
ひまわり組では、廃材を持ってきてくれる子が多く、部屋には沢山の廃材があります。今日はみんなで廃材遊びをしようと何人もの子たちが作り始めました。久しぶりにクラスの友達と会話をしながらそれぞれイメージしたものを作っていきました。夏休み前に比べると、セロハンテープの貼り方が上手になっていたり、自分のイメージした箱やカップをじっくりと選んだりする姿がみられ、ほんの2ヶ月見ない間に子ども達の成長している姿がみられ嬉しくなりました。
又、「Bちゃんはまだこんの?」と昨日から新しくひまわり組に入ったお友達を気にしていたTちゃんは登園してくると早速「ままごとしよう」と声を掛けて一緒にエプロンをつけてお料理を作ったり、廃材遊びを教えてあげたりする姿がみられ、子どもってこんなにすぐに打ち解けて遊ぶことが出来るんだと感心しました。
さくら組に登園してきた子どもが真新しい水槽に5匹の金魚が泳いでいるのを見つけました。この金魚はさくら組のKちゃんが持ってきてくれたもので、子どもたちは大喜びです。「エサ食べる?」と背伸びをしながらあげていましたが、「小さいけん食べれんかな?」と心配そうにみていたその時、パクパクっと口を動かしたのをみて「食べよるー!!」と嬉しそうにしばらく眺めていました。
小さな命にも興味を持ってかかわり、とても大切にする子どもたちを見て、私たち教師はもっともっと人とのつながりを大切にしていかないといけないなと感じる1日となりました。
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