2010年1月27日 水曜日
昨日に引き続いて今日は青コースの総練習がありました。今日もアイクルーさんがDVDの撮影に来て下さいました。衣装に着替えた子ども達はスターにでもなったような気分でポーズをとって見せる子もいましたが、アイクルーさんはその子たちには笑顔でカメラを向けて下さいました。
そんななかでぺんぎん組のT君が廃材で何かを作っていました。教師が「これ何?」と尋ねると「カメラよ!」と答えました。ぺんぎん組には昨日カメラマンが来たのでT君はその時のことを思い出して廃材でカメラを作っていたのでした。完成するとT君はカメラマンになりきって友達を撮影し始めました。そこへ、アイクルーさんがカメラを持って通りかかりお互いに写し合い、その後は教師のデジカメにばっちりツーショットでおさまりました。
らいおん組も今日が総練習でした。前日の練習では劇が上手くいかず「明日どうしよう…」ととても不安に思っていました。しかし、今朝、副園長がまた総練習前に特別に劇を見てくれました。私の考えていた構成では三段ある舞台も子ども達もはえていなかったのに副園長の考えてくれた構成では舞台も子どももすごくはえていきいきすることができました。赤鬼が村の人たちと仲良くなるためにどうすればいいのか悩んでいるのを青鬼が心配そうに見ているなど一つ一つ動きや位置に考えられた意味があって「さすがだな!」と思いました。総練習本番も朝直してもらった所までは何とか進んでいきましたが、その後は私自身が課題の残る結果になりました。
部屋にかえって「今日は劇どうやった?」と子ども達に問いかけると「最初の方しかできんかった。」「心が一つやなかった。」「頑張っとる人はおった。」などの声がかえってきたので「ご飯早く食べれたらホールへ行こう!」と約束しました。もりもり早く食べ終えることができたので約束通りホールで練習をしました。ご飯も食べず副園長が見てくれてドンドン魔法をかけたように直してくれて子ども達の表情も変わっていき、楽しんで練習をすることができました。今日は副園長に宿題をもらったので明日、それを子ども達と一緒に取り組み、直してもらったところが元に戻らないようにしていきたいです。
私にとっては初めての生活発表会ですが子ども達にとっては幼稚園最後の生活発表会になります。子ども達には大きくなってもずっとずっと忘れられない宝物になるように。私にとっては教師生活の出発の年に一緒に過ごしてきた子ども達との一生忘れられない思い出になるように頑張りたいと思います。
コメント (「最初で最後の生活発表会」 らいおん組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)