幼稚園の日記(ブログ)

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2011年4月21日 木曜日

今朝、砂場を耕していると登園して来たI君とk君が「何しよるん? 」 と言ってやって来ました。そこで、固くなった砂を耕して遊びやすくしている事を伝えると、「一緒にしてあげる」 と言って二人はスコップを取りに行きました。一緒に耕していると「これで、さくら組さんも遊べるね。すぐに砂が掘れるよ」と、ついこの間までさくら組だったk君が、誇らし気に言っていました。

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そんな姿を見て清々しい気分になっていると、今度は「 わあ !昨日作ったこいのぼりがおよいでる」 とバスから子ども達が元気に降りてきました。そして、今日は園庭にまた新しいこいのぼりがでました。副園長が浸し染めをした紙を使ってこいのぼりを作り、ジャングルジムからテントにひもを張って、泳がせてくれたのです。それを見て子ども達は、ますます興味を持ってやってきました。子ども達は副園長が作っているのをじっと見ていましたが、やがて自分達で気に入った紙を選んできて、考えて作り始めました。「 ここに糊を付けて貼って…」 と、言いそうになるのをぐっと抑えて見ていると、副園長がつくっていた通りの同じやり方で同じ形に作っているではありませんか。それも、年長 、年中児だけでなく年少児さんも、じっと見ては、同じように自分のこいのぼりを作るのです。形を見てイメージが湧いてくる子ども達。その姿に感動と驚きでいっぱいになりました。

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また、年中組のMちゃんは家で作った風車を持ってきて嬉しそうにみせてくれました。昨日、副園長が風車を作っているのをみて作っていたMちゃんは完成出来なくて、心を残して帰っていたのです。そして家で、お父さんとお母さんに手伝ってもらって作って持ってきたのでした。幼稚園で学んで、家で話して今度は家族で作って園へ持って来る。正に園と家庭の連続性のある遊びであり学びであると思うと同時に、家族との関わりも持てて素敵な事だなと感じました。又、今日の家庭訪問では玄関に園で作った風車を飾っているお家がたくさんありました。子どもが幼稚園で楽しんできた結果を認め、喜んで玄関に飾って下さっている、お母さんの子どもの喜びを共有してくださっている気持ちが伝わってきて、幸せな気持ちになりました。他のクラスの教師もその様な家庭があったと嬉しそうに語ってくれて、園に帰った教師達の間ではその話しで盛り上がっていました。

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コメント (「マネっこ! 自分で作れたよ」 ひつじ組 松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)

2011年4月20日 水曜日

今日、23年度の未就園児保育(こあら組)の説明会が行われました。沢山の未就園児と保護者が参加して下さり、約1時間でしたが、手遊びをしたり、歌を歌ったりして楽しく過ごすことができました。初めての集まりなのに、子ども達は、教師の話を静かに聞いてくれました。手をたたきましょうの歌が始まると、みんなが一斉に立ち上がりました。そこで、「お母さんから離れられる子は、前においでよ。」と言うと、みんな、さーと教師の前に嬉しそうに集まってきたのには驚きでした。

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おやつには三葉幼稚園児達が大好きな煎り玄米を出したいという教師の気持ちを知った副園長が朝からつくってくれ、親子でゆっくり味わって食べて頂きました。お母さんの手のひらをお皿にして,スプーンいっぱいの煎り玄米をもらうと、一粒ずつ落とさないように味わいながら食べていました。初めて食べたお母さんは、「懐かしい味がする」と言っておかわりをされていました。これから、三葉の遊び、食育等を一緒にできることを、私達もとても楽しみにしています。

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そして、今日も色々な遊びに興味をもって参加していた子ども達に、これからも楽しんでもらえるようにどのようにしていくか、こあら保育担当の教師達は、話し合いました。今年度入園してきた子ども達が初日から安心して登園し、遊びに加わっている姿を見る度に、昨年度のこあら保育がいか充実していたかを思い、その大切さを実感しています。早速、26、27日から2コースに分かれてこあら保育が始まります。教師一同とても楽しみにしています。元気な三葉っこが沢山たくさん生まれてにぎやかに過ごせることが,三葉幼稚園のみんなの願いです。まだ、こあら保育の募集を受け付けておりますので、お誘い合わせていらして下さい。お待ちしております。

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昨日から始めたこいのぼり作りに興味を持った子ども達は、登園するとすぐにコーナーで思い思いのこいのぼりを作っています。副園長から教えてもらった風車は、年少さんもトライして風をうけてグルグルまわる物ができていました。今日は、自分で作るんだと目的を持って登園してきた新入児もいて、そんな子ども達の姿にとても感動しました。明日は、どんなこいのぼりが空を泳ぐのか楽しみです。

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一方年長児達は、少しずつ当番活動を入れています。うさぎ当番、給食当番等自分達のできる役割を責任を持って果たしながら生活できるようにしていきたいと思います。毎日自分達のお部屋をみんなで掃除をして、明日の遊びの準備もしてから帰ることにしています。そうすることで明日は、どんな遊びができるかなと話し合う姿もみられ、クラスが一体になってきて子ども達はとても楽しそうです。明日から3日間家庭訪問です。お家での様子をきかせて頂き、更に教師と子ども達が身じかな存在になっていければ思います。

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コメント (未就園児保育(こあら)説明会開催 きりん組 原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2011年4月19日 火曜日

空を見上げながら、教師達は、今日も戸外の遊び環境を作ろうかどうしようか迷っていました。雨が降りそうで、気温も低かったからです。しかし、子ども達には楽しく生活をしてもらいたい、きっと外で遊びたいに違いないと思い、戸外に環境を用意することにしました。いつ雨が降ってもいいように園舎の側のテントの下にままごとコーナーを移動し、天候が悪くなっても遊べる環境を作りました。雨の日でも戸外で遊べるのが三葉幼稚園のよさです。子ども達は雨が降る中でも、ままごとを楽しむことができています。

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さて、数日前から、今年はこいのぼりをどのように出すかということを職員会で話し合っていました。副園長からは、「今年は手作りのこいのぼりを飾ったらいいね。」とアドバイスをもらい、今日から遊びのコーナーにこいのぼり作りのコーナーを出しました。教師は、ビニール袋を用意して子ども達と一緒にしっぽを切ったり、目を描いたりして作ると、こいのぼりの口から縄を通して飾りました。しかし、どうもこいのぼりの様子がおかしいのです。風をうけて泳ぐというよりも、まるで洗濯物が風で揺れているみたい・・・。その時、副園長が包装紙を使って作った大きなこいのぼりを持ってやってきました。ビニール袋で作った教師のこいのぼりより格好が良く、子ども達からは「すごーい!!」という声が聞かれました。それを竹竿に結び、ジャングルジムの頂上にくくりつけると、なんとも優雅に泳ぐのでした。年少児達は、このこいのぼりに触りたくてジャングルジムに登っては手を一生懸命に伸ばしたり、キラキラした目で眺めたりしていました。そして、風車も作ってもらうと、今度は年長児達が興味を持ちました。素材が柔らかい紙だと曲がってしまい、軸がしっかりしていないと上手く回らないといったように、簡単には上手く回ってくれません。年長児達は試行錯誤しながら、何度も挑戦していました。いつの間にか副園長のこいのぼりの下には子ども達が作った包装紙の子どものこいのぼりがつながって泳いでいました。

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三葉幼稚園では、遊びは学びであり、遊びは科学へつながると考えています。こいのぼり作りを通して、子ども達には楽しみながら風の不思議を感じてもらい、なんでなんだろうという疑問を持って、遊んでほしいなと思っています。そして、私達教師も子ども達に負けにように感性を磨いていきたいなと思います。

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コメント (「こいのぼりかっこいい!」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2011年4月18日 月曜日

 入園式から1週間が立ち、年少さん達も園生活のリズムに慣れ、笑顔一杯で遊ぶようになってきました。 

 休み明けの今日は、泣いてくるのでは。と教師の不安な気持ちをよそに次々と園庭へ走って出る年少さん達の姿は、全く自然でとても頼もしいものでした。

 朝、さくら組の部屋をのぞいてみると、「水筒はここ。」「タオルとコップはここ。」「Mちゃんのシールはこれよ。」と言いながら、自分達の持ち物を友達と一緒に片づけていました。ジャケットを脱ごうとしているHちゃんのお手伝いをしようと私が服に触ると「大丈夫。自分でやれるから」と言って、自分でボタンをはずし始めたのです。 

 そして、そのそばでは、Sちゃんが、丁寧にジャケットをたたんでいました。そして自分の思った様にたためないとまた広げてたたみ直していました。 ひとつずつ自分でやろうとおぼつかない手で何度も繰り返して、やっていくことで「できた。」という達成感を持ち、又それを教師や友達に認めてもらって自信となり、次の段階のこともやってみようとする意欲や態度が育つのだと思います。

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 私は、Hちゃんの抵抗がなかったら、お手伝いをしようとして、その気持ちの芽を摘んでしまうところでした。毎日子どもたちから教えてもらうことばかりです。

 さて、今日は園内中によい香りが漂っていました。今日は、子どもたちが楽しみにしている副園長特製の「野菜たっぷりビーフン」の日でした。

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 そして、朝副園長が駐車場で見つけたヨモギもなんとおいしい天ぷらとなって、お皿の中に並びました。お皿の中にビーフンを入れてもらうと、年少さんも上手に自分のテーブルまで大切に運んでいました。「お野菜がいっぱい!」「にんじん、しいたけ、キャベツ・・・」と野菜の名前を次々と当てていきながら美味しそうにほおばっていました。

 年長さんでは、おかわりの行列ができていました。ふと見ると、その中に混じって何人もすみれ組さんがお皿を持って並んでいました。ここでも、頼もしい年少さんの姿が見られ、何とも嬉しくなった教師達でした。

 ひよこぐみさんも年少さんに続いて、自分達のお皿を運び、Rちゃんはビーフンもヨモギの天ぷらもおかわりしました。ピカピカになったお皿も自分達で片付ける事ができました。

 「準備から片づけまで」 食育を通して、マナーや様々な事に気付き、身につけていくことができるといいなと思います。

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 さて、ひよこぐみさん4月は、3人で過ごしています。何でもお兄ちゃんお姉ちゃんと同じようにしようとするたくましいひよこぐみさん達で、 今日は廃材遊びをしました。セロハンテープの使い方もなかなかのもの。Hちゃんはひこうき、Rちゃんはバンバン、Tちゃんは電車を作りました。できあがるとそれを持って、ブーン、バンバンと言いながらしばらく遊んでいました。

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 また、これからも、子どもたちのステキな笑顔と向き合って楽しいことをたくさん見つけていきたいなと思います。ワクワク!楽しみです。そして、また子どもたちからたくさん学んでいきたいと思います。

 幼稚園で一番のちびっ子クラスのぴよぴよちゃんも4月に入って、ますますにぎやかになりました。ぴよぴよちゃん達は、幼稚園のお兄ちゃんやお姉ちゃんが部屋に入った11時頃から園庭に出て遊びます。砂場では、スコップを持って、砂遊びをしたり、自分より、大きな一輪車を引っ張ったりとその様子は、なかなかものです。

 桜の舞い散る気持ちのよい日、ぴよぴよちゃん達みんなで写真を撮りました。たっぷり遊んだ後は、お昼ご飯をたくさん食べて、お昼寝をします。日ごとに目に見える成長ぶりを見せてくれるぴよぴよちゃんです。かわいいぴよぴよクラスにどうぞいらしてくださいね。

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コメント (自分でできるよ           ひよこ組   吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2011年4月15日 金曜日

園庭に咲いているたくさんの花々に興味を持ち、今日も子ども達は図鑑を持って春探しをしていました。年長児が昨年、年中組の時に植えて育てたちゅうりっぷも、一つひとつの鉢にきれいに咲いています。ふとちゅうりぷの花壇のほうに目をやると、さくら組のAちゃんがちゅうりっぷの前でちっちゃな手を開いたりしぼめだりして、ちゅうりっぷの花びらを真似ていました。そーと近寄ってみると、とっても可愛い声でちゅうりっぷの歌をうたっていました。幼稚園に入って覚えたばかりの歌をちゅうりっぷの花の前でうたっているAちゃんはきっとお部屋でも楽しそうに歌っているのかなと嬉しく思いました。 

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園庭に咲いている満開の桜を見てくま組のYちゃんが急いで教師を呼びにきました。「来てきてー。幻の桜があるんよ。」と呼んでくれたので行ってみると、普通は枝に咲いている桜の花が、木から花が咲いていました。大きな桜の木から一生懸命咲いているひとひらの桜の花をYちゃんは見つけて普通と違うことに気付き、幻という言葉で驚きを表現したのでした。。その後も、Y児ちゃんは出会う教師一人ひとりに「あそこに幻の桜があるんよ。来てー。」と教えていました。楽しい遊びが終わると、いよいよ待ちに待ったなかよし会。今回は全園児で園庭で踊りをすることにしました。

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リトミックの曲がかかると、年長児はさっと同じコースの年少児を探して手を繋ぎ、優しく声を掛けて並ばせてあげていました。年少児も迷うことなく安心して並ぶことができ教師達はビックリ!!あまりにも早くそしてどのクラスも上手に並ぶことができ、教師達もとても楽しくなって、踊りも子ども達よりもはしゃいでいました。

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みんなで楽しく踊りをした後は、各コースに分かれて交流です。年長児は年少児を迎えにいき、年中児は年少児が入場してくるのを今か今かとソワソワしながら待っていました。そして、階段から聞こえてくる声に耳を澄まし、入場してくる年少児を笑顔で迎えました。今回はどのコースも幼稚園の遊びを紹介しようと子ども達と相談し、浸し染め・しゃぼん玉・廃材遊びを実際に作ってみせました。始めて見る事に年少児は興味深々、体を乗り出して作った作品を見て「作りたい作りたい。」と今から楽しみにしている子もいました。また、廃材遊びの紹介では実際に作った作品を見せ、どうやって作るのか、セロハンテープの使い方も取り入れながら人形劇で説明しました。今日のお話を聞いて月曜日から部屋に用意している廃材で廃材遊びが始まることでしょう。

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交流の後は、朝からいい匂いがして子ども達も待ちに待っていた《手作り給食》です。ここでも年長児は大活躍!お皿を持っていき年少さん一人ひとりに料理があるかどうか確かめていました。「いただきます。」をするとすぐに骨付き鶏肉の唐揚げに一直線♪どの子も大きな口を開けてかぶりついていました。あちらこちらで、「おいしいねー。おいしいね」1番最後に残していた苺の豆乳ゼリーも、一口食べてニッコリ♪とても嬉しそうに食べ何回もおかわりをしていました。今日の交流で子ども達も仲良くなりました。きっとお友達っていいな、幼稚園っていいなと、月曜日から喜んで登園してくれるにちがいないと嬉しい思いでさよならしたのでした。

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☆なかよし会のメニュー☆ ひじきとコーンの胚芽米ご飯、鶏肉ステイック、リンゴ納豆,イチゴババロア、豆乳シチュー、レタス

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コメント (「年少さん、三葉幼稚園にようこそ!」 ぱんだ組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)

2011年4月14日 木曜日

 春風が心地良い中、バスの窓から田んぼの風景を眺めていた、くま組のYちゃんが「先生、今日は、昨日より暖かいね。だから、いっぱい花が咲いたのかなー」とつぶやきました。そのつぶやきを聞いた、ぱんだ組のMちゃんは、「本当やね、この畑にピンクの花が咲いてるね」と嬉しそうに言いました。何とも微笑ましい会話が飛び交う中、入園したばかりのたんぽぽ組のAちゃんが嬉しそうに何度もうなずく姿が見られました。子ども達の会話や表情を見て、花の美しさや暖かさに気付ける子ども達に私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 年長組では、今年からウサギやインコの世話をクラス別に当番制にする事になりました。第一回目は、きりん組さんです。教師からうさぎ当番という言葉や掃除の仕方を教えてもらうと、どの子も「ヤッター早くしたいな」と張り切る姿が見られました。そして、ほうきで掃いたり、餌を入れたりといつの間にか自分達で役割を分担しながら進めていました。きりん組の担任は、子ども達の一生懸命にウサギの糞をほうきで掃いたり、ウサギ小屋の奥まで入って野菜の食べ残しを集めたりする姿に感動で胸がいっぱいになったと話していました。ウサギ当番をする事で小動物と触れ合いながら自分達は、何が出来るのかと考えたり、命の大切さに気付いたり、弱い者に対する愛情や思いを持つ事が出来る子どもに育ってくれる事を願っています。

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 また、砂場では、どの子も次々と裸足になって力強くスコップで砂をすくって大きな山を作ったり、パイプをつないで水路を作ったりと考えを出し合って遊びを楽しんでいました。くま組のR君とMちゃんは、「明日も続きをしよう」と張り切ってこぶしを振り上げて見せてくれました。私も子ども達に負けないように体を動かしながら沢山の学びをしたいと思います。

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 今日から遊びのお部屋が始まりました。子ども達の笑顔と真剣な表情でいっぱいの第一回目の様子が見られました。

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コメント (「春風に誘われて・・・あったかい気持ちになったよ」   くま組 山田美和 はコメントを受け付けていません)

2011年4月13日 水曜日

今日は、とても暖かく時折り満開の桜の花びらが風に吹かれて舞い散る様子を見た年中児が「桜のお祭りみたい」と楽しそうに両手を広げて空を見上げていました。副園長が今日は、黒板に「いまは、はるです。ようちえんには、たくさんのおはながさいています。どんなおはながさいているかさがしてみよう!」と書いてくれました。うさぎ組では、みんなで黒板の文字を読むと、園庭にどんな花があるか探して回りました。

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すると、さくら、ちゅうりっぷ、いちご、たんぽぽなどたくさんの花があることに気付きました。名前が分からない花があると、「この花は、何?」と聞いていました。色水遊びでは、パンジーの名前を聞いていた子ども達は「これは、パンジーやね」と指をさして何色があるか声をそろえて言っていました。またパンジーと聞いて、Rちゃんは「お猿にもそういう名前がいるよね!」と言い友達から「それは、チンパンジーやん!」と言われて頭をかく場面もみられ、楽しんで春の花を探すことができました。他にも、マーガレットやヒヤシンス、駐車場にはカラシ菜の花がまるで黄色い花が咲いた木のように高いところに咲きほこっています。たくさんの花の中でも、白くて愛らしいいちごの花は、昨年、いちごの沢山の思い出があることから、特別な思い入れがあるようです。

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また、昨日は小さいボール投げを楽しんでいた子ども達でしたが、泣いている子ども達も興味を持って遊べるようにと、副園長が虫取りの網を使ってバスケットゴールを作ってくれました。そのバスケットゴールは少し高めの物、つま先立てば届くくらいの中くらいの高さの物、そして3歳児が手を伸ばすと届く低い物と三段階になっていました。それを見て泣いていた年少児は泣くのをやめて、ボールを取ると近くから投げ入れ、入ると笑顔になり喜ぶ姿がありました。年中児のI君も、3m程離れたところから投げたところ、入って「よっしゃ!」と何度もガッツポーズをして得意そうでした。多勢の子ども達が集まって楽しんで遊ぶ姿に子どもの発達と興味に添った環境の設定の大切さを強く感じました。また、砂場の砂が外にこぼれていたのをシャベルですくって入れるお手伝いを頼むと「よっしゃ!」と言って何度も往復して砂場へ返してくれました。そのなかには朝、泣いていたB君の姿もみられました。みんな三日前に入園したばかりの子とは思えない程伸び伸びと遊ぶことができていました。環境による教育とは子ども達のことを考えて環境作りをすることであり、それが日々の子どもの成長につながる大切なことであることを改めて学ぶことができました。

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コメント (幼稚園には、いくつの花が咲いているのかな? うさぎ組 中矢麻衣 はコメントを受け付けていません)