2010年2月18日 木曜日
先週から、たんぽぽ組の子ども達はお店屋さんごっこをしています。初めは、廃材の中にあったお弁当箱を使ってお弁当屋さんをしていましたが、年少児にはイメージが膨らまず、すぐに終わってしまいました。そして、年中・年長のお店に買い物に行って、色々な物を目にした子ども達は、大好きなあめ屋さんをしたいと思いつきました。包装紙や新聞の広告を使ってねじると簡単にきれいに出来上がるので、作ることをとても楽しんでいましたが、今日からはお店作りが始まりました。早コースで登園してきたKちゃんは、所持品を片付けると、すぐに廃材の中から屋根の柱に使えそうな廃材を探してきて、屋根作りを始めました。友達と協力して、柱をガムテープで支えたり、屋根はどうやってくっつけるのか考えて工夫したりする姿が見られました。お店が出来上がると、あめを並べて、早速たんぽぽ組のあめ屋さんが開店しました。あめ屋さんができたことを聞いた年少児や年長児がお店にやって来ると、「いらっしゃいませ!」「100円です!」「ありがとうございました!」と威勢の良い声が聞かれ、お客さんとのやり取りを楽しんでいました。商品が減ってきたことに気づいたYくんが、「あめを作らないかん!あめの工場作ろう!」と言って、商品のあめ作りができる工場を作ることにしました。売り手には女の子、工場は男の子に分かれて、協力し合いながらあめ屋さんごっこを楽しんでいる子ども達の姿を見て、とても嬉しく思いました。他のクラス、学年のお店に行って買い物をすることで、刺激を受けたり、ヒントをもらったりして自分達なりの遊びを広げている子ども達と一緒に、楽しさを共有しながらお店屋さんごっこを盛り上げていきたいと思います。
年中組は、月曜日に行くことができなかった「じゃがいも植え」に出掛けました。農園に行くバスの中で、副園長の「外の木を見てみて。葉っぱがないね。」という声で、道路端の木に葉っぱがないことに子ども達や教師も気づきました。「春になったら、葉っぱを出す準備をしているんだよ。」と教えてもらい、改めて見てみると小さな葉っぱが出ている木があることに気づき、少しずつ春が近づいていることを知ることができました。今日は、年中組が植えないといけないという自覚を持って、話をしっかりと聞いてじゃがいもが寒くないように、優しく土をかけて植えることができていました。農園にもビワの木があり、幼稚園のビワの木と同じ時に植えたという話を聞いた後、「どうして同じ時に植えたのに、大きさが違うんだろう?」という副園長の質問に対して、「陽の当たり方が違う。」「水が違う。」など、子ども達なりに色々と考えた答えが出てきました。じゃがいも植えの経験だけではなく、周りにある自然のことにも目を向け、様々なことを感じることのできた年中児達でした。
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