2010年2月3日 水曜日
2月3日、今日は節分の日です。鬼のお面を作り前日から友達と「鬼は外、福は内」と言いながら廊下を歩いている姿も見られました。ちゅうりっぷ組では、登園してくるとすぐに広告をたくさん出してきて、廃材箱から自分の気に入った箱を持ってくると輪になって豆作りを始める子どもの姿が見られました。昨日作っていた子どもたちは大きさや丸め方を友達に教えていました。食べる豆は炒り大豆ですがまめまき用の豆は紙をボールのように丸めて作るのです。すごく大きな豆もあれば1つずつ小さく小さく丸めていて米粒ぐらいになっている豆もありました。入れ物も自分達で工夫して、ティッシュの箱を使ったり卵パックやお菓子の箱を使う子もいて、1人ひとり気に入ったものを使います。園庭に出て並んだ年少児のお面は子どもたちが自分で手作りしたものでした。絵を描いている子もいれば、廃材を使って立体的なお面を使っている子もいたり、自分の顔よりも大きなお面を作っている子もいて、個性的な鬼がたくさんありました。何日も前から、お部屋にある廃材の中を探り、角の形を見つけて張り付けるなど自分たちなりの鬼のイメージを表現することができていました。年少児でも、色々な廃材を組み合わせてこんなにも上手に面白いお面を作ることができるようになったんだなと子ども達の成長に驚きと喜びを感じた1日でした。発表会の練習の合間に時間をとって、こんなに楽しい時間を過ごすことの大切さとゆとりの必要性をつくづく感じました。 また、副園長の話の中に歳の数プラス1個の豆を食べるということを聞いてH君はすぐに、「じゃあ、僕は5個やね。」と言って数えながら食べていました。それを見ていた他の友達にも「0歳から数えるけん1、2、3、4、5やろ?」と指を折りながら教えてあげている姿をみて、よく話を聞いてしっかり理解しているんだなと感心しました。まめまきをする前に、各クラスの教師と子どもたちに副園長からこんな質問がありました。「きりん組さん!先生の中にはどんな鬼がいる?」これを聞いた子どもたちは口をそろえて「食いしん坊鬼!」と答えました。次に、「きりん組さんには何鬼がいるの?」と質問され、中田先生は「泣き虫鬼とおこりんぼ鬼とおふざけ鬼」と答えました。ひまわり組では「先生にはのんべぇ鬼がいる!!」とおもしろい答えが返ってきました。発表会の練習でも副園長が日々言っていますが、子ども達とのやりとりは全て遊びから始まるんだということ、遊びをしていくと子ども達も楽しんでやってくれるということを今日のまめまきでも感じることができました。子ども達と楽しむことを忘れないで過ごしていきたいなと感じました。
コメント (鬼をやっつけるぞ! ちゅうりっぷ組 細川渚 はコメントを受け付けていません)