2011年1月14日 金曜日
登園してすぐに園庭に飛び出した年長組のS君がドームに上がろうとして「先生!雪が降っとる。」と声を上げました。雪だと思っていたのは霜でした。「昨日の夜は寒かったけんか。」と言いながらその冷たい白い粉をコップに集めていました。少しずつ少しずつ集めてスプーンにほんのちょっぴりだけどそれは本当の雪のようでした。
そして、教師たちがフリースクールにむけて研究中の凧揚げ!今日も紙の種類によって飛び方が違うことや微妙な足の付け方で飛ぶ凧もあれば、飛ばない凧もあるのです。吉本先生が作った凧はくるくる回るだけでした。そこで、よく飛んでいた岩城先生の凧を見て「ちょっと交換しよ。」と借りて飛ばし始めました。他の教師たちもその凧を飛ばしたくて次々と借りて凧リレーになりました。その様子を見ていた子ども達も「私も飛ばしたい。」といつの間にかこのリレーに加わっていました。みんな一周ずつバトンの代わりに凧をつないで何度も何度も走っていました。凧リレーのきっかけとなった吉本先生の凧と、岩城先生の凧。どうすれば飛ぶ凧を作れるのかは明日のフリースクールでのお楽しみ。新たな発見を期待していてください。
(がんばれ!!)
また、今日は発表会に向けて、座席のくじ引きを行いました。くま組のNちゃんは、「お母さんに、赤ちゃんがウロウロしたらだめだから1列目の端を引いてきてって言われたんよ。」と張り切るなど、思いをもってくじ引きに臨んでいました。年長児には妹や弟がいる子が多く、兄弟で1枚のくじを引く為、兄弟で話し合ってどちらが引くかを決めました。妹が引きたいというので妹に譲ったFちゃん、「年長は最後のくじ引きだから。」と弟を説得したHちゃん。お互いが引きたくてジャンケンで決めたY君、どの兄弟にもちょっとしたドラマがありました。そして、クラスの代表が引く順番をみんなの前でジャンケンをして決めてからくじ引き開始です。「1列目やった!ラッキー。」「お母さんには案内状もらうまで内緒にしてお楽しみにしよ。」と結果報告をしてくれました。また、その活動の中で年長にはもう一つのねらいがありました。大きな声で名前を言うこと。それは発表会の劇で自信を持って大きな声で台詞を言うことにつながると教師は考えていました。大きな声で言える子がいるとその度に役員さんや教師や友達から大きな拍手があがります。お母さんたちの席が決まったことでさらにやる気になった子ども達。本番までにはもっと大きな声を出して自信を持って動けるようになることでしょう。
(妹に引かせてあげたよ!)
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