2009年10月15日 木曜日
甘いきんもくせいの香り、頬にあたる心地良い風・・・一年間で一番よい気候の中、ひよこ、年少、年中、こあらぐみ赤コースは、お芋掘りに出かけました。
バスから降りると黄金色の稲穂が一面に広がる田んぼと畑。あまりに空気がおいしくて思わず「ワァ」と声が出て、みんな笑顔になっていました。
副園長がお芋掘りのしかたを説明してくださっている時には、皆真剣な表情で聞いていました。年中さんは、先日植えたチューリップの球根とお芋の違いを説明してもらった時は、「お芋ってすごいね!」という声が聞かれました。
いよいよ、自分達でお芋を掘り始めると、ひとりひとり必死になって土を掘っていました。「お芋が傷つくからまわりから掘るんよね!」「お芋が見えてきたよ。もうちょっとやね。」と友達同士で話しながら掘っていました。カエルを見つけたAちゃんは、「ワ茶色のカエルだよ。土と同じ茶色やから土の中にかくれんぼしとったんやね」と副園長の話をさっそく友達に伝えてあげていました。
またぱんだ組のKちゃんとAちゃんは前回のじゃがいも掘りでは虫がこわくて、ひとりで土を掘る事ができなかったのですが、今日は「自分で絶対掘る!」と言って、ちょっぴり怖かったのですが、自分ひとりでお芋を掘りあげる事ができ、とても満足した表情でおみやげのお芋を大切に抱えて持って帰っていました。
こあらぐみさんも保護者の方と一緒に「これはAちゃんのお芋よ!」と言って小さな手で一生懸命掘っていました。時々遊びに出てくるカエルさんやバッタさんとも話しながらお芋掘りを楽しんでいました。
帰り際、おいもを作ってくださった遠藤さんを見つけた子どもたちは「あっ、遠藤さんだ、遠藤さんありがとう」と口々にお礼を言っていました。
お芋掘りを存分に楽しんで給食を食べた後、ぱんだ組のYちゃんから「絵を描きたいな。」との声。二階のテラスには画板を持って続々と子ども達が集まってきました。「Mちゃんと一緒にお芋掘りよんよ」「土の中に大きなお芋が見えたんよね」などと言いながらみんなお芋掘りの事を思い出して話をしながら楽しそうに絵を描いていました。
まわりにお友達がいると、何をしても楽しみが倍増するのですね。見ていると微笑ましく幸せな気分になります。
明日は、年長さんが稲刈りと芋掘りに出かけます。こあら組さんは青コースさんのお芋掘りとなっています。
また楽しいエピソードがお知らせできると思います。楽しみにしていてくださいね。
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