2010年4月13日 火曜日
登園してきた子どもたちは雨上がりの園庭で思い思いの遊びをしていました。昨日は雨で、戸外で遊べなかった子どもたちでしたが今日は登園するとすぐに戸外で遊んでいました。砂場と泥場には、新しい砂と土が入って大きな山ができていました。その山を見た途端にぱんだ組のMちゃん、D君は「なんでこんなことになってるんだぁー!!」と言って山に登り始めました。ふんわりした泥山を踏んだ後に足跡がつくことを楽しんだり、ひまわり組のJ君は砂山を触って砂がさらさらと落ちていくのを楽しんだりする姿がみられました。また、ぞう組のH君とR君は朝1番にすべり台の下に行き、たくさんの桜の花びらが落ちていることに気付いて、拾って鍋の中に入れたりスコップでそっとすくってみたりしていました。また、H君は「桜の花びらのお布団だね!!」と言って砂場の山の上に落ちている桜やビックボスにかかっている桜を見渡していました。ビックボスでは、鍋を下に置いてかかっている花びらをスコップで優しくかき集めて、落ちてくる花びらを集めたり、落ちた花びらを拾って、友達と上に投げて頭の上からヒラヒラと落ちてくる様子を楽しんだりする年少児もいて、桜の花びら1つでも子どもたちの遊びは広がっていくんだなと感じました。周りの環境の変化にも目を向けて、色々なことに気付き子どもたちにも知らせていけるようにしたいなと思いました。 泣いて登園してきた年少児も楽しそうにうさぎにえさをやったり、野菜を切ったりしている年中児を見てやってみるなど、1人ひとりの子どもたちが、その子なりに園生活に馴染んでいく姿がみられます。そして踊りの曲がかかると、自然に集まってきて踊るようになり、いつの間にか踊りの列ができていました。遊びの中で分からないこと、困ったことがあると年中、年長児が自然に声をかけ、さりげなく助けていたり靴が分からない子がいると一緒に探してあげたり、自転車に乗っている子の後ろをそっと手をそえて押してあげたりする姿がたくさんみられました。年中児も年長児も進級したことを喜び、自覚をもって生活する姿がみられています。私たち教師も新たな気持ちで毎日子どもたちを迎え、気を引き締めていかなければならないなと感じました。
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