2011年5月30日 月曜日
昨日は、2週間早い梅雨とともにやってきた慌て者の台風の影響で大雨が降りましたが、今日は一転晴天に恵まれて子ども達は朝一番から雨上がりの園庭へ飛び出していきました。
先日来、雨上がりの園庭でドロドロになって、ダイナミックに遊んでいた子ども達でしたが、今日は小さな水たまりから粘土質の泥を泥場へ運んでいき色々な学年の子ども達がひしめき合いながら熱心にお団子を作っていました。また、年長児が始めたリレーに年少児が大勢加わってきて順序良くペアで並んで待つ姿が見られ、異年齢児がかかわりあって遊びを楽しんでいました。長い列になっても自分の番がくるのを期待しながらきちんと順番を待って遊ぶということが入園してまだ2ヶ月しかたっていない年少児にもできているのです。
また、先週末土曜日にフリースクールで遊んだ叩き染めや野菜スタンプも出していると、ふと玉ねぎの絞り染めの染料のお鍋の中に土曜日から浸したままになっていた布を見つけました。取り出して輪ゴムを外してみると長い時間浸しておいたのでとても濃い色に染まっていました。 それを見ていた年長児は今日輪ゴムで縛って20分以上煮た布と2日間浸した布の染まり具合が明らかに違うことに気付き、それは浸した時間が長かったからだということも分かったようでした。
フリースクールで学んだ科学的な見方、考え方が遊びを通して出来ている事を職員会議で聞いた教師たちはとても嬉しくなりました。
室内では家から持ってきた廃材で制作を楽しんでいる子ども達がいました。たんぽぽ組では小さな箱やカップをセロハンテープで貼りつけて「すべり台が出来た(^-^)/」などと喜んで見せにきました。 これからは作ったり描いたりする遊びも盛んになってきます。
遊びの後、年長児は朝顔の種まきに向けて土作りをしました。駐車場の隅に作っている腐葉土を手で力いっぱい混ぜて栄養たっぷりの土を作りました。
今年は土作りから種まきまでを子ども達と一緒にしていく事にしたのです。
今日のパン給食の付け合わせは具だくさんの手作りコーンスープでした。中に入った野菜の種類を子ども達と話しながら楽しくたべました。 おかわりもあっという間に食べきり、「あー美味しかった。」と一言そして空っぽになったお椀を自分で年少さんもすすいで調理室に持っていきました。 作って下さった人に感謝しつつ、自分で出来ることはすることも習慣づけていきたいと思っています。
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