2010年8月26日 木曜日
「おはよー!!」という元気な挨拶で今日も1日が始まりました。とっても暑い夏休みも終わりに近づき、こんがり小麦色になった子どもたちは、久しぶりの友達との再会にとても喜んでいました。バスを降りると、目の前ではくじらの噴水が暑さを和らげてくれていました。それを見た子どもたちは、すぐに駆け寄って行き、くじらのプールにたまった水を近くにあったバケツや洗面器を使ってまき始めました。 副園長にやり方を教えてもらったR君は、早速バケツを持って水をくむと、張り切って力いっぱい振り回しました。バケツを持ったままぐるっと1回転したR君は、バケツの中を見てとても不思議そう・・・。水は1滴もこぼれずバケツの中にはまいたはずの水が入ったままなのです。勢いよく回ったので遠心力でバケツの中の水はこぼれなかったのでした。R君は不思議でたまらず、もう1度やってみました。でも、また水は残ったまま。何度も何度もやってみましたが同じです。それを教師たちが楽しそうに見守っていると、見かねた副園長が、バケツの底に手を添えて水を飛ばすようやって見せました。それを見て同じようにしてみると水は見事に飛び散りました。できた瞬間にR君の顔はニコニコになりました。その横では1人木に登っているT君の姿がありました。T君は今朝は泣いて登園し、なかなか動こうとしなかったのですがいつの間にか機嫌が直っていたのです。そして副園長と何かひそひそ話をしています。近づいてみると、夏休みに遊びに行った思い出話しをしていました。T君は夏休み中いつも一緒だったお兄ちゃんと離れて少し寂しくなっていたのでした。1人でビッグボスに寄りかかってすねているT君に副園長が、夏休みはどうしていたのか何もないように話しかけると山へ家族で行ったことを話しました。そこで副園長は幼稚園の桜の木に登れるかと問いかけたのでした。 幼稚園の木に登ったT君は得意そう。そしてくま組のみんなが大きな山を作っているのを見てみんなの中に加わりました。その後、ホールでみんなが集まりましたが、どのクラスも整然と並んでいました。いつもとは違う音楽で並び始めると、両手をピンと伸ばしてホール全体がとても楽しいムードになりました。副園長の話が始まると、今度は子どもたち全員が集中して真剣に話を聞くことができていました。お集まりの後ホールでは年少赤コースの2クラスが運動会の踊りと競技の話を聞き教師たちがまずやってみることになりました。教師たちが踊りを踊り始めると子どもたちはニコニコと面白そうに見ていました。だんごむしになった教師たちがつながっていく場面では「変なのー!!」と声を上げて大笑いする姿も見られました。「一緒に踊ってみよう!」と誘うと照れくさそうに少しだけ手足を動かしていた子どもたちは、だんごむしがつながっていく所にくると自然とつながり、みんなが笑顔で歩き始め最後にはどんぐりに変身して楽しそうにからだを動かしていました。 又、タイヤ引きでは初めて引く重たいタイヤにてこずってなかなか進めなかった子もいましたが友達と「がんばれー!!」と応援しあいながら頑張っていました。久々の登園にどんな姿を見せてくれるかなと思っていましたが、ひとまわり成長した子どもたちの姿には目を見張るものがありました。30日にまた会えるが楽しみです。
コメント (暑い暑い夏休み☆ ひまわり組 細川 渚 はコメントを受け付けていません)