2011年5月14日 土曜日
朝から天候に恵まれた今日、青コースの親子運動会を行いました。園庭の空には、子ども達が作った色とりどりのこいのぼりが心地良い風に乗って泳ぎとても気持ち良さそうでした。「お引越しゲームが始まるよ」の合図で子ども達は、座席からグランドに駆け出してきて元気よく踊り始めました。年少さんの中には、お母さんから離れる事を嫌がり泣いていた子ども達もいましたが副園長に「あっちにお引越しをするよ。こっちに行くよ」と声を掛けてもらい、いつの間にか泣きやみ笑顔になっていました。みんなで踊ったアブラハムの子は、子ども達が大好きな踊りである事は、もちろんですが手、足等の体の部位の名前を学びながらしっかりと意識をもって指先まで伸ばすというねらいもあります。副園長からは関節を曲げたり、伸ばしたり顔やお尻を動かしたりして全身を動かすことの大切さも教わりました。それを聞いた子ども達は、張り切って踊る姿が見られ放送をしっかり聞いて理解し行動する姿にただただ感心するばかりでした。
年少組の「とっきゅうでんしゃにのって」では、お母さんやお父さんと一緒に笑顔いっぱいで東京タワーを作ったり、トンネルをくぐったり、大阪名物のたこやきを焼いたり、親子のとびっきりの笑顔が素敵でした。中には、子ども達よりもお父さんやお母さんの方が張り切って教師達のトンネルをいくつくぐるか数えながら楽しまれていました。
年中組の「ひっつきむしくっつけー」では、保護者の皆さんに副園長から「忙しいときも子ども達を10分間、待たせるのではなく30秒間、ギュッと抱きしめる事が大切です。」と放送があると保護者の方も笑顔でうなずかれる姿が見られました。このゲームでは、子ども達には、親が忙しい時も自分の力でコミュニケショーンをとるよう、しっかりかじりつきどんな事があっても離れないゲームです。腕でしっかりつかまりながら腕の力が強くなったり、落ちないように足をクロスにして振り落とされないようにしたりと生きる力を身に付けていきます。是非、これからもひっつきむしをして欲しいと思います。
年長組の「リズムあそび」では、つい2ヶ月前は、年中組だった子ども達が一生懸命、放送を聞いて背筋を伸ばしながら歩いたり、両手を大きく回しながら全音符を表現したりしました。そして、副園長から例年にはなかった、指揮の動きを教えてもらいメリハリのあるかっこいいリトミックになったと思います。放送を聞いて冷静に行動する子ども達の姿や表情を見て私は、「子ども達の力は素晴らしいな、そして、色々な事を考えながら行動している姿はかっこいいな」と感動でいっぱいになりました。親子の絆が深まる親子運動会。明日は、赤コースの親子運動会です。是非、楽しみにしてください。
2011年5月14日 土曜日
今週、たくさん雨が降りました。湿度も高くじめじめして暑かった為か、子どもたちも少し動けば汗が流れていました。外に出て遊びたい子ども達は窓の外を眺め半分あきらめきれない状態で落ち着きません。その様子に気づいた副園長は雨の日ならではの特別な遊び場所を提供してくれました。副園長に手を引かれ着いた先はなんと水の入ってないプール!!プールについた途端、急に走り出した子供たち。いつもとは違う環境に興味津々でプールの隅から隅まで走りまわっていました。お部屋とは違って少しひんやした空気も子どもたちにとっては、最高の遊び場になったと思います。水のないプールに赤や青、黄、様々な色のプラスチック製の小さなボールを投げ入れてあげると、またそれが楽しくて大騒ぎ。そしてついに両方の小さな手にボールを持ち、プールの外に力いっぱい投げ始めました。副園長がそれを拾ってはプールへ投げ返すと、またまたそれが嬉しくて外に向かって投げていました。おかげで副園長は子ども達と同じ位、汗びっしょりでクタクタ!そんなことはおかまいなしで両手を振りまわす、汗だくの子ども達の姿に副園長からバトンタッチした保育士は思わず笑ってしまいました。
そこで副園長が考えた手段はプールの中に大きなタライを入れて、その中にボールを入れさせることでした。副園長がそこへボールを投げ入れて見せると、子どもたちがやり始めたのでホッとしたのもつかの間、今度はその自分より大きなタライを体全体で持ち上げ、ひっくり返したのです。大きくて重たいタライを無我夢中でひっくり返した後はトランポリンに移動しました。何とかはい上がるもののヨタヨタ。初めてトランポリンに乗った子どもたちは手で支えようとする副園長の手を振り払い、今までにない感覚に大喜びで何度も何度も立ち上がって頑張ります。そのなかの1人はかなり上手にぴょんぴょん飛べるようになりました。それを見たRくんは、ゆれるトランポリンに立ってみようと何度もチャレンジ!・・・するもののゆれが止まらないトランポリンでは足がふるえてなかなか上手く立てません。そんなRくんも遊んでいるうちに、お友達とキャーキャーと言いながらいつの間にかジャンプができるようになっていました。あんなに怖がっていたのに、こんなに早くも遊べてしまう子どもの発達の力、学びの力の大きさに驚きました。その他にも、マット遊びをしたりお部屋でいつも乗っている車で走りまわったりと、時間を忘れる程遊ぶことができました。子ども達も飽きることなく、2・3時間もプールでの遊びを満喫しました。
お部屋に帰って来た子ども達は、汗をびっしょりかいていました。着替えている間に疲れがでたのか今までお昼寝をしなかった子や、いつもなら少ししかお昼寝をしない子も、ぐっすりとお昼寝をすることができました。雨の日にこんなにも遊び込むことができるとは思ってもいなかった私は、子ども達の楽しそうな笑顔・楽しそうな声・お友だちとの関わりを見て、保育所での子ども達の生活の仕方や遊び方・楽しみ方を学ぶことができました。雨の日も、晴れの日も、どんな日も子ども達が楽しく遊ぶことができるように、環境を工夫することの大切さを改めて感じることができました。
他にも、先日大きな大きなダンボールを頂きました。ぴよぴよの部屋に入ってくるなり子ども達は興味津々。ふたを開けた次の瞬間、中に入り、お風呂状態。それを周りで見ていた子も、「入りたい!」と次々にダンボールの中に入って行きました。お互いの顔を見合わせてニッコリ。子ども達の頭の中でも「おふろ」とイメージが重なったようで、YくんやSくんは頭をごしごししたり、腕や顔を洗うふりをしたりと、つもり遊びを楽しんでいました。ぬいぐるみのねこさんやうさぎさんも一緒にお風呂に入れてごっこ遊びのようなことも始まりました。
次は何をするのだろう?と子ども達の行動1つ1つを見ているのがすごくおもしろく、楽しみな毎日です。1日1日、一瞬一瞬を見逃すことなく成長を見ていきたいと、心から感じています。
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