2009年9月8日 火曜日
先週は不安そうな表情で登園してきていたたんぽぽ組のSちゃんも、今日は「先生!おはよう!」と笑顔で挨拶をしてくれました。子ども達も夏休み中の生活から普段の保育のリズムを取り戻してきたようです。2学期になり、たんぽぽ組の子ども達の姿を見ていると変化が見られます。それは、気の合った友達を誘って、自分達で好きな遊びをする姿が多く見られるようになってきたことです。今日も思い思いに泥団子を作ったり、ダンゴ虫を探したり、ままごとなどをして仲良く遊ぶ姿が見られました。
今週からたんぽぽ組では、登園してきた子から9月のシール帳に貼る折り紙のバッタを作っています。1学期には、私が折り方を説明したり、一緒に折ったりしていましたが、2学期には見本を見て、自分で考えて折れるように子ども達に任せてみることにしました。どうしてもできない部分は手伝おうと考え、子ども達の様子を見ていました。しかし、私の予想とは異なり、子ども達は見本のバッタを裏返してみたり、友達に聞いて折り方を調べたりして自分達で折ることができていました。1学期を振り返り、もしかしたら子ども達を信じて任せることが少なく、指示をしたり手を出しすぎたりして主体性を妨げていたのではないかと反省しました。小さな頭と体でしっかりとやり遂げようとする子ども達は、一人前のヒトであることを忘れないようにしたいと思いました。
9月は暑さに配慮して、三葉幼稚園では完全給食制にしています。そこで、通常は家庭からのお弁当日の予定だった8・15・18日は教師達が中心となって作る手作り給食の日になっています。今日も調理場からはおいしそうな匂いがしてきて、運動会の練習でお腹が空いた子ども達の食欲をそそっていました。
今日の手作り給食のメニューは、『麦ご飯・玉ねぎとジャガイモの天ぷら・かぼちゃ・ナスの甘辛炒め・ゴーヤとりんごのサラダ・ぶどう・お味噌汁』でした。出来上がった料理を見て、「これは何が入っとるん?」、「何でできとん?」など、どんな食材から作られているのか興味津々で質問する子ども達の姿が見られました。また、サラダを見たひまわり組のSくんは、「サボテンが入っとる!!」とゴーヤをサボテンに見間違えるといった可愛らしい一幕も見られたようです。そして、何より感じられることは、手作り給食を食べている時の子ども達の明るい表情と雰囲気の良さです。友達と楽しそうに会話しながら食べている子ども達を見ていると、手作りの大切さ、温かさを感じさせてくれます。うさぎ組では、「なぜ、ゴーヤは苦いのか?」という疑問が湧いてきたそうです。その疑問に対して副園長から、「苦さはパワーになる!!」と教えてもらった子ども達は、「明日も運動会の練習を頑張るぞ!」と意気込んでいました。
三葉幼稚園のみんな!何でもよく食べて、インフルエンザに負けないように、「笑顔!元気!やる気!」で頑張ろう!
コメント (「手作り給食で、三葉っこパワー全開!!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)