2010年7月10日 土曜日
今日は待ちにまった夕涼み会!!心配していた天候も三葉っ子パワーに押し切られたのか日に日に回復していき、今日は日中の日差しが嘘かのように夕方になると曇って涼しくなり絶好の夕涼み会日和となりました。自慢の浴衣や甚平を着て朝顔や笹飾りで飾られたアーチをくぐってきた子ども達はおとうさんやお母さんの手をしっかりと握り1番行きたかったコーナーへ一直線。園庭の真ん中では日に日に豪華になってきた特設ステージでカラオケがきっちり4:00始まりました。
いつも6号車に乗っているS君は毎日この日の為に練習していた「勇気100%」を一番に歌いに来てくれました。前日に「二番がわからんかったんよ。」と言っていたS君が2番も歌詞カードを見ながら一生懸命歌っていました。歌い終わるとお客さんからの大きな拍手!また一つ大きな自信につながったと思います。それからもこあら組さんから小学生まで笑顔いっぱいで歌う姿が見られました。
さくら組のお部屋ではくじ引きがにぎわっていました。くじ引き券を片手にドキドキワクワクで並んだ園児や卒園生たちはそぉーとくじの箱に手を伸ばし、引いて数字を見て「やったー!欲しかったのや!」と喜んでいました。当たったものは自分の欲しかったものやそうでなかったものがあると思いますが、それがくじ引きの楽しさでみんな楽しんでくれたのではないかと思います。
今年初めてのコーナー!先生の夜店ではほかでは絶対にない「しなない金魚すくい」や風船つり等を楽しんでいました。園児でもすくえる簡単な金魚すくいということもあって何匹もすくい、その中から2匹を自分で選んで嬉しそうに持って帰っていました。
幼稚園でも人気の遊びの魚釣りでは自慢の腕をお父さんお母さんに見せようと張り切っていました。ところがどっこい今日特別に流れるプール!泳ぐ魚に悪戦苦闘。それでも集中して一匹釣ると大喜びしていました。
3本あった映画では静かな空間で少し一休み。園児も小学生も大人の方もルールを守って静かに見ることができていました。
1番みんなが期待していたお化け屋敷は大行列。「絶対怖くないけん。」「どうせ先生がおばけになっとるんやろ!」と意気揚々と入っていき、出口から出てくると「怖かったー。」と言いながらも「もう1回入りたい。」と楽しんでいました。
そしてなんと言ってもメインの盆踊り!やぐらの前に集まってくると、クラスの友達と浴衣を見せ合ったり、「お化け屋敷行った?」と状況報告をしたりと笑顔いっぱいでした。太鼓の威勢の良い掛け声で始まると今までで一番の踊りと笑顔をお客さんに堂々と見せている子ども達を見るととても頼もしく嬉しく思いました。いつも副園長からその日だけでなくそれまでの過程が大切なんだと教えてもらっていますが、今回も踊りをはじめ、カラオケや魚釣り、そしてちょうちん作りに遊具移動とみんなで準備した夕涼み会は子どもたちの思い出に残る夕涼み会になったと思います。
この、楽しい夕涼み会ができた蔭では数々の方の善意と力があったことも忘れられません。 各家庭から出た廃油を使って園バスが走っていますが、今日はその廃油燃料を使った自家発電でわたがし機とかき氷機が動いていました。発電機は、地元の業者の方が自然保護の活動の一環として貸して頂きました。燃料は地球温暖化センターさんの活動として提供していただいたものです。もちろんこの活動の中心になって橋渡しをしてくださったのは廃油を回収加工してくださっているエコバイオさんで、今日も何度も足を運んでくださっていました。そして、子どもたちの身近なところで、いつも笑顔で子どもたちを見守ったり、手を貸してくださったり、子ども達が大好きな役員さん方、保護者の皆さま方の夜店コーナーは夕涼み会には欠かせない催しです。子どもたちの懐かしい思い出になるであろうこの夏のお祭りは、このような周りの人々のこころと援助があってこそなのです。子ども達と共に感謝の気持ちを忘れないでこれからも暮らしていくことが幸せにつながっていくのだと思います。準備をしてくださった役員さんやお手伝いの方大変ありがとうございました。
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