2011年2月3日 木曜日
今日は節分!豆まきをする!!と言うことで、子ども達は朝から「豆まきするんよね」「どんな鬼さんが来るんかなぁ?」「Tちゃんには泣き虫鬼さんがおるんかなぁ?」などと、とっても楽しみにしていました。また、バスから降りると、新聞や広告で豆を作ったり、廃材で金棒を作ったりと朝からいそいそといろいろな物を作っていました。ひよこ組の子ども達は前日に作ったまめを袋に入れてみると、まくには数が少ないことに気がつき「こんだけじゃ、鬼さんやっつけれん!!もっとたくさんいるよ!」などと、騒いでいました。そこで、新聞紙を渡すと小さくまるめては、袋に入れていきました。そして、「友達の袋を見て入ってなかったら、作って入れてあげてね」と声をかけると、自分の近くに座っている友達の袋を見ては、作って入れてあげる姿がみられました。鬼のお面を頭の後に向けてかぶって、戸外へ出た子ども達は、副園長の話をとっても真剣に聞いていました。初めは優しい人間だった人が、「野菜嫌い、あれ嫌い、これ嫌い」とわがまま言ったり、いじわる言ったりしていると……ニコニコの目が怒った目になり、口もまがり、頭もだんだん固くなって・・みんなは大丈夫?触ってみて?」と言うと子ども達はドキドキしながら頭を触り「かたくなってないよ。大丈夫」と口々にホッとしたように言っていました。「お腹の中にいじわる鬼さんいないかなぁ。みんなの先生におこりん棒鬼さんがいると思う人、内緒でこっそり手をあげてみて」と副園長が言うと……何クラスかの子ども達の手がそっとあがりました。どこのクラスだったかは、秘密です。その後”おにぐい”について話してくれました。鬼は外へ逃げていっても又家に帰ってきたらいけないから、おにぐいを門や玄関にかざるんだよ。ひいらぎの葉っぱは、とがっていて、目をついたら痛くて鬼は入ってこれないんだよ。いわしの頭をつけるのはその匂いも鬼は、嫌いだから入ってこないで逃げていくんだよ。と話してもらて、子ども達はとっても真剣に聞きいていました。
次はいよいよ”まめまき”です。まずは年長さんから最初に、先生達の中に住んでいる「怒りんぼ鬼・食いしんんぼう鬼……いろいろな鬼を追い出します。子ども達は「おにはそと!ふくはうち」と言いながら教師に自分たちのつくった豆をなげていました。次は教師が鬼になった子ども達を追いかけて豆を投げる番です。子どもはとっても早く走ってにげていました。年長の後は、年中、年少、ひよこ組と続きました。
ひよこ組でも、時々寂しくて泣いているT君、いじわるを言ってしまったSちゃんに。「泣き虫鬼でてけ、いじわる鬼でてけ」と豆を投げると「もう泣かんけん」「仲良しする」と言う子ども達。部屋に戻ってからも、3歳のひよこ組さんは、「豆は、4つ食べる!!」と言って、しっかり副園長の話がきけていました。
今日のこあら保育は、両コースの子ども達が登園してきました。泣いている子どもたちもうさぎにエサをあげたり、砂場で遊んだり、包丁ままごとをしたりと好きな遊びを見つけて遊んでいました。また、お部屋に戻ってからは、室内の鬼を追い出そうと、新聞紙でまめを作ると、さっきまで泣いていた子も「えい!」と言って投げていました。こあら組さんは大豆の代わりにあられを年の数より1個多くたべていました。「ポリポリって音がする。」と言ってニコニコ笑顔で食べていました。
明日はみんなのお楽しみ手作給食です。なんと……えほうまきです。今から明日がとっても楽しみです!
コメント (『おには?そとふくは?うち』 ひよこ組水木良美 はコメントを受け付けていません)