2009年12月17日 木曜日
今朝、戸外の環境を用意していると、副園長がある物に気がつきました。それは、びわの花でした。とても寒い時期なのに、白くて可愛らしい花が咲いていることに私は驚きました。花が咲くのは春というイメージがあったので、不思議な感覚でした。しかし、その花は周りから幹にかけてベージュのビロードの布に包まれているかのように守られていました。園内の木も葉を散らせて、少し寂しい気もしましたが、びわの花のように今の時期から花を咲かせ、実を作る準備をしている植物もあるということを、子ども達にも気づかせていきたいと思います。テント下に吊るして干している大根はくの字に曲がり、そろそろたくあんの漬け時になりました。テラスの干し柿も良い色合いになってきています。その季節にしか食べることのできない物を味わうという体験を大切にしていきたいと思います。
今日は年中・年長はアイススケートに出かけました。年少児は園内でお留守番でしたが、思い思いの遊びをみつけて友達と伸び伸びと遊んだ後、登園日も残り3日になったので保育室の掃除や自分達が使った用具を洗ったり、身の回りの整理をしたりしました。YくんとAくんはほうきとちりとりを持ってきて、掃き掃除を始めました。Kちゃんは友達と新聞紙で窓ガラスを拭く姿がみられ、進んで片付けることができました。掃除が終わると、「お家の掃除もする!」「おもちゃを片付ける!」という声が聞かれ、家に帰ってからお手伝いをしようと張り切る姿もみられました。今朝、たんぽぽ組のHくんが上機嫌で登園してきました。お母さんに話を聞くと、昨日のサンタクロースさんにもらったプレゼントが嬉しかったようです。家に持ち帰ってから、家族でカルタを楽しんだということでした。このことを聞いて、サンタクロースさんも喜んでいると思います。明日は午前保育ですが、残り2日間を楽しく過ごせるようにしていきたいと思います。
さて、アイススケートに行った年中・年長児は2回目ということで自分の靴のサイズをフロントで伝えるという課題が与えられました。前回欠席して行けなかった子も、今日の50分のスケート時間内に、周りの子達を見よう見真似で、一人で立つことができるようになりました。2回とも参加した子ども達は、前回よりも上手く滑れるようになったり、一人で立つことができるようになったりして、それぞれが満足感や達成感を味わうことができました。
また、今日は昨日のお楽しみ会でサンタさんからプレゼントをもらえなかった教師を心配した子どもから、サンタさんよりもっと嬉しいプレゼントが届き、大感激でした。廃材で作ったケーキや手作りのブレスレットなど、どれも時間をかけて作った心のこもったプレゼントでした。相手の気持ちを思いやることができる子ども達に、私達教師も一人ひとりに心を忘れないで接していこうと話し合いました。
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