2010年5月31日 月曜日
朝から、とてもいい天気で風が気持ちよく吹いていました。登園してきた子ども達は、すぐに戸外へ出て木工・叩き染め・野菜スタンプ・生け花・砂場・ままごとと色々なコーナーで思い思いに遊んでいました。
先週、砂場でダイナミックな遊びを繰り広げていたひつじ組の子ども達は、今日も集まってきて続きをしていました。T君を筆頭に年中児が役割分担をしてダイナミックに遊んでいました。そんな様子を年長児が入りたくて遊具の影から見ていました。そして、やっぱり「ここつなげていい?」と声を掛けました。すると、「いいよー♪」と違う帽子の子も入り混じって作り始めました。遊びに満足したひつじ組さんが一人、二人と違う遊びに離れていくと、私たちの出番とばかりにあちらこちらから、年長児が集まってきました。広い砂場で様々なクラスの子ども達が混ざり合って造った、子ども達の背の高さと同じくらいの大きな山々に囲まれ、パイプで山と山をつないでいきました。【こわさないでね】と看板も作り、服をドロドロにしながら私達教師も思わず入りたくなる程、楽しんでいる子ども達を見ていてとても嬉しくなりました。
一方、そんな年長児達をしり目に年少児は初めて屋外遊戯場に行きました。年少児同士で手を繋ぎ、途中弱音も吐かず無事!!遊戯場に到着。アスレチックを見て子ども達は一目散に山に駆け登り、裸足になって滑ったり、てっぺんで寝転んだり、キャッキャ言いながら遊んでいました。山のふもとから山の中程を突き抜けているトンネルでは、三葉幼稚園を卒園した教師たちが子ども達と一緒に土管の仲に入ってみると・・・・。その匂いや響く音と感触とが蘇ってきたと午後の反省会で言いました。それを聞いた副園長が「あれは、先生たちが幼稚園の時に遊んでいた土管だよ。園舎の工事の時も捨てられなくて屋外遊戯場に運んだんだよ。」と教えてくれ、みんなとても嬉しく思いました。
園内では昨年度実をつけたびわの実が、今年も実をつけだんだんと色づいてきています。そこで副園長に話をしていただきました。びわは一つの種から芽を出し枝に分かれて、枝のてっぺんに実ができます。幹のてっぺんの真ん中に、いくつもの実がまるで家族のように支えあって実るのです。枝のてっぺんに葉っぱの家に守られながら大きな実が少し色づいて風に揺れていました。びわの実は優しくみんなが同じ方向に揺れるのです。あっちこっちに揺れるとびわ同士がぶつかってけがをするから、同じように揺れるんだよ、さくらんぼは、色んな所に実ができ離れているからけがをしないんだよ、。」と話してもらいました。最後にみんなでなんだか優しい気持ちになってびわの歌を歌いました。みんなで数えるとびわの実は全部で19個。毎日、数を確認し熟れていく様子を見ていきたいと思います。
又、年長児の育てているアサガオですが、毎朝ジョウロを片手に水をあげ芽が出るのを今か今かと楽しみにしています。しかし、ここ何日かにせっかく芽を出したと思うと、誰かに葉っぱをちぎられてしまうということがありました。毎日の世話を頑張り、生長を楽しみにしているので他の子ども達にも話、みんなで育てていきたいと思います。
思い切り遊んだあとは、副園長がパンのつけ合わせにと朝から作ってくれた【ビーフン】が待っていました。ひよこ組の子ども達は「チュルチュル」と言って口いっぱいにほおばっていました。お皿に残ったものも、最後までスプーンで集めて食べたり、何度もおかわりをしたりと「美味しい。美味しい。」と言って食べていました。初めて食べたという子もいたようで「今日は何を食べたの?」と聞くと「チュルチュル食べたんよ。」とかわいい返事が返ってきました。
トマトのりり子も毎朝「おはよー。」と子ども達に声を掛けてもらって、黄色いきれいな花を咲かせています。
2010年5月29日 土曜日
爽やかな青空の下、今年度初めてのフリースクールが始まりました。皆ワクワクしながら来てくれたのでしょう。保護者と子どもの笑顔がお日様の光を浴びて、ますます輝いて見えました。
私達教師も実は、第1回目のフリースクールをどんな風に盛り上げようかと悩み考え、緊張でドキドキだったのです。 玉ねぎを煮出した浸し染めの実験で、何故ミョウバンを入れるとこんなにも鮮やかな色になるのだろう。インターネットで調べても専門用語が多く、なかなか理解できない私達に分かりやすく副園長が解説してくれました。そしてそれを子ども達にもっとわかりやすく伝えるには、どうしたらいいのだろう?と考え、それが拍手と笑いの中で教師達の寸劇「ミョウバンミュージカル」となりました。またこんなハプニングも・・・!!
浸し染めの説明中、副園長の「どうして色が混じり合って広がっていくの?」との質問に固まってしまったM先生。子ども達からも「どうして?」コールが起こり、副園長に助けてもらいながら一生懸命答えたのでした。 「なぜ?どうして?」これが科学へのスタートです。そう思うと普段から子ども達と一緒に、「なぜ?どうして?不思議だな。」と思う機会をたくさん作りたいなと思いました。
さて「作ってみよう」のコーナーでは。副園長考案の浸し染めを使った張子の「手まりヨーヨー」が大人気!「僕も私も欲しいな!」と家族皆で共同作業。新聞紙を丸める役。毛糸を巻く役。紙をちぎってのりをつける役。そして貼っていくのはお父さん!と役割を決めて作っている微笑ましい姿も見られました。Kちゃんは「これは、お母さんへのお土産!」と言って出来上がった手まりヨーヨーを大事そうに持っていました。
また野菜スタンプのコーナーでは、スタンプ模様のできた紙に包装紙の台紙を付けることで、ますますその作品が生きてくることに納得したり、驚いたりしている保護者の方がたくさんおられました。
実験、寸劇で盛り上がった玉ねぎの絞り染めのコーナーでは、「こんな経験は初めて!楽しくて、楽しくて・・・!」と話されるMちゃんとHちゃんのお母さん。また、ミョーバン!ミョーバン!ミョーバン!バン!」と歌いながらミョウバン水につけていたKちゃんとお母さん。私も思わず一緒に歌って踊ってしまいました。
一方、鉄のフライパンで作った玉ねぎの煮汁でとても渋い色のハンカチを作っていたSくんとKくんはお母さんへのプレゼントにするんだと言って得意そうに見せてくれました。
どのコーナーもあまりに楽しく遊びこんで教師も参加された方々も時間を忘れるほどでした。30分間延長するほど楽しんで頂きました。
そして、この楽しいフリースクールを行うために玉ねぎの皮を下さった給食業者の方。またきれいなお花を下さった卒園生のお父さん。本当にありがとうございました。こうして、支えて下さる方々に感謝を忘れずに保育をしていきたいと思います。
そして、この三葉幼稚園から小さな科学者どんどん育っていってくれますようにと願いながら、また第2回目のフリースクールもますます楽しいものを考えていきたいと思います。そして、保護者と先生達がフリースクールを通してもっと仲良しになれるように子ども達にミョウバン役になってもらいたいと感じています。次回のフリースクールには是非ご参加下さい。お待ちしています。
2010年5月28日 金曜日
毎朝、トマトや朝顔に「おはよう」と声を掛けている年長組の子ども達は、今日もせっせと水やりをしながら「まだトマトにはならんのかな?」「まだ朝顔の芽が出てないよ」などと友達と楽しく会話を弾ませていました。トマトの黄色い花も各クラスのプランターにちらほら見られ始め、子ども達の関心も高まってきています。
そんな中、以前に自分達の不注意で折れてしまったトマトを育てている4人組のA・B・C・D君達の鉢のプレートが牛乳パックで作られていた為、毎日の水やりや雨のせいでくしゃくしゃになっていました。そのことに副園長が気付いて「ちょっといい物持ってきてあげるから」と言って木片を持って来てくれました。そして、「ここから下(約3程)は土の中に入るから、この上の部分に自分の名前を書いてね」とマジックを手渡されました。4人は一人ひとり書く範囲を考えながら丁寧に書いて、出来上がるとそのプレートを持って一目散に走って行き鉢に差し込み笑顔で眺めていました。クラスで育てているトマトの成長より少し劣っているけれど、一生懸命大きくなろうとしているこの4人組のトマトの生命力に期待が持たれます。
一方、今日の砂場では、ひつじ組の子ども達が大活躍でした。昨日より更に山や川、そして水を流すパイプの位置や形が高度になり、一人ひとりが自分の役割を考えて遊びを進めていました。その中で今日も色々な学びがありました。できあがった山から山に渡した樋に水を流す子ども達は、何度も何度も繰り返し順番に並んで水を入れて行くのですが、その中に白い帽子が一人。そうです、たんぽぽ組さんが大きな入れ物に水を入れてさり気なく列に加わろうとしていたのです。いつものH君なら我よ我よと突き進むであろうと予想されるのですが、今日はこの遊びの一員になっているのでした。1度目の入れ物は大きすぎて樋にうまく流せず下に水が落ちてしまいました。それに気付き2度目からは小さめのお椀に代えて運んでいました。又、この遊びを始めたひつじ組のT君は、自分が渡した樋を友達がはずしたことで、これはなぜ必要かということを納得するように実際にやってみせながら説明する姿が見られました。これも遊びが充実しているからだと思います。一人では成り立たないこの遊びの中で、課題を与えたり少しルールを高度にしたりして、子ども達の学ぶ力のハードルを高くしていきたいと思います。
年長組は屋外遊ぎ場へ2回目のお散歩に行きました。少しタイヤゲームをした後、お待ちかねの築山へ・・・登る・ころがる・ジャンプする等何人もの子ども達が重なり合いながら無心に遊び、とにかくはじけて遊ぶ子ども達の楽しそうな表情に私たちの心もはじけていきました。
らいおん組のケアフル訪問でもホットな出来事がありました。一生懸命元気をあげている子ども達の姿に感動したお年寄りの方から「みんな、微笑みながらお手々つないでくれてありがとう。一生懸命元気を出してくれているからみんなから元気をもらったよ」と言っていただきました。今日の子どもたちの申し合わせは、笑顔・元気・おふざけをしないことでした。まさにそのままの言葉を頂いたのです。手をつないで触れ合うゲームでは、一人のおじいちゃんに誰もパートナーがいないことに気付いたYちゃんが、右手は自分のパートナーのおばあちゃんの手をにぎり、左手は伸ばしてその一人ぼっちのおじいちゃんの手をにぎる優しい光景が見られたのです。この老人施設訪問での交流は、幼稚園ではできない学びをすることができることも実感しました。
2010年5月27日 木曜日
「トントントン」と木槌で叩き染めをする気持ちのよい音が園庭に響き渡る中、今日も幼稚園の1日がスタートしました。今日はすみれ組は早コース。私も昨日から、「明日はすみれ組の子どもたちと一緒に叩き染めを」と思っていたので、子どもたちに「さあ、今日はお外で楽しいことして遊ぶよー!」と声をかけ、一緒に戸外に出ていきました。
叩き染めを初めて体験する子どもたち。「どうやってするのかな」と物珍しそうに見ていました。私も初めてだったので、ベテランの先生に教わりながら、子どもたちにも遊び方を伝えるようになりました。少し重たい木槌を両手で持って、トントントン。すみれ組のRちゃんは片手で軽々しく持ち上げて、トントントン。その力強いこと!様子を見ていた隣のクラスの先生も驚くほどでした。
叩き染めのコーナーの隣では、小さな大工さんがしっかり手元を見ながら、せっせと釘を打ちつけていました。今日新しく出していただいた木工のコーナーですが、こちらも大人気のコーナーになりそうな予感がします。
泥場では、年少さん、年中さんが一生懸命泥団子を作っていました。そこに教師が入り、子どもたちとゆっくり、じっくり関わりながら、一緒に泥団子を作っていきます。こあらさんの頃から団子を作っていたというすみれ組のYちゃんは、団子が作れないと泣いていた子に私が「こうやってぎゅっぎゅっ、ってするんよ」と声をかけていたのを聞き、「違うけん。こうして優しくさら粉をかけて、ころころするんよ」と鋭い一言。考えてみると幼少時代あまり遊び込んでいない私は、恥ずかしくて、「よぉ知っとるねぇ」と言うしかありませんでした。泥場だけでなく、いろんなコーナーで子どもたちが遊びに熱中し、生き生きとした表情で遊び込む姿が見られます。やはりそれは、三葉の保育だからこそ引き出せる、子ども本来の姿なのかな、と感じています。
内科・耳鼻科検診では、年少さんでもほとんどの子が泣かずに受けました。「ポンポンするだけよね?」とちょっぴり不安そうな子どもたちの表情がまた愛らしくて、思わずぎゅっとした私です。
年長児は高木農園にさつまいも植えに行きました。今まで子どもたちはじゃがいも植えでは半分のじゃがいもを植え、朝顔では種を植えてきました。そして今回はさつまいもの苗を植えました。副園長がちゅうりっぷの球根植えの経験から苗の植え方の説明をわかりやすく教えてくれました。少し足場が悪い所もありましたが、子どもたちは一生懸命にする姿が見られました。ちょうど各クラスごとに苗が植えられたので、収穫の時にどのクラスが大きいものが収穫できるか責任重大です。子どもたちはわくわく、教師はドキドキ。時々こっそり様子を見に行きたいと思います。帰る前には管理してくださっている遠藤さんに「お願いします!」「からすからまもってね!」など声を掛け、最後は「ありがとうございます!」と言って手をふると、遠藤さんも片手を上げて答えてくれました。
2010年5月26日 水曜日
昨日、山作りをしていた、ひつじ組のT君は、「先生、先に砂場に行っとるけん」と大急ぎで砂場に走って行きました。しばらくして砂場に行ってみると、そこには、5.6人の子ども達が大きな山を囲むようにしてトンネルを作っていました。「うゎーつながったよ。H君とMちゃんのトンネルがつながった。ヤッター」とみんなで拍手をして喜び合ってると周りで遊んでいた、たんぽぽ組のMちゃんが「すごいね、Mちゃんもする」とトンネル作りに参加してきました。
作っている途中で山が崩れたり、穴がふさがったりする事もありましたが「もう、1回しよう」「直したらいいんよ」と何度もやり直し、できあがったトンネルには、T君の発案で「ここに、あれを入れよう」とパイプを差し込んで水を流す事になりました。やかんや、ジョロ、鍋など色々な入れ物に水を汲んで運び、流し込みます。しかし、「なかなか、水がこんよ」「あれ」とパイプの中を覗き込む子ども達。考えを出し合ったり、不思議がったり、そして、発見したりしている様子を見て私自身、遊びの中には、学びが溢れていることにとても感動しました。まさに遊びの中で人間関係を育み、共に成長し合っている姿は、集団活動だからこそ産み出す宝物だと思いました。そして、「さよなら」をした後、Y君が「先生、明日も山を作ろうね」と目をキラキラと輝かせていた様子を大切にしたいと思います。
今日、作った大きな山は、やがて、くま組の山とつながり、その後は、こあら組の子ども達が転がって遊んだり、年長児のまねをしてスコップを持って山作りをしたりする姿が見られました。明日の遊びの発展がとても楽しみです。
一方、テラス前では、「トントン」と軽快な音が聞こえてきました。草花を利用して叩き染めが始まったのです。よもぎやパンジーを布に丁寧に並べたMちゃんは、木づちで時間をかけながら叩いていました。叩き染めを楽しんだ、ぱんだ組のMちゃんは、「これ、お母さんにプレゼントする」と嬉しそうにたたんでポッケットにそっと入れました。
2010年5月25日 火曜日
今日、くじら組はお年寄りのディーケアー施設の歩風里訪問をしました。訪問する前、練習しながらふざけて自分達だけ楽しんでいた子ども達に古森先生が3つの約束事をしました。「1、笑顔2、おふざけをしない3、元気よく」始めは、緊張していて笑顔が見られなかった子どもたちでしたが、「地球にエコしよう♪」の踊りをして「上手やねぇ!」と拍手をしてもらったことで嬉しくなり、少しずつ笑顔が見られるようになりました。自己紹介では、練習で恥ずかしがっていたHちゃんも「好きな食べ物は何ですか?」と自分から聞くことができていました。何歳のおじいちゃん・おばあちゃんが一番年上かな?100歳の方はいるかな?と楽しみにしていた子どもたち♪途中、もうすぐ101歳のおじいちゃんが来て下さると「すごいね!」「100歳やってぇ!」と驚いた顔で口ぐちに言う姿がありました。「げんこつ山のたぬきさん」の手遊びでは、歌で「どっちの指にとまる?」の時に指を出して、おじいちゃん・おばあちゃんに「どっちにするのか選んでもらったら楽しいね!」と古森先生にアドバイスをもらってやっていくと、おじいちゃん達は、選んで子どもの指をつんつんとしてくれて子どもたちもとても嬉しそうにしていました。今までは、普通にじゃんけんをしていた「げんこつ山のたぬきさん」だけれど、この曲を見つけて、子どもたちと覚えていくとじゃんけんをするのも、歌をうたうのも楽しいなと思いました。あじさいの折り紙では、自分で持っている折り紙のうち1枚をおじいちゃん達に渡し、おひざをかりて折り方を見せて一緒に折っていきました。みんなが折ったあじさいの花びらを一つにして貼ると、今までのものより花びらが多くとてもきれいなあじさいができました。昨日までの練習では、折れなくて何回も練習していたあじさいでしたが今では28人全員が折れるようになり、28枚の花びらと今日おじいちゃん・おばあちゃんのものと合わせて50枚くらいの花びらになりました。一つのものがたくさん集まるとこんなにきれいで温かく幸せな気持ちになるんだなと、おじいちゃん・おばあちゃん達のいっぱいの拍手の中で思いました。今日のこの経験を活かしてこれから一日一日、子どもたちとたくさんの思い出を作っていきたいと思います。
今日、ひまわり組のMちゃんが家で育てたあおむしがちょうちょになったと言って嬉しそうに持て来てくれました。お空にかえしてあげようということでみんなでかえしました。ちょうちょは、空高く羽ばたいていきました。
2010年5月24日 月曜日
雨降りの園庭を眺めながら「今日も雨、降りよるね」、「昨日から、ずーっと雨が降りよる」、「外でも遊べん」と言う子ども達の会話が聞かれました。ひよこ組の子ども達は、テラスで年少児達が絵の具を使って絵を描いているのを見て、「僕も描きたい」と言って、部屋に戻りスモックを着はじめました。そして、K君が「今からお絵かきするけど、みんなもする?」と他の友達に声をかけると、「する。お絵描きしたい」と言って、自分達でスモックを出してきました。パステルを持ってテラスに出ると、「大きい紙がいい」などと自分達で思い思いの紙を選び描き始めました。絵の具を使う時には、とっても嬉しそうに、また少し緊張した」様子で、塗ったり、描いたりする姿がみられました。
年中・年長児の部屋に行ってみると、お絵描きをしていました。ひつじ組のMちゃんは、パステルで絵を描き終えると、線からはみ出さないように、丁寧にひと塗り、ひと塗り、きれいに絵の具を塗っていました。
そんななか、すみれ組の子ども達が、「プールに恐竜がおるよ!!」と言ってひよこ組の子ども達を呼びに来てくれました。それを聞いたひよこ組の子ども達は、「えっ!恐竜がおるん?大きい?」などと、すみれ組のお兄ちゃんに聞きながら急いでプール室に行きました。そこでは、すでに恐竜の上に乗っている年少児達がいました。そんなお兄ちゃんたちの姿を見て、「うわ、すごい」と目を輝かせていました。また、足の下がくぐれるので、「恐竜のトンネルや」と言って、列をつくって、くぐって遊ぶぶ姿も見られました。その牛乳パックの恐竜には、10人もの子ども達が乗ることができました。たくさんの子ども達が乗ったり、くぐったりして遊んでいるうちに、少しづつ崩れて、恐竜は、座り込んでしまいましたが、子ども達は、乗ったり、くぐったり、また、年長児は、上から下に飛び降りたりと、いろいろな遊びを楽しんでいました。
思う存分、遊んだ後、壊れかけた牛乳パックの恐竜に「ありがとう」と言う感謝の気持ちを持って、片付け始めました。片付けていくうちに、「これ、プールに浮かびそうやね」、「イスになるよ」などと言って、捨てずにこれからも、利用することになりました。この恐竜達は、イスや他のおもちゃに変身して、まだまだ活躍してくれそうです。
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