2011年4月18日 月曜日
入園式から1週間が立ち、年少さん達も園生活のリズムに慣れ、笑顔一杯で遊ぶようになってきました。
休み明けの今日は、泣いてくるのでは。と教師の不安な気持ちをよそに次々と園庭へ走って出る年少さん達の姿は、全く自然でとても頼もしいものでした。
朝、さくら組の部屋をのぞいてみると、「水筒はここ。」「タオルとコップはここ。」「Mちゃんのシールはこれよ。」と言いながら、自分達の持ち物を友達と一緒に片づけていました。ジャケットを脱ごうとしているHちゃんのお手伝いをしようと私が服に触ると「大丈夫。自分でやれるから」と言って、自分でボタンをはずし始めたのです。
そして、そのそばでは、Sちゃんが、丁寧にジャケットをたたんでいました。そして自分の思った様にたためないとまた広げてたたみ直していました。 ひとつずつ自分でやろうとおぼつかない手で何度も繰り返して、やっていくことで「できた。」という達成感を持ち、又それを教師や友達に認めてもらって自信となり、次の段階のこともやってみようとする意欲や態度が育つのだと思います。
私は、Hちゃんの抵抗がなかったら、お手伝いをしようとして、その気持ちの芽を摘んでしまうところでした。毎日子どもたちから教えてもらうことばかりです。
さて、今日は園内中によい香りが漂っていました。今日は、子どもたちが楽しみにしている副園長特製の「野菜たっぷりビーフン」の日でした。
そして、朝副園長が駐車場で見つけたヨモギもなんとおいしい天ぷらとなって、お皿の中に並びました。お皿の中にビーフンを入れてもらうと、年少さんも上手に自分のテーブルまで大切に運んでいました。「お野菜がいっぱい!」「にんじん、しいたけ、キャベツ・・・」と野菜の名前を次々と当てていきながら美味しそうにほおばっていました。
年長さんでは、おかわりの行列ができていました。ふと見ると、その中に混じって何人もすみれ組さんがお皿を持って並んでいました。ここでも、頼もしい年少さんの姿が見られ、何とも嬉しくなった教師達でした。
ひよこぐみさんも年少さんに続いて、自分達のお皿を運び、Rちゃんはビーフンもヨモギの天ぷらもおかわりしました。ピカピカになったお皿も自分達で片付ける事ができました。
「準備から片づけまで」 食育を通して、マナーや様々な事に気付き、身につけていくことができるといいなと思います。
さて、ひよこぐみさん4月は、3人で過ごしています。何でもお兄ちゃんお姉ちゃんと同じようにしようとするたくましいひよこぐみさん達で、 今日は廃材遊びをしました。セロハンテープの使い方もなかなかのもの。Hちゃんはひこうき、Rちゃんはバンバン、Tちゃんは電車を作りました。できあがるとそれを持って、ブーン、バンバンと言いながらしばらく遊んでいました。
また、これからも、子どもたちのステキな笑顔と向き合って楽しいことをたくさん見つけていきたいなと思います。ワクワク!楽しみです。そして、また子どもたちからたくさん学んでいきたいと思います。
幼稚園で一番のちびっ子クラスのぴよぴよちゃんも4月に入って、ますますにぎやかになりました。ぴよぴよちゃん達は、幼稚園のお兄ちゃんやお姉ちゃんが部屋に入った11時頃から園庭に出て遊びます。砂場では、スコップを持って、砂遊びをしたり、自分より、大きな一輪車を引っ張ったりとその様子は、なかなかものです。
桜の舞い散る気持ちのよい日、ぴよぴよちゃん達みんなで写真を撮りました。たっぷり遊んだ後は、お昼ご飯をたくさん食べて、お昼寝をします。日ごとに目に見える成長ぶりを見せてくれるぴよぴよちゃんです。かわいいぴよぴよクラスにどうぞいらしてくださいね。
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