2010年12月20日 月曜日
今朝は、雨がザーザー降っていて、朝早く登園してきた子どもたちは、テラスから教師がテントを出したり、うすを並べたりする様子を心配そうに眺めていました。「今日おもちつき出来るの?」と年中児のAちゃん。晴れたらいいね!!と空に向かって祈っていました。「子どもが着くごろには晴れるよ」副園長が言っていた通り、お日様が顔を出し、準備が出来ると「さあ!!つくぞ」の合図で青コースからつきはじめました。うさぎ組は写真を撮ると、「あれがきねで、下にあるやつがうす?」と教師にたずね、「早くおもち、つきたいよ!!」と、待ち遠しくてたまらない様子でした。そして、自分達の番になると、腕まくりをしてきねをこわごわ待っていた子も「そーれぺったんぺったんぺったんこ、ぺったんぺったんぺったんこ」とついているうちに、次第に力強くなってきて、周りの友達の応援の掛け声に合わせて、楽しそうについていました。次はお餅を丸める番。片栗粉を両手につけ、副園長が小さくちぎった餅を「泥団子みたいに丸めてごらん?」と言うと、「泥団子みたいに丸めると、きれいにまんまるになるよ」と、顔を見合わせて嬉しそうに笑いました。泥団子遊びから、繋がっているんだなと感じました。ボールのようにまんまるになったら、今度は「ぺったんぺったんぺったんこと2回、手でおもちつきをしようね」副園長の合図で、子供たちも「ぺったんぺったんぺったんこ」と、きれいなおもちになりました。
隣りのさくら組は、いも餅を丸めるお部屋でした。きな粉を手につけると、らいおん・うさぎ組の子ども達は、「お芋って、みんなが掘ったお芋が入ってるの?」と、教師にたずね、隣りにいた友達とお芋掘りの話が弾んでいました。
そして、いよいよ昼食です。今日は朝から副園長が手作りの雑煮と、あずきのあんこといもあんを用意してくれると言うことで、子どもたちは楽しみに待っていました。そして、きりん組の保護者から頂いたみかんが添えられて、一足早いお正月が来たようでした。うさぎ組では、おいしいおいしいと言って、紅白もちが入った雑煮を何杯もおかわりする子や、ひまわり組では、紅白もちだけをおわんに残し、何杯も何杯もお汁をおかわりする子もいました。お雑煮の具材は、鰹節のだしで、紅白もち・白菜・人参・鶏肉、上のトッピングには、三つ葉とアレルギー対応のかまぼこをのせ、とても素敵なお雑煮でした。あんこはいももちと青のりの餅にのせてはさんだり、のせたりして、子供たちは大満足でした。
ひつじ・うさぎ組では、生活発表会に向けて、オペレッタ「ねんころカメのこもりうた」と、踊り「紅白勇み太鼓」をやってみました。紅白勇み太鼓では、実際にバチを持って踊ったり、オペレッタでは、登場してくる動物にみんながなりきって、楽しみながらすることができました。
今まで大活躍してくれた3号車バスと明日でお別れです。青コースの子どもたちは、「えー明日で最後なん?」「どこに行くの?」と、さびしい表情になりました。冬休みが終わったら、3号車は新しいバスになるのです。15年間、幼稚園児を雨の日も風の日も送迎してくれたバスに、「ありがとう」とみんなで労をねぎらいたいと思います。
明日は終園式です。2学期最後なので、休まず来て下さいね!!
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