2010年11月9日 火曜日
今日は、瞬間的に雨が降ったり風が強かったりと、荒れ模様の天候で外で遊べない子ども達は、作品作りをする姿が見られました。ひよこ組では、保育室リフォ―ムの工事が入るため早く登園した年長児に手伝ってもらい、ぺんぎん組にお引越しをしました。ブロックや積み木・粘土やままごとなど、それぞれが自分の役割を持って荷物を運んで、ひよこ組さんの新しい部屋作りを手伝ってくれました。そして、次々と登園してくるひよこ組の子ども達を、年中・年長児が手を引いて部屋まで案内してくれました。1階から2階に部屋が変わり、環境が大きく変わったことで、ひよこ組さんは興味深々!!年中の部屋へ行き絵を描いたり、年長のクラスを覗いて見たりとウキウキしているようでした。又、年中児も片付けになるとひよこ組へ行き、キビキビと片付けを手伝ってくれました。これから手作り給食でも、ひよこ組さんのたくさんおかわりをする姿が年中フロアーでも見られることでしょう。
年中組では、ちゅうりっぷの球根植えをしました。去年クラスでちゅうりっぷの球根を植えたことを覚えている子どもは、「根っこは下!!」と口々に言いながら植え方を間違えないよう、みんな球根の根っこを下にして一人ずつ自分の鉢に植えていきました。土を被せる時は、ぎゅっぎゅと押すと土が固くなってしまって芽が出ないかもしれないと、球根に布団を掛けてあげるよう、優しく土をかけて一人一人が水をあげていました。子ども達とちゅうりっぷの成長を楽しみにしていきたいと思います。
年長組では、くじら組とぞう組が合歓の木の交流がありました。紙芝居と運動会で踊った大好きな野球拳をおじいちゃん達に見て頂きました。子ども達が歌っている歌を知っているおじいちゃんやおばあちゃんは一緒に口ずさんでくださったり。手拍子をして盛り上げて下さったり、最近では、おじいちゃんやおばあちゃん達から励まされる場面も多くなってきています。
このような交流活動を通して、普段では見ることのできない子ども達の嬉しい成長した姿を見ることができたり、日々の保育の中でもお年寄りとの交流を楽しみに、準備を進める過程で学習する機会になっています。私達も、この人と人の心の交流の時間を大切にしていきたいと思います。
2010年11月8日 月曜日
11月に入り、少しずつ幼稚園の庭の木々も色づき始めました。登園してきたY君は、「うゎー秋の葉っぱになっとるね」と言うと、それを聞いたWちゃんも「すごい、何か赤くなっとるね」と言って、早速、落ち葉を拾い始めました。そして、「黄色の葉っぱもあるね」「最初は、緑の葉っぱやったのに変身したんやね」と集めた葉っぱをみんなで見せ合う姿が見られました。落ち葉拾いをしている側では、年少児が葉っぱごはんを作ったり、型押しをしたものに葉っぱを乗せてきれいに飾ったりと料理作りを楽しんでいました。また、イチョウの木の下では、ひよこ組さんが一生懸命、黄色のイチョウの葉を集めて嬉しそうに見せてくれました。又、テントの下では、らいおん組のMちゃんが「先生、今日は、葉っぱ拾いがすごいね」と言いながら絵を描いていました。そして、小さな声で「私はね、もみじの葉っぱを描いたんよ」と見せてくれました。園庭のあちらこちらで秋を感じながら遊んでいる子どもたちの姿を見て、子ども達の感性ってすごいな、そして子ども達の発想力って素晴らしいなととても嬉しくなりました。
先週からでているわらのコーナーでは、年長児が中心になって縄をなう姿が見られ、その年長児の姿を見て年中児が挑戦したり・・・と友達同士で刺激しあっている姿をとても微笑ましく感じました。ぱんだ組のNちゃんは、真剣な表情で縄をなうとJくんと嬉しそうに副園長に見せにに行きました。。そして、副園長から「すごいね、何か飾ってもいいね」と教えてもらうと早速、ドングリや落ち葉、まつぼっくり等を飾っていました。「明日も続きをする」と張り切っているので明日も色々な発想を見せてくれることでしょう。
『味生第二小フェスティバル』
今日は、味生第二小学校に就学する10名が招待され「みんなでつくろう、フェスティバル」に参加しました。少し緊張した様子でしたが2年生のお兄さん達に連れられて教室に用意されたコーナーをグループでまわっていきました。優しく世話をしてくれるお兄さん達にも少しずつ親しみをもってかかわるようになり、慣れてきた子どもの中には、「次は、ここに行きたい」と自分の気持ちを伝えたり、分からないことを聞いたりする姿が見られました。引率した教師も三葉を卒園した子ども達の様子も見る事ができ、とても充実した1日となりました。10日の味生小フェスティバルは、年長児全員、招待されています。招待状が届いて子ども達も心待ちにしています。
2010年11月5日 金曜日
今日は、参観日最終日。子ども達は今日も、昨日の作品作りの続きをしようとお部屋に置いていた制作中の木工の作品や絵を持って木工コーナーや絵のコーナーへやって来ました。木工コーナーでは、一生懸命釘を打ち込む年少児、年長児の作品を見て形を考える年中児、自分の必要な長さの木を切り、形を作っていく年長児など自分の作品を一生懸命作っている姿はとても真剣でした。
じゅず玉コーナーでは、たんぽぽ組の子ども達が、プリンカップの中にたくさんのじゅず玉を集めていました。みんなは、黒や白や灰色のじゅず玉を見つけるとすぐにプリンカップに入れていましたが、Mちゃんは、「ハムスター色♪」と言って灰色に黒のラインの入った、じゅず玉だけをプリンカップに入れて集めていました。その隣りでは、運動会で使った退場門を持ってきて副園長がお米を採ったばかりの新しいわらで縄をなって巻きつけるとそこにじゅず玉の枝葉をつけていきました。そこに、からすうりや渋柿など秋の植物をつけ、秋らしい雰囲気に飾りつけていきました。登園して来た子ども達は「からすうりだ!」「柿もある!」と夕焼け色の門を見て秋を感じていました。このように教師達が楽しみながら作る姿を子ども達に見せることも環境として必要なことであることを教わったのでした。教師もいつでもどんな時でも気付き、行動することを心がけ、良い環境になりたいと思いました。
また、今日年長児が田植えをして稲刈りをしたお米が遠藤さんから届きました。大きなザルに山盛りいっぱいの玄米と30キロ入りの袋が2つ、テラスにどかっと置かれているのを見て年長児達は大感激でした。私は、見に来ていたRちゃんに「Rちゃんは、何キロ?」と聞くと「20キロ」と答えました。そこで子ども達とRちゃんが何人いると同じか考えました。20+20=40 40+20=60 60+20=80 Rちゃん4人分くらいやね」そう話すと「すごく重いねぇ」とまたまた驚きでした。自分達の収穫したお米を食べることをとても楽しみにしているので、次の手作り給食が待ち遠しいです♪”
年中児は、屋外遊ぎ場へ遊びに行きました☆
2010年11月4日 木曜日
11月に入り、ひよこ組も新しく6人の友達を迎え20人になりました。まだ、入園したばかりで泣いている子がいると、「どしたん?一緒に遊ぼう」と声をかけたり、「水筒はここよ」、「トイレ?」と聞いてあげたり、今まで自分達が優しくしてもらったことを、困っている友達にしてあげる姿が見られています。
新入児も未就園児保育に来ていたこともあって、戸外では、包丁ままごと、木工、リレー、自転車、泥場など好きな遊びを見つけて、遊んでいます。ひよこ組さんは、白鳥の乗り物が大好きで、みんなで「しゅっぱーつ」と言ってバスに見立てて乗っていろんな所へおでかけしているようです。
さて、先日から出ている、もみすりのコーナーでは、もみをすった後、お米ともみ殻とを分けるのに今までは、皿の中に「ふー」と息を吹きかけて散らしていましたが、副園長が皿の中のお米を取り、上からサラサラサラと落として見せてくれました。風が吹くとお米だけが皿の中に落ち、もみだけが風に飛ばされていました。とても簡単なやり方で、年少さんはとても不思議そうに眺めていました。玄米になったお米は、いり玄米にして食べようと子ども達も教師も楽しみにしています。
みんながひとしきり遊んだ頃、戸外に「タンタンター」とみんなが大好きお祭り忍者の曲が流れだすと、どこからともなくでてくる、でてくる、たくさんの子ども達が園庭に出て、踊り始めました。同じクラスの子ども達が固まって、まるくなっているクラスや線の上に一直線に並んでいるクラスなど様々なクラスの帽子が集団になって踊っていました。見渡してみると、室内で遊んでいた子達は、年少児は、1階テラスで、2階のテラスでは、園庭を見下ろしながら年中児達が、また砂場、泥場、包丁ままごとコーナーでも踊っていました。みんな、歌詞を覚え、大きな声で歌いながら踊っていました。すると、どこからか「わっしょい、わっしょい」と言う声が聞こえるので振り返ってみると、きりん組の男の子3、4人がジャングルジムの上で踊っていました。踊るのが大好きな子ども達は、いろいろな場所で遊びを中断して踊っていました。その後の室内の活動のための片付けもとても素早くでき楽しい気持ちで入ることができました。
ひよこ組では、11月に入園したばかりのY児が他の子たちが、廃材遊びをしているのを見て、「何かつくるー」と言って廃材コーナーを覗き込み箱を2つ選ぶとセロハンテープでくっつけていました。うまくセロハンテープが切れないので、先輩の友達が切って渡してあげる姿が見られ、9月に入園したひよこ組の子ども達は、もうすっかりお兄さんになっていました。さらに、くっつけるものを見て、セロハンテープの長さを考えて切っている姿を見て驚きました。これからの廃材遊び、作品作りがとっても楽しみになりました。ちなみに、今日の自由参観日は、どのクラスでも作品展に向けての活動が入りました。たくさんの保護者の方が、子ども達が制作する姿を感心しながら見て下さっていました。年長さんでは、ホールで3クラス合同で活動しましたが、どの子も自分のイメージしたものを夢中になって作っていました。
2010年11月2日 火曜日
今日は年中児・年長児はJAミュージカルへ、年少児は屋外遊ぎ場へと園外での活動の一日になりました。年長児たちは、「今日ミュージカル楽しみだね。」と言いながら登園してきました。ところが、おへやに行くまでに園庭のようすをしっかり見ていた子どもたちは、所持品の始末をすぐに終え、園庭に元気よく出て行きました。園外保育に出発する時間まで、少しでも遊ぼうというのです。
今日は年長児達が刈って干していた稲穂を落として脱穀するコーナーが出ていました。2本の割り箸にはさんですべらせるともみがぱちぱちとはずれて落ちてきます。又、木工用の角材で板の上の稲穂を押さえてすべらせる方法も結構有効です。子ども達はとても上手にもみ採りができていて感心しました。次にそのもみをすり鉢の中へ入れ、硬い野球ボールでこするともみがらがはずれ、中から玄米が飛び出してきて、脱穀できます。黙々としていた子ども達ですが、なかなか時間がかかることに気が付いたくま組のK君は、「ご飯1杯を作るの大変だね。」と言いながら、昔の人はこんなに大変な思いをしてお米を収穫していたのだと改めてお米を粗末にしてはいけないと感じたようでした。自分たちで色々な方法を見つけ出す子ども達を見て、凄いなと感心するばかりです。私自身初めての経験だったのですが、子ども達と同じように感じることが出来て楽しかったです。
その後、年中児・年長児はJAミュージカルに参加しました。出発前くま組さんは、「今日はお勉強をしに行くからね。」という教師の言葉をしっかり聞き、とても楽しみに行きました。ミュージカルが始まると、歌いながら踊るお兄さん、お姉さんを目を輝かせて見入ってました。魔法幼稚園のまもるわたる君が人間の世界に行って交通安全について学ぶというミュージカルの中で、♪まずサイン、右・左、もう一度右♪ と見えるようにしっかり手をあげるとリズムに合わせて言いながら渡り方を学びました。代表になった年長児の5名もステージの上でしっかり渡ることが出来ました。また「交通安全を守らなくて事故にあったら、大切な家族や友達が悲しむんだよ。」という話をして頂いたり、お母さんに道路の向こうから呼ばれてもすぐに走って行かないなどの話を聞いて、私自身も勉強になりました。
年少児は、副園長もお兄さんもお姉さんもいない中での屋外遊ぎ場への園外保育となりました。たんぽぽ組のH君は11月から新しく入ったJ君の手をしっかり握って歩いてくれました。また、すみれ組さんはひよこ組さんと手をつないでしっかりお兄さんお姉さんをしていました。ひよこ組さんが道路の右側になるようにかばって歩く姿もみられました。遊ぎ場に着くと、遊具で思い切り遊んだり、運動会ごっこではどんぐり団を踊ったり、引っぱれタイヤをしたり、運動会での思い出がよみがえってきたようでした。引っぱれタイヤでは、年長児のリレーのように手を出して待つ姿が見られ、運動会に参加出来なかった子もとても楽しそうに参加していました。温かい太陽の下で、みんなでおいしくお弁当を食べ、園へ帰りました。
今日もたくさんのことを学んだ子どもたち。休み明けにはどんなおもしろい発見をしてくれるのかとても楽しみです。
2010年11月1日 月曜日
いよいよ、「今日はお母さんが来てくれるんよ。」「お昼からお父さんが来る!」「お仕事の間に来てくれる!」と子ども達が楽しみにしていた自由参観日が今日から始まりました。朝のバスの中ではだんだんと雨がやみ明るくなってくると「やったー!今日は外で遊べるぞ!鬼ごっこしよう!」と今日の計画が立てられていました。そして、幼稚園に着くと早速園庭に出て遊び始めました。雨上がりならではの泥遊びではトラックの溝に水が流れていることに気がつくとその溝を使って水路を作ったり、いつもとは違う感触の泥団子を作ったりと、汚れることも気にせずダイナミックに遊んでいました。
また、ぞう組には11月からH君が仲間入りして27名になりました。27名になることを楽しみにしていた子ども達は、すぐに名前も覚え「H君、鬼ごっこしよう!」と誘ったり、「習字のときはスモック着るんよ。」と教えたりしていました。H君もすぐにとけこみ裸足になって走っていました。卒園まであと5ヶ月、ぞう組27名でたくさんの事に挑戦していきたいと思います。
年長は雨の心配が少しあったのですが、予定通り屋外遊ぎ場へ行きました。天候も三葉っ子に味方してか、遊ぎ場に着くと遊具や天空の城、つき山も乾いていて、クラスで分かれて遊びました。つき山では転げ落ちるように滑ったり、天空の城の滑り台では4人で並んで滑ったりと遊ぎ場ならではの遊びをしていました。そしてぞう組はどうしてもしたかったことが1つ!「運動会で負けたリレーのリベンジを!」と意気込んでいたのですが、思った以上に車が多く、リレーは次の機会に持ち越し!今日は帽子とりで勝負することになりました。相手はリレーで争っていたくま組さんです。リレーで負けていることもあり、お母さんたちも含め、応援にも熱が入りました。結果は1対1の引き分け!勝負は次回決めることにしました。
遊ぎ場から帰ると「今日はパンと手づくり給食だー!」と急いで給食の準備をしていきました。湯気の立つ芋がゆを目の前にするとみんな揃って「おいしそー!」と笑顔になっていました。そして、食べる前に神岡先生が「古森先生がみんなが拾ったぎんなんを20個くらい入れてくれたよ。」と伝えると自分のお碗を探し始めました。しかしぎんなんの実をあまり見たことがない子ども達はさつま芋をぎんなんと勘違いして口に入れると「残念!さつま芋やった。」とぎんなん探しで盛り上がっていました。1杯目は1人も入っていなかったのですが、おかわりに行ったK君が部屋に戻ってくるとすぐに「ぎんなんあった!当たりや!」とみんなに見せてくれました。体もポカポカ、心もポカポカに温まる給食となりました。あと3日間の自由参観日。その時、その活動で違う子ども達の様子をぜひ見に来てください。
コメント (「ひよこ組さん お引越し♪」 きりん組 井上 沙紀 はコメントを受け付けていません)