2011年8月13日 土曜日
暑さがどんどん増す今日この頃、ぴよぴよの子ども達は汗をいっぱいかきながら、お友達や保育者と楽しく過ごしています。今週は幼稚園の夏季保育がありました。ぴよぴよの子ども達も少し参加させていただきました。“涼を楽しむ!”というテーマのもと園庭には、ぴよちゃん達の大好きなものがたくさんありました。2日間あった為、少人数に分かれて行く事にしました。「お外に行くよ!」と声をかけられたぴよちゃんは、「あれ?いつもとは何かが違うぞ!」とすぐにピン!ときたようで口々に「どこに行くの?」 「誰が行くの?」 「〇〇君は?」と質問だらけです。トイレを済ませ、水分補給をし、しっかりと帽子をかぶると、頭に?を浮かべながら保育者の後をついていきます。お部屋に残っている子も「僕は?」言わんばかりに訴えてきます。「明日一緒に行こうね!」と言われると期待を胸に抱え、お外に行く子に「いってらっしゃーい!」と大きく手を振ってくれました。お外に行く子も、お友達と手をつなぎ「いってきまーす!」と元気よく飛び出しました。
外に出てみると、その場の雰囲気にピタッと足が止まってしまいました。「あれ?いつもとちがう…なんだろう?」と頭の中はぐるぐるぐる・・・。そんなぴよちゃん達もお話を聞こうと幼稚園児のもとへ行きました。先生たちの劇が始まると、ぴよちゃん達は釘付け。ジーっと真剣に見ていました。話は理解できませんが、面白さは伝わったのでしょうか?時折「ふふっ」と笑う姿に保育者も驚きつつ笑ってしまいました。体操も上手に真似っこをした後、さぁ、いよいよ遊びに行きます。「いくぞー!」と幼稚園の先生に言われ「おー!」と気合の入ったぴよちゃん達は、手をつないで歩き始めました。
1番はじめに気になったのは砂場でした。大好きな水遊びができると分かったようで何も言ってないのに自ら容器を持ってきて、お水をくんだり流したりの繰り返しです。それで終わることはもちろんありません。服も気にせず入り込むのがぴよちゃんです。ずかずかと入って行き、もはやズブぬれ!いつもより冷たい水に思わずRくんは「つめたいつめたい!!」と連呼していました。服をびしょびしょにして終わると、今度はスイカを見つけました。
お兄ちゃんたちがスイカ割りをしているのを見て、座り込んで応援です。Aくんは「頑張れ!」と声に出しながらしっかりと応援をしてくれました。残念ながら割れる瞬間には出会えなかったものの、大きなスイカに大興奮の様子でした。
その後、氷に触ったり、サウナのコーナーにも入りました。氷に触った子ども達はあまりの冷たさに思わず、手を引っ込めました。氷の破片を手にすると、じわじわと溶ける氷、なくなる氷に不思議がいっぱいです。そんな氷をYくんは次の瞬間“ぱくっ”と口に入れてしまいました。「入れないの!」と言った頃にはもうなくなっていました。
なにをし始めるか分からない子ども達の行動には、本当に気をつけないといけないなと思いました。それと共に夏ならではの体験を1度にたくさんさせてもらえて、子ども達にとって良い経験になりました。いつの間にか暑さを忘れて走り回るくらい、楽しめたようです。幼稚園の保育にいれてもらって、ぴよぴよの子ども達は普段できない体験ができるということはとても幸せなことです。今は瞬間瞬間を楽しんでいる子ども達ですが、このような幼児期の経験の積み重ねは、いつの間にか潜在的に溜め込まれていくことでしょう。
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