幼稚園の日記(ブログ)

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2010年6月8日 火曜日

 雨上がりの園庭にできた水たまりでは子ども達が全身泥んこになりながら泥団子やケーキを作って泥の感触を楽しんでいました。

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 ぞう組の子ども達も次々にやってきて「おはよう!」と声を掛けるとおはようの前に「朝顔におはよう言うてきたんよ!」と返してきました。その一言に思わず笑顔になった私です。鞄をかけたままバスから降りて一直線に朝顔の様子を見に行った子ども達の姿を思い浮かべるとじんと胸にせまってくるものを感じました。昨日、芽が出たばかりの朝顔が抜かれていて朝顔の命についてみんなで考え、命の大切さ、命に代わりはないこと、キレイな花を咲かすことの出来なかった朝顔の気持ちになってこれからみんなで大切に育てていこうと決めていたのです。今回のことで私自身が命について深く学ばせてもらいました。

 そして、片づけをした後、副園長の「そろそろ食べごろ!」という声で園庭と駐車場に植えてある春菊を収穫することにしました。この春菊は植えてくれた人、水やりをしてくれた人、お世話をしてくれた人の心がこもっています。人にしてもらって食べて「おいしいね。」で終わっては食育の意味がありません。保育者として一つ一つの行動で子ども達に伝えることはその時一瞬のチャンス、それを逃さないようにしなければなりません。これから自分達が世話をして、命を育てて、命をいただいて自分達が命をつないでいくということを自分自身が行動して子ども達に伝えていけたらと思います。

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 又、事務所前のびわも今年はカラスに食べられることなく、なかよく抱っこし合って熟れた姿をみせてくれました。ぞう組のみんなもびわのように肩を抱き合って記念にハイチーズ♪写真を撮った後に一つのびわをみんなで仲良く分け合いました。

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 また、きりん組は合歓の木のおじいちゃんやおばあちゃんとの交流にいきました。年長になって初めての交流でしたが自分達の歌や踊りを見てもらったり、合歓の木の方にかたつむりの手遊びを教えてもらったり、手品を見せてもらったり、子ども達も楽しませて頂いた交流になりました。

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 一方、今日水曜日コースのこあら組さんも屋外遊戯場へ行きました。前日からの雨でつき山の芝生は水を含んでいましたが、10時30分頃には登って寝っ転がったり滑ったり、親子で楽しむ姿が見られました。

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