2010年1月12日 火曜日
あっという間に冬休みが終わり、いよいよ3学期がスタートしました。今日は、アルバムやお着替え袋等たくさんの荷物を「おもい―」と言いながら、年少児も引きずるようにしてお部屋まで運んでいました。また園庭には、こまや羽子板、竹馬等、お正月の遊びが出ていて、子ども達は興味を持ってチャレンジしていました。その中で特に素晴らしかったのが、KちゃんとJちゃんの羽根つきでした。Kちゃんのかっこいいサーブから飛んできた羽根をJちゃんがしっかりと打ち返します。先生達も見とれるほど上手でした。先生が作っていた新聞紙やビニールで作ったたこも大人気で走って飛ばしていました。それを見て副園長が、ほんの数分で包装紙で小さなたこを作ってきました。それをいつもはあまり身体を動かさないYちゃんが、今まで見た事のないような速さでひもをしっかりと握って園庭を駆け回って飛ばす姿が見られ、教師達は驚かされました。
その後、ホールで3学期始園式をしました。さっそく副園長が、おもちを食べた人、昆布を食べた人、豆を食べた人と、子ども達に質問をした後、おもちは粘り強く頑張れるように、昆布はいっぱい喜ぶことがあるように、豆は豆々しく動けるようにという説明をしてくれました。私も初めて聞く事だったのですが、子ども達は、とても真剣に聞いていました。そして3学期は、発表会もあるけど、ひよこさんは年少組、年少さんは年中組、年中さんは年長組、年長さんは小学生になる準備をする学期という事で、先生も子ども達も気合いを入れて頑張ろうという気持ちになっていました。その後、ひよこ、年少、年中児が発表会でする歌や踊りをしましたが、ひよこさんが元気に歌ったり踊ったりする姿がとーってもかわいくて、思わずシャッターを切ってしまいました。
その後、各学年発表会に向けての活動が中心となりました。くじら組では、劇で必要な背景画を描きました。みんなで話し合って、街並みを描く事になり、家を描きました。どんどん色が塗れて、立つ隙間がなくなってくると、まだ塗っていない窓の枠に立って「おっとっと」と倒れそうになりながら、一生懸命に塗っていました。
そして昼食が終わって、お帰りの前に、昨年暮に作った干し柿と今年も1年元気に過ごせるようにと、副園長が準備した新米の炒り玄米をみんなで味わい、3学期1日目は、あっという間に過ぎました。まだちょっぴり気分は冬休みが明けていない子どももいますが、副園長の話をしっかりと聞いて、おもちのように粘り強く、そしてみんながよく動いて楽しい3学期にしようと張り切っていました。
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