2011年1月28日 金曜日
みつばっ子たちは、今日も元気です。思わず「寒い!」とつぶやいてしまった私に、「全然寒くないよ。ほら、先生走ろう!」と、声をかけてくれたのはりす組のYちゃんでした。一緒に走っていると、すぐにポカポカしてきて、とても楽しくなってきました。「サッカーをしようよ。」と言って、じゃんけんで2チームに分かれていると、遠くのテラスから「入れて入れて!」と何人もが集まってきました。自分の目指すゴールを指さして、さぁ、キックオフ!私もついていけなくなるような速さでボールは右や左へ進みます。よく見ていると、ひたすらボールを追いかける子もいれば、ボールの進行方向の延長線上に立ち、パスを待っている子、また、パスを待っている子の前に立ちはだかって、ピタリとくっついてマークをしている子など、それぞれの個性が見られ、感心しました。中には、ゴールを決めて、パフォーマンスをしてアピールする子もいました。大人のような完璧なサッカーではないけれど、1人ひとりが頭をくるくる回転させて考えて、また、夢中になって体を動かしていました。一つの遊びの中で、子どもたちの成長が感じられたのと同時に、もうすぐ年度の終わりなんだということを思い出しました。年少児・年中児は学年が上がり、年長児は小学校に行きます。気がつくと身長もぐーんと伸びていて、しっかりした顔立ちになっている子どもたちを見て、嬉しさと、少しの寂しさを感じました。あと2ヶ月余りの今年度のクラスの子どもたちとの生活を、もっともっと楽しんで、思い出を作っていきたいと感じました。
木登りやままごとなど、他の遊びも盛り上げる中、発表会の練習をするために、ちょっと早めに片付けの時間になりました。今日は発表会に向けて、大道具作りや、衣装作りなどをするクラスがたくさんありました。年長のテラスで、何かに茶色の絵の具を塗っていたのは、くま組さんです。よく見ると、夏に牛乳パックで作った『牛』のオブジェの一部を塗っているのでした。どうやら子ぶたのレンガの家になるようです。また、プールの部屋に行くと、くま組の子どもたちが、大きな紙を広げて、背景画を描いていました。こちらは裸足になって、大きな筆を豪快に動かして塗っていました。その横では、年少さんが手形をポンポンと押していました。各学年・各クラスで色んなアイディアや工夫が見られて、発表会本番がますます楽しみになってきました。踊りの子たちも、「土日のお休みで練習してくる!!」などと言っていて、やる気も十分です。
年中の赤コースは、降園前に絵本を読みました。年中が演じるオペレッタの『ねんころカメのこもりうた』という絵本を、ぱんだ組のKちゃんとお母さんが探して持ってきてくれたのです。自分が演じている動物はいつ出てくるんだろう、そろそろかなぁ…と、食い入るように見て、より一層意欲が高まりました。演出や細かい所の振り付けなども見直しながら、子どもたちと一緒に楽しい発表会を作っていきたいと思います。昨日は、かわいいぴよちゃんもホールで踊っていました。先生とお手手をつないで、ぴょんぴょん体を動かす姿は、とてもかわいくて、みんなで拍手をしました。
お楽しみに!
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