2010年6月15日 火曜日
朝から雨がポツポツ。だけど戸外で遊べるかな・・・と思っていたのもつかの間で、子どもたちが登園する頃にはザーザー降りになっていました。しかし、戸外で遊ぶことが出来なくても子ども達は元気いっぱい。あちこちでにぎやかな声が聞こえてきました。年中児たちはりす組の向かい側の空き教室がゆうぎ室になってそこで大型積み木で大盛り上がり!普段、広い園庭で元気いっぱいに走り回っている子どもたちだけあって、「わー!」「きゃー!」と広い空間で伸び伸びと遊んでいました。それを見て、私自身もとても楽しい気持ちになりました。
一方、くま組は、9時から10時の一時間、習字がありました。一時間集中というのは私たち大人にも根気がいることなのですが、菅野先生の丁寧で優しい教え方に吸い込まれるように手を動かすこどもたち。今日は『そ』の字を真剣に書いて、清書しました。見学者のお客さんが来たときには、ちょっぴり緊張した子どもたちの背筋がピンっとなり、かっこいい姿を見せることが出来、見学者の方もとても感心されていました。
昨日年長が収穫した玉ねぎがひまわりの前にゴロゴロ。「こんなにいっぱいの玉ねぎを掘ったんやね!!」と昨日のことを思い出しながら、干す準備をしました。まず二人組みを作り、4玉選んで取り、同じ重さになるように、重さ比べをします。「どっちが重いかな?」と選びなおす子や、「一緒や!」と嬉しそうに言っている子もいました。そして、教師と一緒に紐で結びます。まだ結ぶことが難しく出来ない年長児ですが、「ここをぎゅーっとして・・・」と教師の見守る中、上手に結んでいました。
くま組では、たなばたの織姫と彦星の話をしました。「二人が一緒にいると何もしないから、神様が怒って引き離したんだよ。」と話を聞いている子ども達は、とても真剣でした。そして、7月2日の高島屋でのちびっこたなばたまつりに向けて、笹飾りを作ることにしました。三角チーム、四角チーム、輪飾りチームに分かれて作り始めた子ども達。輪飾りチームでは、一人一人が黙々と作っていました。「5個出来た!」「3個出来た!」と言いながらどんどん長くなっていきます。隣の三角チームでは・・・三人の女の子が協力し、長い飾りを作っていました。それを見て。「つなげよう!」と言い出したのが輪飾りチームのR君。そしてめいめいが作った輪飾りをチームでつなぎ、長くなった輪を一つ一つ数えていきました。なんと63個もの輪がつながりました。くま組になり、2ヶ月。だんだん友達の輪も広がっているなあととても感じる一日でした。『63も数が数えることが出来るんだ!』と、遊びの中で数の勉強もしていることくを実感しました。
降園時には、大雨でした。「もう梅雨入りしたって!」と大人のような会話が聞かれ、季節の変化にも気づいているようです。
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