2011年1月17日 月曜日
「わーこおり!」
朝一番に外に飛び出したkちゃんが園庭の氷を見つけて、大きな声でみんなに知らせていました。土、日曜日でかなり冷え込んだ事もあり、それを予測した教師が、ケースに入れておいた水が、かちかちに凍っていたのです。四角いケースの中で凍ってできたのは、四角い大きな氷。お鍋の中の氷は、丸い氷。2センチくらいの厚さの一枚の大きな氷になっていたのです。kちゃんの声に誘われる様に次々と子どもたちが集まって来て、大騒ぎになっていました。近年、氷を作ろうと水を張っていてもできていたのは薄くてすぐ割れる氷でした。それに比べてあまりの厚さに驚き、くま組のkちゃんは、「わー。アイススケートの氷と同じだね」と言っていました。
昨日うさぎ当番に来た丸山先生から水道が凍っていた事や、インコの水が凍っていたことなどを聞くとI君は「雪が降って寒かったよね」「手も凍りそうやったよね」と次々と自分達なりに感じた事や経験したことを話していました。冬のこうした現象を見たり感じたりするのは、1年のうちでも数少なく、特に松山地方ではそのような機会もとても少ないので、その時をとらえて、子ども達と、味わっていきたいなと思いました。
一方年長さんは、今日のお習字の時間から発表会のプログラムを書くことに取りかかり始めました。1つのプログラムに5人ずつが、お習字の菅野先生から、一文字ずつ教えて頂き、「一、二」と声を出しながら、止めやはらいに意識を持って、一文字一文字気持ちを込めながら仕上げていきました。その出来ばえは、とても幼稚園児が書いた字だと思えない程、力強く、形良く書かれていてびっくりしました。
生活発表会では、劇や踊りの表現だけでなくその中には日頃の生活ぶりも含まれています。お習字で書いたこのプログラムの字にも乞うご期待!です。
又、年少児は、今日初めて会議室で発表会の踊りと歌をしてみました。
子ども達のかわいい振りから副園長にアドバイスを頂き、卵から生まれた恐竜がかわいい振りで踊り始めたり、「チチンプイプイ」「かくれんぼバァ」などの子ども達の大好きな振りを取り入れての年少ならではのあどけなく、かわいい振りで踊っています。
楽しく元気にパワフル笑顔の子ども達を見てもらえるといいなと思います。
そして、寒くてもおそとで思い切り遊んだ後は、楽しみな事がありました。朝から調理室からとてもよい香りがしていたのです。今日は、子ども達の大好きな「玄米スープ」です。
あったかいスープが目の前に並びお椀を持つと「あったかいね。」「早く食べたいな」と言っていました。
美味しい!美味しい!と言いながらきれいに食べると次々におかわりに行っていました。お腹いっぱい玄米スープを食べたR君は「お腹があったかいね」と言っていました。このような時の子ども達の言葉やつぶやきがまた楽しいのです。
心もからだもおなかの中まで暖かくなった子ども達は幸せ一杯の笑顔でした。
コメント (「寒い日もあったかい玄米スープで心もぽかぽか」 たんぽぽ組 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)