2009年12月3日 木曜日
明け方から降っていた雨は止んだものの、園庭は水たまりがたくさんできていました。この状態では畑はもっと状態が悪いのではということで年長組が予定していたたまねぎ植えは明日に延期になりました。 そこで明日の予定と入れ替えて、今日焼き芋をすることにしました。お芋を洗って塩水につけ、濡れた新聞紙で巻いてアルミホイルで包むという準備を昨日は早コースの青コースがしました。そこで、今日は早コースの赤コースの子ども達が準備をしました。全員が同じ経験ができるようにという配慮です。 声をかけると登園してきた子どもたちが早速次々とやってきて手際よくお芋をくるんでいきました。見る見るうちにアルミホイルに巻かれたお芋が入れ物にいっぱいになりました。。実は雨上がりの園庭には水たまりが出来て足もとが悪かったのと、少し雨が心配だったので今日はさくら前のテント下でお芋を包んでいました。
前回アルミホイルを巻いた時にうまく包み込めていないお芋があって焦げてしまったという反省があったので隙間のないようしっかりとアルミホイルを巻いて押さえていきました。こうして丁寧に包んでおくと焼けたお芋は中がホクホクで皮もとり易く、おいしい焼き芋になるのです。 今日は風が吹いて少し肌寒かったのでお芋を焼いているところで手を広げてちょっと温まってまた遊びに行くかわいい子ども達の姿も見られました。
ふと見るとお芋を焼いているところに大き目の四角い缶が一緒に焼かれていました。実は年中組の教師たちが夏の研修で習ってきた飾り炭を作っていたのです。缶の中には松ぼっくりや段ボールで作ったカブトムシ、折り紙で折った花などが入っていました。缶の外側が白っぽくなったころ開けてみると、中に入っていた形そのままの飾り炭ができていました。これは炭焼きと同じ原理なのだそうです。炭のできる不思議についてはまた後日フリースクールで一緒に考えていきたいと思います。
美味しい焼き芋をたべてから年中組と年少組は会議室とホールに分かれて学年で集まり発表会でするオペレッタや踊りの曲をかけてみました。年少児には発表会がどのような物かイメージできないのでまず教師たちがホールの舞台を使って踊ったり演じたりして見せました。曲がかかると最初は教師がしているのを見ていたのですがだんだん体が動き始め、立ち上がって一緒にセリフを言ったり動作や動物の鳴き声を真似しては楽しむ姿が見られました。オペレッタには沢山の動物がでてくるので子どもたちはとても楽しそうでした。 踊りのロックンオムレツではどんなオムレツを食べたことがあるか?などの話題も出てきました。 子ども達の反応やノリがとても良くて一緒に踊っているうちに教師たちも楽しくなりました。 そして 子ども達のパワーに負けないように一緒に歌ったり踊ったりしていきたいと思いました。
ぞうぐみでは今回のケアフル竹原との交流でちびっこサンタになっておじいちゃんおばあちゃんにプレゼントを持っていきます。そこでその時にかぶるサンタの帽子作りをしました。教師が作り方を一つひとつ説明しなくても友達同士で教え合ったり手伝ったりして自分たちで糊づけを工夫して作っていました。 かぶれるように作れたのがよほど嬉しかったようで、すぐに副園長に見せに行く姿が見られました。そしてひまわり組にも見せに来てくれて、ひまわり組の子ども達にもちょっとかぶらせてくれました。「似合うね」とほめてくれた年長児たちはまだこれから帽子にポンポンや飾りをつけたいそうです。
きょうのおやつ
昨日干し柿につかった渋柿の皮とお芋の皮は油で揚げてチップスに、また、さつま芋を薄切りにしてオーブン焼きを味わいました。渋柿の皮が甘くなっていてびっくり!さつま芋のオーブン焼きもまた焼き芋とは違った味わいがあります。
毎日違った味を味わいながら子どもたちの味覚と自然とともに生きる力が育ってくれればと思います。
雨がふって予定が変わってもまた楽しい一日になりました。
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