2011年1月11日 火曜日
『あけましておめでとう!きょうで、おしょうがつはおしまいです。きょうから、ようちえん,さむーいけど、子どもはかぜの子。みんなげんきいっぱいにこにこえがおであーそーぼー!』副園長が書いたメッセージを読んだ子ども達は、所持品の始末を終えると「はご板しよ」「たこあげしよ」と言って、正月遊びを楽しんでいました。又、久しぶりの幼稚園で、包丁ままごと、泥だんご作り、長縄跳び、砂場での山作り、ブランコなど好きな遊びを見つけて遊ぶ姿も見られました。このように3学期初日の今日は、幼稚園での生活の楽しい気分を存分に取り戻してほしいと、始園式までの朝の時間をたっぷりとるために保育も一日目から午後までにしたのでした。
今日の始園式では、『かがみもち』についてたくさんの話を聞きました。だいだい(橙)……代々にわたって家族がつながって繁栄していくように、又うらじろ……裏表なく正直に過ごしますよ。と言う神様との約束。かがみもち……鏡は昔は神様がいると思われていて、月や太陽のようにおもちを丸くして、それをお正月には神様にお供えし神様の入ったかがみもちを飾ってお祝いしました。、誰でも1年に1回お正月に新しく生まれ変わることができると信じられていたのだそうです。そして、お正月が終って神様がいなくなった鏡餅は開いて(割って)食べることで、1年間の無病息災を願うのだそうです。そこで、幼稚園でも、鏡開きをすることになりましたが、鏡餅がなかなか割れません。副園長も、かなづちでたたきましたが、とっても堅いおもちでした。「このおもち、強いんだね」と後で割って調理する約束をしてくれました。
始園式後、各学年に分かれて、発表会の話し合いをしていると、とってもいい匂いがしてきました。それは、さっき始園式で副園長が、約束してくれたおもちを使ってとってもおいしいお餅の料理を作ってくれていたのでした。そして、できたてのアツアツの揚げ餅が届き、みんなで、フーフーしながら頂きました。くま組のK君は、食べると胸をたたきながら、「神様が入ったよ」と言いました。それを聞いた子ども達も「入った。入った。神様入ったよ」と胸をトントントンとたたいていました。
ひよこ組は、今日から25名になりました。前回のもちつきでは食べれなかった子も今日のおもちは、「おいしい」と言ってみんな食べることができました。”神様の入ったおもちを食べて新しい気持ちで”しっかり頑張っていきたいと思います。
今日から3号車バスが新しくなりました。
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