2010年3月2日 火曜日
おもちつきを明日に控え、昨日のお米洗いに続いて今日は朝一番にお芋を蒸して芋餅の準備をしました。 まず登園してきた赤コースの子ども達が中心になってお芋を洗い、洗った傍から教師たちがお芋を切って塩水につけていきました。 今年は調理室でぜんざいをつくることになったので園庭にかまどを出してお芋を蒸かすことにしたのです。 昨日のお米洗いやヨモギの新芽をとる作業もそうですが、子ども達の手でおもちつきの準備をすることで、お餅が出来るまでの過程やご飯のお米とお餅のお米の違いやお餅ができるまでに色々な作業があること、たくさんの人がかかわってお餅ができることなど、色々なことを学びます。年中のRくんはお芋をセイロに入れる手伝いをずっと続けていて「先生これくらい入れてもいい?」と聞いては確かめて「次のも俺が入れてあげるけんね。」と言って付きっきりでお芋を並べてくれていました。 かまどの上に乗せたセイロから湯気が上がりだすと自然に集まってきた子ども達が「もうそろそろ出来たんじゃない?お芋食べれるのかな?」とちょっと期待しながら見ていました。 そして蒸しあがるとはじめに年長のくま組とくじら組の子ども達で丁寧にお芋の皮をむいて、冷ましながら「明日このお芋を使ってどんなおもちが出来るかなぁ」と楽しみにしていました。 お餅用のお芋を先にとって、残ったお芋はみんなで食べることになりました。
このお芋は、秋に子どもたちが掘ったお芋です。皮をむくと、黄色くてまるで栗のようなほかほかお芋が表れて子どもたちは大喜びでほおばっていました。
又、ひまわり組では保育室が明日おもちを丸める作業をする場所になるので広く使えるようにしようと子ども達に話して、皆で力を合わせて部屋を片づけました。 ままごと道具やおもちゃの整理整頓や棚の移動など安全面に気をつけながら次々と片づけていってみるみるうちにに広々としたお部屋になりました。
途中でうさぎ組の子ども達が10人くらい手伝いに来てくれて荷物を運んでくれました。実はお弁当の時間からはうさぎ組さんと合同保育をして明日のお餅つきの話をしたり年長さんを送るさよなら会の内容を考えたりする計画なのです。ひまわり組の子ども達は1か月後には進級して年中フロアーで生活するのでまるでピクニック気分でどきどきわくわくしながら移動しました。 うさぎ組さんに着いてちょっと驚いたのはひまわり組のためにうさぎ組さんは自分達のロッカーを空けて待ってくれていたのです。自分達はもうすぐ年長だからどこに自分の荷物があるかすぐ分かるからと譲ってくれたのです。おかげでお弁当を出したり片づけたりする時も迷わないで自分達で出来たひまわり組の子どもたちは「うさぎ組さんありがとう、そしてこれからもよろしくね」と皆でお礼を言いました。
温かい気持ちに包まれながらひなまつりやはるがきたの歌を歌ったり、明日のおもちつきやおもちの丸め方の話をしたりしながら楽しいひと時を過ごすことができました。
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