幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2010年11月11日 木曜日

 今朝、バスのお迎えから帰ってくると、さくら組のテラスに渋柿が吊るされていました。それを興味津々に見ていたさくら組のKくんは、「先生!これ柿でしょ?どうするの?」と聞いてきました。「今から干すんよ。干して太陽のパワーをもらったら、甘くなって食べれるようになるけんね。待っててね。」と答えるとにっこりと笑って、吊るしている柿を嬉しそうに見ていました。ボールの中を覗くと、皮をむいた渋柿がまだ残っていたので近くにいたぞう組の子ども達を誘って吊るすことにしました。見本で教師が吊るしていた柿を見て、「縄がいるよ!」と気づいたRくんは、傍にあるわらのコーナーに行って縄をなって持って来ました。次に、柿を縄に吊るそうとしましたが、どうやって吊るせば良いのかが分からず、困っていました。すると、横にいたKくんが、「先生が作ったやつを見てみよう!」と言って、教師の吊るしてている柿をじっと観察し始めました。そして、「わかった!縄の間に木を通せば良いんよ!」と気づきました。そして、見事に柿を吊るすことができたKくんに、周りにいた子ども達からは拍手が起こりました。改めて5歳児の観察する力には驚かされたのでした。観察をして、どんな仕組みで柿が縄に吊るされているのかを理解し、教師の見本と同じように作ることができたKくんは、さすが三葉幼稚園の年長児だなと感心しました。また、年中のYちゃんは、「年少さんの時は、お芋や大根も干しとったよね!」と、去年のことを思い出していました。「今度はYも、柿作りたいな!」と干し柿、干し芋、切り干し大根作りに期待をもっていました。また今年も干し柿や干し芋作りを通して、子ども達の心に残る体験ができれば良いなと思います。

  imgp5559.JPG  imgp5550.JPG  imgp5564.JPG

           imgp5563.JPG  imgp5567.JPG

 明日は子ども達が待ちに待った遠足の日です。遠足に行く前に、年少の青コースのたんぽぽ組、ちゅうりっぷ組、さくら組が集まって、みんなで動物の鳴き声を聞くことができる大型絵本を見ることにしました。最初に出てきた動物は、ライオンでした。「ライオンの鳴き声ってどんな鳴き声かな?」という教師の質問に対して、子ども達からは「ガオーッ!!!」という元気な答が返ってきました。本の鳴き声も子ども達の予想通りに聞こえましたが、本物のライオンの迫力のある声に少し驚いた様子でした。その後は、ゾウやシマウマ、ゴリラなど聞き覚えのある動物達の声を聞いて楽しんでいきました。しかし、キリンの鳴き声は・・・・子ども達はキリンの名前は知っていても、鳴き声までは聞いたことがなかったようで、どんな鳴き声なのか想像できなかったようです。絵本の声を聞いてみると、「モー。モー。」という声で、子ども達は「ウシみたい!」と言って予想外の鳴き声に大笑いしていました。

        imgp5589.JPG       imgp5582.JPG  

 最後に、遠足に行く時の約束事を話しました。一人で勝手に行動しないこと 先生の話をしっかりと聞くこと 周りの人の迷惑になることはしないことを約束して降園しました。運動会でお友達と並ぶことを覚え、園外保育などで歩くことに慣れてきた年少児は、きっと明日の遠足でもしっかりと約束を守って歩くことができるでしょう。

    imgp5576.JPG

トラックバック
コメント (「遠足楽しみだね!」 さくら組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)