2010年4月20日 火曜日
入園して10日あまり天気の良い日が少なく今朝も小雨が降っていました。 せっかく早コースで登園して来て沢山遊ぼうと楽しみにしていたすみれ組の子ども達は「そとであそべる?」「早くいきたい!」と所持品の始末をしながら口ぐちに言っていました。そして全員がそろった頃には天気が良くなって帽子がないと暑いくらいになっていました。 それを察した子ども達は皆が戸外へ出て色々な遊びのコーナーへ散らばって行きました。
どんな遊びをしているのか見ると泥場で年長さんに泥団子の作り方を教わったり色水コーナーで見よう見まねですり鉢とすりこぎを使って花びらをすりつぶしたりする姿が見られました。 そして気がつくと年少の子ども達が次々と裸足になって水たまりへ足を入れ、キャーキャーと歓声を上げながら泥をハネ上げて本当に楽しそうに遊んでいました。 水がぬるく感じる位になると「お風呂だ温泉だ」と言って皆でかたまって入ったかと思うと、そのまわりのお団子に最適なやわらかい土の感触を味わいながら丸めたり広げたりして長い時間遊び込んでいました。 ほとんどの新入園児たちも手も足も顔も泥だらけになって開放感を味わいながら遊んでいました。
砂場では新しい砂の山がそろそろ低くなってきたのを見てすみれ組の子ども達を何人か誘って山作りをしました。 年長さんの兄弟も加わって「トンネルが掘れるくらい大きい山にしよう!」と言うことになりました。 小さな体をいっぱい動かしてせっせと土を運んでは固めてトンネルを作っていくと向こう側が見え始めました。 それが嬉しくて何人もが手を突っ込んだためにトンネルが崩れてしまいました。その時すみれ組のk君は「どしてこわれたん?なおらんの?」と言いました。「どうしてだろう?あんなに頑張ったのにね。」とちょっと教師が考えるふりをすると年長のR君は「もっとしっかり固くせんといかんかったんよ。」「水もかけたら固くなったのにね」と言いました。すみれ組の子ども達は「ふーん、そうか」といった表情で年長さんのアドバイスを聞き入れ「じゃ、またがんばってつくろうや!」と思い直してもう一度やり直しです。どうやったら丈夫なトンネルの出来る山が作れるのか・・・入園した子ども達はこれから遊びの中で学んでいくのです。
さて今日は平成22年度未就園児保育こあら組さんの初めての集まりの日でした。朝から教師達は2歳3歳の小さな子ども達が楽しめる環境を副園長のアドバイスをもとに作って登園してくるのを心待ちにしていました。 門をくぐる小さな姿を見ると又気持ちも新たにこれからいっぱい楽しんでもらいたいという思いが湧いてきました。 シール帳のシールを貼る事一つをとっても新鮮なこあら組さんの保護者と子ども達の姿に心を込めて接していきたいと思いました。ところが、そこに立ち会った教師達はついつい活動にのめり込んでしまい、写真を撮るのを忘れてしまい、残念でたまりません。 こあら組さんとお母さんの初めての幼稚園生活は教師達のうっかりで写真記録に残す事が出来ませんでした。 本当にごめんなさい。
これからまた楽しい活動をどんどん取り入れていきたいと思います。そして楽しい子ども達の様子をこれからどんどんブログでお伝えしていきます。
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