2011年3月16日 水曜日
みんなで力を合わせればどんなことでもできたよね
第39回卒園式が行われました。私にとって二回目の卒園式。いつもよりちょぴりおしゃれをして、恥ずかしそうな…、でもなんだか嬉しそうな顔をしてアーチの下をくぐってきた子ども達。そんな姿をみて、去年の子ども達にしてあげられなかったことを少しでも気付いてしていこう!そう意気込んでスタートした4月を思い出しました。毎日目をキラキラさせながら元気よく「おはよう!」と登園してくる姿。どんなことにも興味をもって取り組む姿。最後まで諦めない強い姿勢。素直で優しい心をもっている子ども達。子ども達にたくさんのことを学ばさせてもらいました。
式が始まり緊張しながらも教師達の思いがたくさんつまったこの日のために準備した会場をピアノのリズムに合わせて行進をしてくる姿はなんだか頼もしく、又微笑ましく思えました。賞状授与でも自分の出番は今か今かと待ち望み、意識をもって賞状を受け取る姿は、今までで1番カッコ良いと思いました。別れの言葉では138人が声をそろえて、息ピッタリに言う姿に感動しました。今思えばそんな子ども達に教えられるばかりの毎日でした。そして、「君と僕のラララ」では子ども達の透きとおる声に純真な子ども達の心を見たように思いました。退場する時に見た子ども達の後ろ姿は自信がみなぎり大きくみえました。
この一年間はたくさん失敗をして、子ども達にも保護者のみなさまにご迷惑をおかけしました。どうすればいいんだろう…と考えても何も思い付くことのない私を失敗ばかりでどうしようもない私を周りの先生方が、そしてなにより古森先生がいつも助けてくれました。最後の最後まで今日の卒園式が終わるまで周りで見えない部分で支えてくれていました。それは当たり前のことではないことをしっかりと胸に刻んでおきたいです。
そして、今日古森先生の話の中にありました東北地方太平洋沖地震の義援金に協力していただいたみなさま本当にありがとうございました。映画のような現実に思えないほど悲惨な現状を子ども達も連日のニュースで知っていると思いますが、今日改めて自分達の園生活と照らし合わせて古森先生の話を聞く子ども達はとても真剣でした。子ども達は幼稚園生活の中で小さな一粒のいちごも皆で分け合いながら生活してきました。そして、どんな時もみんなで力を合わせて助け合ってきました。同じ日本の中で助けを必要としている人たちがいる今、私たちも私たちに出来ることを小さなことでも始めることが大切だと思います。1人でも多くの方が助かりますようにみなさまもご協力をよろしくお願いします。
卒園生のみなさん保護者のみなさま、ご卒園おめでとうございます。ピカピカの年長さんを卒園し、ピカピカの一年生になるみんな!
「みつばようちえんはいちねんせいになっても、おとなになってもみんなのようちえんだからね!おうちといっしょひとやすみしたくなったらかえっておいで!」
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