2011年1月31日 月曜日
今朝はぐんと冷え込んでまたまた寒さが戻ってきました。 お歩きさんやバスで登園した子ども達の口からも「さむい」の声が聞こえてきました。 それでも元気いっぱいサッカーをする年長の子ども達を見ていると吐く息が白く上がり鼻のあたまやほっぺを真っ赤にして走っていました。
今日は一月の最終日、発表会の案内状には子ども達が自分達の発表会をお家の人に見に来て欲しいという気持ちを伝えようと恐竜の目や卵の模様を描きました。 年少組では「恐竜サンバ」の踊りをするので一人ひとりに手渡した瞬間から「うわー」と喜んでながめたり、開いてみたりしていました。 それぞれが目を描き入れるときは慎重に描いていました。又、卵の模様の丸の大きさや数などは自分達なりに考えて描いていました。 そして恐竜の背中には子ども達がもっと楽しんでできるように副園長のアイディアで小さな星のシールを5個づつ用意しました。 実は型ぬきをした時、年少さんが自分で粘着をはがせるかな?と思っていましたが、じっと目線は指先に集中しほとんどの子どもが一人ではがせて楽しそうに場所を考えながら貼っていました。 その真剣な顔と集中力には驚きました。 卵から生まれた赤ちゃん恐竜にどうしても貼りたいと4個を大きな恐竜へ貼り1個だけ赤ちゃん恐竜に貼る子どももいました。 ちょっとした工夫がかわいかったです。 今日、年少なりに自分の思いを込めて手を加えた案内状を大切に手提げ袋に入れて持ち帰りました。ごらんになって話題にしてみて下さい。
明日は赤コースの園内の総練習で衣装を着替える場面などのDVDの撮影を予定しています。子ども達にその事を伝えると今日はいつもよりオペレッタの「大きなかぶをうんとこしょ」と恐竜サンバを張り切って練習し、声も大きく出ていました。 そして午後の時間には自分達が着る衣装を確認し袋に入れて椅子の上に準備して降園しました。 子ども達の生活発表会、できるだけ自分達で意識をもって参加できるようにしていきたいと思います。
今日のパン給食の付けあわせの芋がゆはいつも子ども達に人気の玄米のおかゆの中に大きなお芋がゴロゴロ入って食べごたえがありおかわりもできて喜んでいました。 高木農園の遠藤さんからもらった大根の甘い煮つけも添えてアツアツの手作りおかゆをみんなで味わって食べました。 寒い一日も吹き飛ばし風邪にも負けない元気いっぱいの姿で発表会の総練習に臨みたいと思います。 インフルエンザにかからないよう、発表会では全員参加できることを願っています。予防接種をしていない方はおすすめします。
2011年1月28日 金曜日
みつばっ子たちは、今日も元気です。思わず「寒い!」とつぶやいてしまった私に、「全然寒くないよ。ほら、先生走ろう!」と、声をかけてくれたのはりす組のYちゃんでした。一緒に走っていると、すぐにポカポカしてきて、とても楽しくなってきました。「サッカーをしようよ。」と言って、じゃんけんで2チームに分かれていると、遠くのテラスから「入れて入れて!」と何人もが集まってきました。自分の目指すゴールを指さして、さぁ、キックオフ!私もついていけなくなるような速さでボールは右や左へ進みます。よく見ていると、ひたすらボールを追いかける子もいれば、ボールの進行方向の延長線上に立ち、パスを待っている子、また、パスを待っている子の前に立ちはだかって、ピタリとくっついてマークをしている子など、それぞれの個性が見られ、感心しました。中には、ゴールを決めて、パフォーマンスをしてアピールする子もいました。大人のような完璧なサッカーではないけれど、1人ひとりが頭をくるくる回転させて考えて、また、夢中になって体を動かしていました。一つの遊びの中で、子どもたちの成長が感じられたのと同時に、もうすぐ年度の終わりなんだということを思い出しました。年少児・年中児は学年が上がり、年長児は小学校に行きます。気がつくと身長もぐーんと伸びていて、しっかりした顔立ちになっている子どもたちを見て、嬉しさと、少しの寂しさを感じました。あと2ヶ月余りの今年度のクラスの子どもたちとの生活を、もっともっと楽しんで、思い出を作っていきたいと感じました。
木登りやままごとなど、他の遊びも盛り上げる中、発表会の練習をするために、ちょっと早めに片付けの時間になりました。今日は発表会に向けて、大道具作りや、衣装作りなどをするクラスがたくさんありました。年長のテラスで、何かに茶色の絵の具を塗っていたのは、くま組さんです。よく見ると、夏に牛乳パックで作った『牛』のオブジェの一部を塗っているのでした。どうやら子ぶたのレンガの家になるようです。また、プールの部屋に行くと、くま組の子どもたちが、大きな紙を広げて、背景画を描いていました。こちらは裸足になって、大きな筆を豪快に動かして塗っていました。その横では、年少さんが手形をポンポンと押していました。各学年・各クラスで色んなアイディアや工夫が見られて、発表会本番がますます楽しみになってきました。踊りの子たちも、「土日のお休みで練習してくる!!」などと言っていて、やる気も十分です。
年中の赤コースは、降園前に絵本を読みました。年中が演じるオペレッタの『ねんころカメのこもりうた』という絵本を、ぱんだ組のKちゃんとお母さんが探して持ってきてくれたのです。自分が演じている動物はいつ出てくるんだろう、そろそろかなぁ…と、食い入るように見て、より一層意欲が高まりました。演出や細かい所の振り付けなども見直しながら、子どもたちと一緒に楽しい発表会を作っていきたいと思います。昨日は、かわいいぴよちゃんもホールで踊っていました。先生とお手手をつないで、ぴょんぴょん体を動かす姿は、とてもかわいくて、みんなで拍手をしました。
お楽しみに!
2011年1月27日 木曜日
寒くてもいつもはたくさんの子ども達で賑わっている園庭も、今朝は静かでいつもとは違う雰囲気でした。実は今日は航空写真を撮る日だったのです。そのため園庭では航空写真の下絵を描いてくださっていたのでした。バスから降りると、白線でジャケットの胸に付いている鳩の三葉マークが園庭いっぱいに描かれているのを見た子ども達は、「すごーい!」と指差してみんなで眺めていました。くま組のHちゃんは「あっ、これと一緒!」と言ってジャケットの胸を指差しました。「本当だ。」と周りの子ども達も自分の胸のマークと見比べていました。
昨日は、飛行機が来るまで動かないで座って待つ練習をしたり、お家の人に「幼稚園のポロシャツとジャケットを着て、制服のズボンを履いてくること」を伝える約束をしたり、期待を持って降園しました。ちゅうりっぷ組の子ども達は「お家でお母さんに言ったよ。」とお約束を伝えることができたんだと嬉しく思いました。航空写真を撮る前に描かれた絵を2階のテラスにみんなで見に行くことにしました。園庭を見下ろした瞬間「うわー」と歓声がありました。ここにみんなが並ぶと、どうなるのかなと私自身もわくわくしてきました。すると、副園長の放送が流れました。「今日はみんなのために飛行機が来てくれるんだよ。先生もいないでみんな座っていられるかな?」と問いかけられると「大丈夫!!」と頼もしい返事がありました。
みんなで並んで待っていると飛行機がやって来ました。指揮をしてくれる方が、「太陽の方を向いて。飛行機を見ていいよ。」とマイクで声を掛けてくださると、みんなの頭の上を旋回している飛行機を見上げていました。飛行機は3回程旋回した後、今度はみんなの正面から頭上を通りながら翼をパタパタさせてバイバイして去って行きました。子ども達は飛行機雲を残して遠ざかる飛行機にいつまでも手を振る姿がありました。まるで飛行機ショーを見ているようで、とってもかっこよくて胸がいっぱいになりました。
その後、集合写真を撮りました。少し長い時間待っていた子ども達も「ハイ、こあらのマーチ」という掛け声に笑顔になりました。このような素敵な、貴重な瞬間を子ども達と一緒に経験できたことを嬉しく思います。どんな写真ができるのか楽しみです。
今日は午後から発表会の練習をすることにしました。「お昼ご飯を頑張って早く食べて練習しようね。」と言うと、いつもはゆっくりのMちゃんも「先生もう食べたよ。」とお弁当箱を見せてくれました。
今日の預かり保育では、ジャングルジムにたくさんの子ども達が上っていました。どうしたのか気になって近寄ると「カラスの巣が落ちとるんよ。」と指差していました。以前にトマト事件で見つけた杉の木にあった巣が落ちていたのでした。そういえば最近、以前よりカラスがたくさん目に付いたのはあのカラスの巣から巣立っていった子どものカラスなのかな?とあたたかい気持ちになりました。そんなちょっとした自然の出来事に気付ける子ども達に、さすがだなと感心しました。明日登園して来るまだこのことに気付いていない子ども達と見たいと思います。どんな反応があるのか楽しみです。
2011年1月26日 水曜日
3学期に入って2回目のこあら保育がありました。こあら組のR君は年長組のお兄ちゃん達がドームに軽々と登る姿をじーっと見ていましたが、自分も簡単に登れると思ったのか、自分も背伸びをしながらロープを握って登り始めました。しかし、丸いドームは足がつるつるして上手く登れません、それでもロープを放さないR君に年長組のお兄ちゃん達が踏み台を持ってきてくれました。さぁ、踏み台に登ってもう一度!ドームの頂上からお兄ちゃんが応援をしてくれていて下からも落ちそうになるR君を支えてくれていました。一方、一人で泣きながら登園してきたこあら組さんもお兄ちゃん、お姉ちゃんに手を引いてもらうと笑顔になり、一緒に遊んでもらいながら色々なことを経験して学んでいくんだなと思いました。
そして、年長組は発表会に向けてそれぞれのクラスが劇の練習をすすめています。どのクラスも副園長に見てもらいたい!アドバイスをもらいたい!と子ども達も教師もタイミングを見計らって呼びに行きます。一度見ただけで子ども達の様子をみて構成や動きにヒントを与えてくれる副園長はやっぱりすごいなと思いました。しかし、頼ってばかりでなく教えてもらったことを楽しみながら自分のものにしていきたいと思います。
また、ぞう組は昼食の後に明日の航空写真の練習をしてみました。自分達は文字のどこを作るのかを確かめると帰る前には口々に「明日制服よね!」と確かめ合いながら降園していきました。ということで、明日は全員制服、ジャケット、パンツを必ず着用させて下さい。
★お知らせ★
今日から2月3日までファミリーマート古三津店に有志の子ども達の鬼のぬり絵が展示されます。
2011年1月25日 火曜日
年長児達の卒園の準備も着々と進んでいる中、今日は、登園してくる子ども達の雰囲気が、いつも以上にぐんっと大きくお兄さんお姉さんに見えました。そうです!今日は、卒園DVDの収録の日なのです。子ども達の気持ちが高まった状態で、さっそく3階ホールに集合して、収録が始まりました。まずはリハーサルで、思い出のアルバムや園歌を歌ってみると、子ども達のきれいな声が、ホール中に響き、胸が熱くなる思いがしました。そして、みんなが並んでいる前方に、大型のカメラやマイクが設置され、緊張が高まった中で、収録が始まりました。『思い出のアルバム』の歌には、三葉幼稚園で過ごした、春・夏・秋・冬の思い出を振り返る言葉が入っています。副園長と考えたその言葉を、各クラスで声を合わせて言いました。先週の木曜日に、副園長から、気持ちを込めてその様子を思い浮かべながら歌ったり、言葉を言ったりすることを教わってから、叫んでとにかく大きな声を出そうとする子がいなくなり、本当に心地よい声で歌ったり言ったりできるようになりました。誰かが歌詞を間違えたり教師のピアノの失敗で子ども達に迷惑をかけたりして、少し時間がかかりましたが、無事に収録することができました。そんな中で、卒園DVDが始まって以来の歴史的な記録が生まれました。それは、一人も欠席がなく、138名全員揃って撮影することができたことです。元気な、笑顔いっぱいの子ども達が全員揃っての収録は、本当にうれしく思いました。 その後、各保育室で、一人ひとり将来の夢をカメラの前で言って、子ども達の収録は終わりました。
また、そのDVDには、古森先生をはじめ、三葉の先生や運転手さん達の、もうすぐ卒園する年長さんに向けてのお祝いのメッセージも収録されています。楽しみにして下さい。
そして最後に年長138名揃ったところで、集合写真を撮りました。
2011年1月24日 月曜日
今朝は、戸外で素敵な子ども達の姿を、また一つ見ることが出来ました。ちゅうりっぷ組のHちゃんは、3学期に入って長縄跳びをする年長さんの中に入って、毎日練習していました。1月初め6回跳べたことで、次は10回、その次は15回と目標を持って、毎日練習を続けていたのです。その努力が実り、今日はなんと30回も跳べました。周りで見ていた教師も友達も、みんなで大喜びをして拍手をしました。また、年長のRちゃんは、今日はなんと225回跳びました。見ていた年少さんたちは目を丸くして、尊敬の眼で、拍手をしていました。目の前に目標があると、子ども達はどんどん目標に向かって芽を伸ばしていきます。この保育の中で、改めて子ども達は年長さんから、どんどん刺激を受けて目を見張るような成長をとげるのだと感動したのでした。
お外でたっぷり遊んだ後は、年少では、普段3クラスと2クラスに分かれて行っていた発表会の練習を合同で行いました。お互いに刺激し合って、より楽しみながら出来たらと考えたのです。
オペレッタ「大きなカブ」では、教師が作った大きなカブを、ウントコショ・ドッコイショと友だちと力強く引っ張ってとても楽しそうでした。カブの子どもたちは抜かれては大変!と、大きな声で歌ったり、頭を押さえてうずくまったり大騒ぎ!教師の方も熱が入り、いつの間にか汗をかきながら声を張り上げて応援していました。
また、歌の練習の際には、たんぽぽ組のH君が「見て、見て」と足元を指さしました。見ると、足のかかととかかとをしっかりとくっつけて気をつけの姿勢が出来ていました。その様子はとても得意げでした。
さて、練習の後には、副園長特製のコーンスープが待っていました。机に一人一人置いていくと、練習の時に、「お腹が空いたよ。」と言っていたMちゃんが、「わぁ、コーンが入ってる!!」と嬉しそうに言いました。そのMちゃんは、おかわりに何度も何度も来ました。お椀に入れる度に、ぱぁっと表情が明るい笑顔になっていました。
2011年1月21日 金曜日
園庭ではお正月の遊びがまだ続いていて、特に羽根つきは入れ代わり立ち代わりゲーム感覚で楽しんでいます。なかには、まるでバトミントンのように何度も打ち返しながら続くコンビが見られます。しかし、教師達は近づいている発表会が気になって、気になってソワソワ。11時近くなると、お片付けを素早く済ませるとホールや会議室の広いお部屋を先にとろうと教師が今度はパワーアップ。それにつられて子ども達も素早く動いて練習に入ります。気が付くと、園庭は年少児だけになりました。広々とした園庭で年少児達は、この時ばかりとサッカーをしたり、縄跳びをしたり、凧あげをしたり、園庭でおもいっきり遊ぶ姿がみられました。
砂場では、ひよこ組の子ども達が集まり大きな砂山を作り始めました。ひまわり組の子どもたちは、みんなでサッカーを始めました。大きい組さんがいないので自分達のサッカーはボールがあっちへコロコロこっちへコロコロ、なかなか大変ですが十分それに満足していました。いつもは男の子でいっぱいの桜の木では、すみれ組の女の子たちが集まってきてよじり登り始めました。埋めてあるタイヤを踏み台にして木へ移ろうとするのですがなかなかできず、何度かやっていくうちに上手に移れるようになっていました。つりかんを長い間やっていた子たちはお部屋に戻ってくると手を洗いながら「今日はたくさんつりかんしたけん、手が痛くなったんよ」と話していました。戸外でたくさん遊んだ後には楽しみにしていた手作り給食です。朝から園内中に良いにおいが漂って、まだかまだかと待ちわびていた子どもたちは、昼食準備もいつもより早く、お皿を持ってきてテーブルに置くと全員が揃うまでしっかり待つことができていました。今日のひじきご飯に入っている野菜は何種類あるのかな、黒いものは何だろう、どうして同じ豆なのにご飯の中の豆と枝豆は色が違うんだろうなど色々なことを考えながら食べるのも三葉っ子達の楽しみの一つです。カリッと揚がった鶏肉も一口でパクリと食べ、あっという間にお皿はピカピカになりました。
お代わりをするときには「ひとつずつ全部のおかずを入れて」と長い行列ができていました。なかなかおかずが食べられなかったJ君も今日は全てのおかずに手をつけることができて笑顔で完食しました。その上残っている友達のおかずもぺロリ!!知らない間にJ君も成長しているんだなと感じました。たくさん遊んでたくさん食べて、今日もおもいっきり楽しく過ごすことができました。来週も色々な活動に取り組めるように、計画していきたいと思います。
★今日のメニュー★
・ひじきご飯・鶏肉のソテー・にんじんの天ぷら・大根とちりめんの煮物・枝豆・レタス・味噌汁
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