2010年12月1日 水曜日
今日から12月が始まり2学期末を迎えました。そんな中、年長、年中の青コース(らいおん、きりん、うさぎ、ひつじ)の子ども達がイヨテツスポーツセンターへアイススケートに行きました。何日も前から楽しみにしていた子ども達は、イヨテツスポーツセンターのバスの運転手さんに元気よく「おはようございます」の挨拶をして目をキラキラと輝かせながらイヨテツの大型バスに乗り込みました。途中、平和通りの黄金色に輝くイチョウ並木を見る事ができ大変、感激しました。
昨年度、経験している年長児は、「早く滑りたい」という気持ちが強く期待でいっぱいの様子でした。初めて経験する年中児は、「アイススケートは、どうやって滑るんやろー」「ドキドキするね」などの声が多く聞かれました。スケート靴をはいた後、副園長からハイハイをしてスケートリンクに入る事、絶対に人につかまらない事を話してもらいました。そして、立ち方をカメさんになって片足ずつ足を立ててカエルになって次におばけのようにユラーと両手を離して起き上がる事を教えてもらいました。子ども達は、真剣な表情で聞き、スケートリンクでは、教えてもらった通り一人ひとりが挑戦する姿が見られました。転んでも立ち上がり、また転んでは立ち上がり夢中になっている姿が何とも微笑ましく感じました。そして、しばらくして「先生、立てたよ見て」とあちらこちらから喜びの声が聞こえるようになりました。それを見た子が負けずに立とうと懸命に練習する姿が見られました。
ハイハイからカメ、そして一生懸命、立とうとしている年中児の横では、すいすいと滑る年長児の姿が見られ憧れの目で見ていました。写真撮影をした後、リンクサイドに並び副園長の「ヨイドン!」の合図で反対サイドに滑ったり、ハイハイをしたりして移動しました。その時の表情は、どの子も満足感に満ち溢れていました。ひつじ組のAちゃんは、「先生、氷の国は、楽しかったね。連れてきてくれてありがとう」と言ってくれました。そのステキな表現に私の方が「こちらこそ、ありがとう」の嬉しい気持ちでいっぱいになりました。明日は、赤コースの年長児と年中児がアイススケートに行きます。きっと明日も子ども達からは温かい感動をいっぱい、もらえることでしょう。
本日から、三葉幼稚園地域保育所“ぴよぴよ”が始まりました。2歳児のTちゃんは、かわいい耳の帽子をかぶり同じバスの年少児や年中児と落ち葉拾いをしたり、ウサギの餌やりを楽しんだりしていました。新しい小さな仲間の“ぴよぴよ”ちゃんをよろしくお願いします。
2010年12月1日 水曜日
「もう、あいてますか?」とひよこ組のAちゃんとS君は、作品展から続いている、年長児の園児の店にある銀行さんに声をかけました。すると、話し合いをしていた年長児達が「もういい?お客さん来たよ」と言ってすぐに「いいよ。お金はいくらですか?」と聞きました。すると、S君もAちゃんも、いくらいるのか分からず黙ってしまいました。年長さんの方から「1000円?」と優しく聞いてくれると、2人声をそろえて「1000円ください」と言いました。銀行でお金をもらうと、2人は、「なにかお」と顔を見合わせていましたが、いつもは、恥ずかしがりやのS君が「これください」と大きな声で言ってバックを手にとりました。私もお店屋さんもSちゃんのはっきりした態度に驚きましたが、、とっても嬉しい場面でした。
又、Aちゃんは、つってある洋服がほしくなり、最後に一枚残っていた手作りの服を買いました。とってもかわいい洋服で、Aちゃんによく似合っていました。
私も欲しくなり子ども達に、「私は、今日ピアノの発表会があるからドレスを作ってほしいんだけど・・・」と言ってみました。すると子ども達は、近くにあったビニールの袋に首と両手を通す部分を切って着せてくれました。しかしそれはあまりにも小さすぎて首と片腕しか入りませんでした。
すると、それより、少し大きいビニール袋を持ってきて作ってくれましたが、次は丈が短すぎてスカートが必要でした。
子ども達は、困って相談していましたが、とっても大きな緑の袋を見つけました。それを使って同じように首と両腕を通すところを切って服を作って、カワイイかざりをたくさん付けてくれました。そして、「出来たよー」と子ども達は、とてもニコニコしながら持って来てくれました。「じゃー着てみるね」と言って私もとってもドキドキワクワクしながら手を通すと、それは、私の体が入る本当に本当に素敵なドレスでした。
子ども達は、今までの失敗を覚えていたようで、脇の右側はくっついていますが左側は、着てから、ピッタリのサイズに合わせてセロハンテープでとめてくれました。ドレスを作ってくれたくま組のYちゃん、Kちゃんは、「うわぁ、かわいぃ」と言って、「特にここが、かわいいやろ!!」などと自分が付けた飾りを自慢げに話していました。そして、Yちゃんは、「頭にリボンを付けたらもっとかわいくなるかも!」と言って、頭にリボンも付けてくれました。
今経験していることがこれからの園生活や、発表会の衣装作りなどにつながっていくのであろうとこれからの生活を考えて楽しくなりました。
また、お買いものが楽しくてたまらないS君は、お金がなくなると銀行に行ってお金をもらい、初めての友達に教えてあげていました。
そんななか、ひよこ組の子どもたちは、「いらっしゃい、いらっしゃい、できたてですよー」と言うかけごえにつられて、やきそばやさんにたどりつきました。
お店では、ハチマキをまいた子ども達が「いらっしゃい、いらっしゃい」と大きな声で呼んでいました。
子ども達は、「うわ、おいしそう、1つ下さい」と言ってやきそばを買っては、さくら組前のテラスで食べる真似をしていました。一緒に食べていたTちゃんは「M君にも食べさせてあげたい」と言ってM君を探しに行きました。
すべり台で楽しく遊んでいるM君を見つけると「M君みっけ、やきそば持って来たよ。食べよう」と声をかけました。嬉しそうに二人で並んで座ると、TちゃんがM君に「あん」と言って食べさせてあげました。そこには、かわいい2人の世界がありました。食べ終わると、仲良く手をつないで、食器を返しに行く姿がみられました。
今日1日だけでも子ども達は、いろいろな人間と関わり、いろいろなやりとりをして、楽しみ、沢山の経験をすることができました。毎日いろいろな姿を見せてくれるこども達、これからも、見逃すことなく関わっていきたいと思います。
また、明日から12月、今日はイルミネーションの、点灯式でした。
それにあたって、朝から子ども達は、ツリーの飾りつけをしていました。
「今日、ピカピカひかるん?」「家にもあるよ」「お姉ちゃんと作ったよー」などと家でどんなものを飾ったのかを思い出しながら、飾りつけをしていました。どんな子もとっても楽しそうでした。
今日の点灯式では、副園長がおいも入りぜんざいを作ってくれました。カウントダウンと同時にライトアップしたイルミネーションを見ながら食べる、おいも入りぜんざいはとっても温まり、おいしかったです。
今日から、12月25日まで夕方5時から8時まで毎日イルミネーションでライトアップしています。ぜひ見に来てください。
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