幼稚園の日記(ブログ)

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2010年10月28日 木曜日

今日も子ども達は、急な気温の変化も気にする様子もなく裸足で遊ぶ姿が見られ、元気に砂遊びやリレーを楽しんでいました。  昨日から乗馬に行くことを話していたのですみれ組の子ども達は登園するとすぐに「先生、おうまさんとこいくん?」「おうまの練習してきたよ!」などと楽しみにしていました。そして、昨日馬の乗り方を練習した大型積み木の馬がそのまま置いてあったのを見るとすぐにまたがって遊び始めていました。  二人が乗れる大きさだったのですが自分たちで次々と積み木を足していき何人もが並んでまたがって遊ぶ姿にまだ経験したことがない今日の乗馬を楽しみにしている様子がうかがえました。 

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出発を前に赤コースの子ども達は乗馬場についてからの約束はもちろん、「今日せっかく乗馬に行くんだから、色々な事をそこで聞いてみたらいいよ「馬は何を食べるのか」「名前はあるのか」「馬の耳やしっぽもよく見てきてね」などと副園長から心構えなどを聞き、更に期待が高まった様でした。  年長児達はバスのなかでも「名前を聞いてみる」とか「オスかメスかわかるかな?」など自分が知りたい事がいっぱいあるようでした。  すみれ組も「おんまはみんな」や「おうまのおやこ」の歌をぞう組と一緒に大合唱しながら行く途中も期待でいっぱいでした。 

乗馬クラブに着いてからは「馬に乗る」「写真を撮る」「馬小屋見学」の3つのグループに分かれて交替しながらそれぞれの場所での活動を楽しみました。

すみれ組とぞう組は始めに馬小屋見学をしました。通路をはさんで両側の柵から馬が顔をだして子ども達を首を上下に振って迎えてくれました。怖がるのではないかと心配していましたがぞう組さんに手を引いてもらって安心して馬の様子を見ていました。 後で聞いてみると「馬の目は大きくてやさしい目だった。「しっぽが自分の背丈より長くてふさふさしていた」「小屋には木くずが敷き詰められていてお布団になったり、糞やおしっこを吸い取る役割があるんだって」などと様々な事を見たり教わったりしていました。

ワクワクしながら順番をまって馬に乗ると広がる視界や高さそして馬の暖かさなど今までに経験したことの無い情景に目を見張りカーブを曲がった時には友達を見つけて笑顔で手を振って本当に嬉しそうに馬から降りてきました。「面白かったね」と次々降りてくる友達と顔を見合わせて満足そうでした。 子ども達が乗り終えた頃、副園長が「先生達も乗ってきたらどう?子ども達みんなでここから見ているから」と交渉してくれて乗ることになりました。 「やったー乗せてもらえる」と思いつつも初めて馬にのる教師は子どもと同じようにちょっぴり緊張していた様ですが子ども達が「馬の背中が暖かかった」というのがどういう感じなのか自分達も味わうことが出来て、子どもの気持ちがよく分かった気がしました。

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しかし、楽しかったのはまだまだここからでした。 乗馬が終わった後どこかへ行っていた副園長が「こちらへおいで」と案内されるままに川ぞいに続く野道をどんどん後を追っていくとたどりついた場所は川原と左手に道路の橋、右手にJRの鉄橋、後ろがぼっちゃんスタジアムとすべてが見渡せる最高の場所でした。 一番に着いたくま組、ひまわり組は川原で石投げをしたり気に入った色々な形をした石を拾ったり、草原のなかに見つけた「うり」を見て「どうしてこんなところにあるんだろう?」と考えたりと沢山の遊びを楽しんでいました。 遅くついたクラスはちょっと散策できたもののやはりこんなときは、一目散にたどりついた者が得するということを感じてもうちょっと早く行けばよかったな・・と悔しい思いでした。

乗馬と散歩の両方を十分に楽しんだ赤コースの子ども達、おなかをすかして戻って食べる給食はとても美味しかったです。

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園に残っていた青コースの子ども達もじゅず玉を使って遊んだり夢中になって木工を作り込んだりしていたようです。 

また、今日は先日から拾い集めていた園庭のイチョウの木になっていたぎんなんの実の皮をはがしてなかの実を取り出す作業も皆でしました。 子ども達と副園長に「ぎんなんご飯」にしてもらうのを今から心待ちにしているところです。

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