2010年6月2日 水曜日
今日もバスから降りると、子ども達は思い思いのコーナーで元気に遊んでいました。一番に泥場へ行ってみると、ピカピカの泥団子を作ろうと、泥場にはたくさんの子ども達が集まっていました。年少さんもたくさんいて、あの小さな手で、大人でも作れない位、大きな泥団子を作って「見て!」と、満足気に、にんまりしながら見せてくれたり、年中、年長さんは、園庭を歩き回って一番気に入るさら粉を探して作る子もいました。その中に、先日、一生懸命に作った泥団子を、片付けの時に落としてしまい、大泣きしていて「明日、一緒に作ろう」と誘っても「もう作りたくない」と言って泣いていたT君の姿がありました。一生懸命に何度も何度もさら粉をかけて作っていました。ところが、しばらくたって、力が入りすぎてT君のお団子は、半分に割れてしまったのです。私もT君が「一生懸命作ったのに。どうしよう」と息をのんだその時、すかさずKちゃんが「うわー。ハンバーグみたい」と言ってさら粉をかけてくれたのです。私は驚きました。一緒に作っていて割れたのを見た私は声をかけられなかったのに、Kちゃんはとっさに優しい言葉と、さら粉をかけたのです。嬉しそうに「ハンバーグ泥団子」を持って」帰るT君の姿に、感動と教師として、沢山の喜びをもらったのでした。
又、ぱんだ組では、先日の運動会の翌日、M君が「スプラッシュ」というブロッコリー科のかいわれによく似た野菜の種を、かいわれを育てた時と同じように、牛乳パックの入れ物を作って持って来てくれたいました。毎日、みんなで観察していて、昨日おおいを開いて光に当て、緑色になったところで、ぱんだのみんなで分けて食べました。1本ずつだったのですが、「おいしい。おいしい」と言って子ども達は食べていました。
又、今日はこあら組さんが初めて屋外遊戯場へ行ってきました。土管の冷やっとした感じが気に入ったようで、土管の中からなかなか出てこず、座って心地よさそうにしていたり、すべり台も嬉しそうに何度も何度も滑ったりしていました。裸足になって、たくさん遊んだ子ども達。もう、すっかり三葉っ子ですね。満足して、帰りのバスの中では、スヤスヤ眠っている子もたくさんいました。
2010年6月1日 火曜日
今日もくま組みの子ども達は登園するとすぐに砂場にかけていき砂場にできた小さな町を作り始めました。ひつじ組の子ども達が毎日作り上げてきた砂場の町を、引き継いで昨日からくま組の子ども達が更に発展させているのです。歯科検診のため、名残惜しそうに部屋に帰っていたくま組みさんの後は他のクラスの子ども達が入れ代わり立ち代わり遊んでいきました。作っている子ども達が違っても、その砂場にかかわって遊んでいる子ども達の中には1つのイメージが出来上がっているようでした。さて、年少児にとっては初めての歯科検診。子どもたちもドキドキしながら会議室へあがっていきました。ホールで待機している間に、副園長が名前を言うこと、挨拶をすること、御礼を言うこと、口をあけることなど、とても楽しく子ども達に伝えてくれ、子ども達も集中して話を聞きながら、一緒に口をあけたり、歯をカチカチして、噛み合わせを確認したりしました。 子ども達の反応もとてもよく、会議室へ移動してからもどの子も大きな声で名前を言うことができ、口も大きくあけて受診することができていました。又、友達の後ろにしっかりと並んで前の友達の姿を見ながら子ども達1人ひとりが意識を持って待機している姿にも感心しました。終わると検診してくださった先生に「ありがとうございました」とお礼を言うことができており、今まで小さな声でしか言えなかった子がとても大きな声で自信を持って言うことができていました。1つひとつの経験を通して子ども達は自信を持って生活していくことができるようになってきていることを感じました。ちょっぴり緊張した時間が終わり年長児は戸外のテントの下でお弁当を食べました。クラス関係なく子ども達は会話を弾ませながらゆっくりとお弁当を食べて、楽しいひとときを過ごしました。
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