2009年9月30日 水曜日
今日は久しぶりの雨でした。たんぽぽ組とちゅうりっぷ組では久しぶりにDVD視聴をしました。「雲」を視聴した子ども達は、「夏の雲はもくもく」で「秋の雲は波々のいわし雲」という映像を観て、季節による雲の変化に1つ1つ言葉を出して驚いていました。「雲が雨になる」という説明を聞いたM児は「先生、雨の出来方知ってる?雨って元々は氷なんよ。氷が空で溶けて雨になるんよ」と、今、知った情報を以前から知っていたかのように、自慢気に説明してくれたそうです。そんな子どもの姿に教師は「そうなん。すごいねー」と言いながら「年少児なりに学んだり感じたりしているんだ。」そして自分のの言葉で伝える事が出来ている姿に感心したのでした。
一方、年中、年長児は今日はスペシャルな事がありました。昨日「サニーマート衣山店の牛乳パックの恐竜」を見に行った副園長がすばらしい展示を「子ども達に見せてあげたい」と思い、店長さんに交渉して許可を頂くことができたのです。コースごとに、年中、年長児が1クラスずつのペアになって、バスに乗っていきました。大きな声で挨拶をして、サニーマートに入ると「すごい!!!」 目の前の牛乳売り場のコーナーの上に、どーんと迫力のある恐竜が2体。高い所に置かえrて今にも天井に届きそうな様は周りの雰囲気にもマッチして、園で見た恐竜よりもすごくかっこよく見えました。 そんな中5回に分けて行った三葉っ子が訪れるごとに、店長さんが「只今、三葉幼稚園の子ども達が、高南台地牛乳のオブジェを見に来店してくれました。みなさんもどうぞご覧下さい」と放送してくださっていました。それを聞いて、お客さんが「すごいなー」「かわいいなー」とたくさん言葉を掛けて下さり、作っていない年中児も、誇らし気にしていました。又、放送されているのを聞いて牛乳売場に来いて下さったお客さんが高南台地牛乳を選んでカゴに入れられた瞬間、子ども達が「よっっしゃー!」とガッツポーズをする姿に店長さんも大喜びでした。子ども達も自分たちの作ったオブジェの牛乳が売れた事が嬉しかったようでした。
その後、副園長から、またまたスペシャルなニュースが!
「今から、古森先生が100円ずつあげるから、6人グループで、お買い物をしていいよ。でも、6人で100円。だから、今日はみんなで分けて食べれる物にしてね。」 すると、子ども達は大喜び。突然のスペシャルな出来事に教師もびっくり。(実は、教師も、その時知らされたのです。) さぁ。6人のグループになって出発ー!教師の大丈夫かな?という不安をよそに、しっかりと手をつないで、お菓子選びを始めました。3つで99円のお菓子を選ぶグループや、大きい袋1つ100円の物を選ぶグループ。選んだ物はそれぞれでしたが、面白いのはそのおお菓子の選び方です。年中児に選ばせてあげるグループ。6人で分けれるかな?と話し合って選ぶグループ。アレルギーの子に気づかって「これは食べれる?」と聞くグループ。。。 その中でのエピソードを1つ紹介したいと思います。どうしてもキャラメルコーンが食べたい年長の女の子Aちゃんは、しきりに「これおいしいよ」などと提案していました。しかし「えー嫌よ」と年中児に否定され、考えたAちゃんは「お姉ちゃん、大人の歯になるけん歯が抜けとって、かたいのは食べれんのよね」と一言。その一言でお菓子はキャラメルコーンに決定! 他児達が歯がよくないという言葉を真剣に受け止めて「ならこれにしよう」とみんなが譲ったのです。一人を思いやる優しい子ども達と、頭を使って、年中児を説得した年長児の知恵。どちらの姿も生きる為に必要な事でとても微笑ましくもあり、楽しくもあり今日の職員会でも教師みんなが笑顔になり、疲れも吹っ飛ぶひと時でした。 又、レジではお金を払う際も、もちろん、ニコニコしながら6人でしっかりと精算し、レシートを受け取る事ができました。すいているレジへさっと行ったり、「消費税5円はいりますか?」と聞いたり「カードないです」と言ったり、日々の生活で貯えてきた知識を大いに発揮する姿はとても頼もしく、さすが三葉っ子と自慢に思いました。 買い物も終わり、バスに乗る前に副園長から「レシートとお釣りはどうするか、みんなで考えといてね」と、課題を与えられていました。園に着いてからりす組とくま組は、りすのお部屋で話し合いました。「お釣りちゃんと持ってる?」と、話しかけると、くま組のH君が「レシートと残ったお金を確かめてみたら分かるやん」と、提案してくれました。そこで、みんなでレシートと残ったお金を確かめて、紙に貼りました。それで、レシートをもらい忘れた事に気付いたグループが1グループありました。どうしようと焦った子ども達は考えた末に「自分たちでレシートを作る」ことにしました。他のグループのレシートを見ながらサニーマートのマークと数字も入れました。初めてグループになった子ども達ですが、副園長にレシートとお釣りを返す時に間違えないよう、自分達で名前を書いたり、お礼を書いたり、買ったお菓子の絵を描いたり、とても即席のグループ集団とは思えない程、仲良くなっていました。せっかくだからという事で、今日はご飯も一緒に食べ、その後の自分達で選んだお菓子タイムでは、最高の盛り上がりになりました。もちろん連れて行ってもらえなかった年少児にもおすそ分け☆
運動会前の貴重な時間でしたがそれ以上に、公共の場に出て、社会の常識、守るべき事も学べ、子ども達、教師にとって何事にも代えられない経験ができました。
サニーマートの店長さん、従業員の皆様、どうもありがとうございました。
2009年9月29日 火曜日
今日は、赤コースの運動会総練習でした。兼ねてから交流をしているミキスタディの友達も招待参加ということで練習にやってきました。10月3日(土)の赤コース運動会に参加することになっています。今日は、雨が降りそうな天候でしたが子ども達の笑顔が雨雲を遠くまで吹き飛ばしてしまったようです。そんな中での総練習は、・・・子ども達の元気な声、そして、手足をしっかりと動かして行進している活発な姿が印象的でした。応援合戦では、応援に来ている、きりん、らいおん、ぞう組も加わり元気な応援の声が響きました。きっと本番は、もっともっと元気いっぱいな応援合戦が繰り広げられることでしょう。保護者の皆さん、是非、テントの下から手拍子、声援をよろしくお願いします。そして、皆で「フレーフレーみつば」と盛り上げて下さい。心に残る運動会にしていきましょう。
そして、今日は、とても微笑ましい場面がありました。ひよこ組の「ヨーイ、ドン」では、昨日より人数も増えこれからひよこ組に入ることになっている子ども達も参加しました。副園長から「000ちゃん」と名前を呼ばれると「ハーイ」と元気な声で手を挙げ、楽しそうに走ることができていました。そんな中、走っている友達に「がんばれー」と応援するひよこ組さんの姿が見られ私は、満3歳児なのに仲間意識を持って応援する姿に感動すら感じました。この素敵な瞬間を色々な所で大切にしていきたいと思います。
総練習終了後、午後から年長児は、組体操とやきゅうけんの練習をしました。その中で1つのクラスだけが出来ていたのでは、いけない、5クラスの心を1つにしてみんなで力を合わせていくことの大切さを副園長に話してもらいました。運動会まで後3日しかありませんがこの3日間を大切にして、応援歌にもある「えがお・げんき・やる気!めざそう、こころのきんめだる」の言葉のように最高の運動会にしていきたいと思います。
役員さん、2日間の総練習では、大変お世話になりました。運動会当日もよろしくお願いします。
☆本日からサニーマート衣山店で年長児が作成しました牛乳パックのオブジェ「きょうりゅう」が飾られています。子ども達が考えて作った恐竜を是非、ご覧ください。☆
2009年9月28日 月曜日
今日は、青コースの運動会総練習でした。天候の崩れが予想されていたのですが、朝からおひさまが顔をのぞかせ、総練習も気持ちよくスタートさせることができました。 子どもたちも本番が今週末に控えているということを分かっているようで、「先生、あと6回寝たら運動会やね!」 「なんかドキドキしてきた。」 と、期待感が高まっているようです。もう教師が何も言わなくても、子どもたちの方から、「次、かけっこで並ぶんよね!」 「おひさまのマントつけるんよね!」と、自分たちから言ってくる姿もあります。年長児のクラス対抗リレーでは、園児全員が一つになって応援しました。年長児の気迫に、「私たちも頑張る!」と意気込んでいる子どもたちです。これからは、私たち教師も手をかけすぎることなく、子どもたちが自分で考えて、自分の力だけでやっていけるように、時には個々に指導しながら、見守っていきたいと思います。
そして、今日は、パン給食ではお腹がすくだろうと、副園長が朝から玄米の『おかゆ』を作ってくれました。練習が終わってお部屋に入って、おかゆが準備されているのを見ると、「うわー!今日手作りやー!」と、歓声があがりました。さつま芋やにんじんがたっぷり入っていて、ふだんあまり食べることができない子たちも、おいしそうに食べていました。「ほくほくするねー。」と言いながら、にこにこで完食し、練習の疲れも吹っ飛んでしまうほど、気持ちを充電することができました。
先日、サニーマートに展示されたチーズの箱のオブジェに引き続き、今日は牛乳パックだけで作った大きなオブジェが完成しました。今回の作品は、『恐竜』です。年長児たちが、「もっと怖くなったらいいね。」 「壊れたらいかんけん、セロテープ貼ろ!」 などと、口々に言いながらコツコツ作っていきました。よく見ると、背中のギザギザや、爪、歯までもがリアルに作られていきます。「恐竜に乗ってみたいよね。」という副園長のつぶやきから、みんなで自分の絵を描いて、恐竜の背中に乗ることにしました。年長児146人全員と、教師たちが乗っています。製作途中、副園長が一つのお話をしてくれました。「昔々、恐竜たちが戦って地球を壊してしまいました。恐竜たちもみんないなくなってしまいました。だから、神様が今度はやさしい人間を作ったんだよ。」と。子どもたちはその話を聴いて、またイメージを膨らませました。恐竜と人間の共存はあり得ないですが、今回子どもたちの手によって、その夢が実現されています。このオブジェは、衣山サニーマート店で、9月29日(火)10月3日(土)の間に展示されます。また、お買い物の際に、ご覧になってみて下さいね。
そして、昨日9月27日(日)は、アイテム愛媛で、『eco体操発表会』がありました。年長児代表30名が参加しました。ecoをイメージした手作りの衣装も大変好評で、「緊張するー。」と言っていた子どもたちも、本番では満面の笑みで、大きく手を振って踊ることができました。応援に来てくれたみつば幼稚園のお友だちから、「フレー!フレー!み・つ・ば!」と、エールのサプライズもあり、舞台は大成功でした。応援に来て下さったみなさま、ありがとうございました。
2009年9月25日 金曜日
運動会まであと1週間となり、各学年、最後の調整ができるように時間を有効に使って練習しました。連休前にうまくできなかったところをどのようにしていくか考えてきた教師も子ども達も良い緊張感を持って取り組んでいました。そして、競技の中で何を育てたいのか、何が育っていくのか、教師達は再度確認し合いました。
年長組の競技の中には、算数や国語、社会などの要素が沢山含まれています。組体操では、1人から2人、3人、4人、5人をグループ作りをしながら隊形を変えていきます。ここでは、生きていく為の算数が入っています。鼓笛隊は、リズムに合わせて数を繰り返していくことから、自分なりの歩数や距離感を考えながら進めていかなければなりません。また、声に出して1,2,3,4・・・と言うことにより、友達と心や体が合うようになります。人と音と波調を合わせるという気持ちも育ちます。
野球拳は、みんな同じ気持ちで踊る楽しさを味わいます。また、ここにもリズムに合わせる為には、全員が同じリズム感で数を合わせていかなければなりません。30人が1列になり、それが5クラスの列となり、踊りの形になります。1人でも位置がずれると後ろが全てずれていきます。クラスの輪が全体の輪へとつながる素敵な踊りの構成だと思います。このような育ちを見通し日々課題を持って子ども達と向き合うことが私達教師の更なる課題だと思っています。
年少の踊りでも素晴らしい発見がありました。今まで教師が入って踊っていたのですが、途中クラスの大きな円になる時、なかなかうまくいきませんでした。いろいろな方法でやってきましたが、子ども達だけの力を信じて踊ることにしました。そこで、古森先生が今までうまくいかなかったさくら組さんに素敵な話をしてくれました。(もちろん、ひまわり組の子ども達も聞いていましたよ!)それは、2つのAとBチームの円から1つのクラスの円になる時のコツを伝授してくれました。その部分だけ練習してみると、子ども達はすぐ理解して、さっと1つの円になることができました。「2つのまるに魔法をかけると1つのまるになって、魔法のまるになったね!」と古森先生が子ども達に語ると、みんな笑顔で大喜びでした。もちろん、実際に踊ってみると、それは見事な円になっているではありませんか。「今日のさくら組さんはすごかったね!良くできたね!」と褒めてもらっていました。
子ども達を信じてあげること、待ってあげること。今日も教師達は1つ学びました。そして、子ども達の意欲に満ちた顔にまた出会えるようにしたいと思います。
2009年9月24日 木曜日
5連休を過ごして登園してきた子どもたちは、「おばあちゃんちで、これ作ったんよ♪」といって折り紙で作った作品を見せてくれたり、動物園に遊びに行ったんよ♪」などと口々に楽しかったことを話してくれたりしていました。そして先週、運動会の練習を年長組全員で相談してやっていくよう言われて進めてきた子どもたちは、やる気満々な姿が見られました。そこで教師たちもその意欲に応えようと鼓笛の衣装を準備して待っていました。部屋に並べてあった衣装を見た子どもたちは、「今日、これ着るん?」と言って嬉しそうに初めて着る制服を友達同士で直しあいながら着る姿が見られました。踊りやリズムが分かってきた子どもたちは、もっともっとかっこよくするためには、大きな声で「12345678」と数を数えながらすると手がピンと上がり、足もかっこよく動くことができるということを教えてもらいました。くま組のF君は、大きな声で数えることで旗を上まで上げることができました。また、くま組の野球拳では、花の形になった時の隊形がどうしても曲がってしまっていたのですが、ちょっとしたコツを指導してもらい並べるようになりました。しかし、各クラスが背中合わせに並ぶため形のイメージができにくかったのですが他のクラスの子と向かい合うことできれいな花の形に並ぶこともできました。運動会の練習を通して★自分たちでしよう★という意欲も強く見られるようになってきました。練習できる日もあと6日。保護者の方を感動させるような演技ができたらいいなと思います。
27日(日)の発表会まで、あと2日です!「エコ体操発表会」に出る年長代表30名も、今日は衣装を着て踊ってみました。エコをイメージした衣装でかっこよく踊りますのでお楽しみに♪”
19日22日までサニーマートで十勝のチーズのアーチの展示がありました。お店の人からも大好評でした。次回は、牛乳パックの作品の展示です。
2009年9月18日 金曜日
運動会に向けて子ども達の意識が日に日に高まっている中、明日から5連休、どうなることか教師達は気にしていたのですが年長児達の気持ちは昨日と変わらず自分たちで考えて「何から練習する?」「いつからする?」「○○組さん集まって」などと声を掛け合う姿が見られました。そして今日は野球拳・リレー・鼓笛隊の順に練習を自分達で進めていきました。
年長児が練習を始めた頃、年少・年中児達は敬老の日にちなんで子ども達がおじいちゃん、おばあちゃん宛てに書いたハガキを西郵便局のポストへ入れに行きました。 バスに乗っている間も自分の書いたハガキが折れたり汚れたりしないように大切に、大切に持って「やぎさんゆうびん」の歌を歌いながらとても嬉しそうでした。 ひまわり組とうさぎ組が郵便局に到着すると郵便局の方3名が誘導して下さいました。そして一人ひとりポストの投函口から自分のハガキを入れていくことにしました。
ポストには投函口が二か所あって左には赤い字で「はがき・てがみ」と書いてあり右は青い文字で国際郵便と書いてあるので「赤い方に入れたらおじいちゃん、おばあちゃんの所へ届けてくれるんだよ、青い方は飛行機にのって遠い外国に行くから気をつけてね」などと話すと慎重に赤い投函口へ入れていました。 ちゃんとポストに入ったかどうか気になったS君は投函口から中をのぞいてみて「見えないなあ」とつぶやいていました。 とてもにぎやかな年少、年中児の後にやって来た年長児達は郵便局に勤めているM君のお母さんが郵便局の中を見学させて頂けるようにお願いして下さったのですが、他のお客さんのじゃまにならないようにとても静かに見学することが出来ました。局の方も「年齢でこんなに違うのですね」と関心されていました。M君はお仕事をしているお母さんの姿を見て照れながらも嬉しそうにしていました。
明日からの連休中おじいちゃん、おばあちゃんの所へいく子ども達も多いと思いますので、自分達が出したハガキが届いている事を自分の目で確かめるチャンスもあるかも知れません。
おまけのエピソード ・・ 今日運動会の案内状を持ち帰りました。表は夏休みに教師たちで「たいようにパワー」のテーマで作った物、裏は年少児がバッタ、年中児がペンギン、年長児がゾウの折り紙で綱引きをしているところを作りました。しかし子ども達は綱引きをしたことが無いことに気づき郵便局から帰ってから実際に綱引きをしてみました。「皆が作ったバッタさんみたいに引っ張りあって力比べをしよう!」と声をかけると子ども達は大乗り気、今日はひまわり組のパワーが強くて何度してもひまわり組が勝ちました。実はさくら組さんは5名も今日は人数が少なかったのです。さくら組さんは「もう一回したい!」「またしたい!」と次回リベンジすることを話合っているようです。
今日の手作り給食のメニュー
焼きそば・バナナ・レタス・おつきみ団子(たれは黒糖、はちみついり)
とてもおいしい焼きそばで、今日も何度もおかわりする子ども達はお腹いっぱい食べました。 お団子のおかわりは奪い合いになりそうな勢いで最後にお皿に付いたたれをきれいになめてしまうくらいおいしかったです。
おいしい焼きそばのポイントは野菜を別々に炒めてから合わせているので麺がべとべとにならずに程よくまざっていました。
2009年9月17日 木曜日
昨日出来上がったおひさまパワーの入場門が、今日も陽の光を浴びて輝いていました。
朝早く、まだ静かな園庭で、「ねえ先生かけっこする?」とりすぐみのR君が声をかけてくれたことで、教師とR君のかけっこが始まりました。初めは、3・4人でのかけっこから、気がつくと「ボクも!私も!」と集まってきて、年少さんから年長さんまでそして教師達も・・・・・・。いつのまにか園庭はおおにぎわいとなっていました。
そんな子ども達の元気な姿を見守ってくれているのが、太陽パワーの入場門と、今日初めて園庭にお目見えした退場門です。
この退場門は、先日からブログで紹介していますが、年長さんが、チーズの箱で制作したオブジェです。この退場門は、今日からサニーマートに展示のためしばらく出張します。運動会までには、もちろん帰ってきます。19日からサニーマート衣山店に展示されますので是非見にいらしてください。
今日は、是非伝えたい感動のエピソードがありました。
この数日間、年長の子どもたちは副園長からの課題をもって練習に取り組んでいました。それは、どうしたら自分で考えて演技ができるようになるのだろうか。ひとりひとりががんばってみんなの気持ちがひとつになったとき、大きな力となるのだから、ひとりひとりがどのようにすればよいかみんなで話し合う場を持とうということになりました。ぞう組のHちゃんは「どう思う?」「みんなで頑張らんといかんよね!」と年長児のみんなに呼びかけていました。他の子達も「みんなで声をかけあっていこう」「ひとりでもおふざけする子がいたらいかん」様々な話し合いの後、まず今日は「線をひかないで野球けんをやろう!」という事が子ども達からでました。初めての線のない「やきゅうけん」!
それは本当に感動のドラマを見るようでした。
なんと、線のない園庭にとびだした子ども達ひとりひとりの顔が意気揚々と輝き、自信に満ちた演技をみせてくれたのです。
昨日まで線があってもなかなか円や直線ができなかった場面もありましたが、今日はどのクラスも自分達の力で、そして感覚で演技をしたのです。それはすばらしいものでした。副園長の「先生達も笑顔で・・・・・」という言葉にも応えられない程、見ていた教師達は、みんな目を真っ赤にしてその演技に見入っていました。当日もきっと保護者の方達にも感動をあたえてくれると思います。副園長の「魔法の言葉」のテクニックを私も身につけたいなと思いました。
そして今日ぱんだぐみでは、ミキスタディ交流がありました。ミキさんの中にも運動会に参加したい方がいるという申し出があったので今日、一緒に練習をしました。中でもかけっこは、いつもより盛り上がり、走るスピードも増していたようです。一緒に演技や競技をしたことで親しみがわき、給食もそれは楽しそうな会話が聞こえてきました。
運動会では、年中赤コースの中で一緒に競技する予定です。
どうか皆さん応援して下さいね。
〈おまけのお話〉
1学期の終わりにぱんだぐみのYちゃんが、へちまの種を持ってきてくれました。その種をみんなで植えたところ、夏休みの間にぐんぐん大きくなり、2学期に入った時には、見上げるように成長していました。子ども達は、あまりの成長ぶりに信じられない様子でしたが「すごいパワーだねえ」「大きいねえ」と言ってYちゃんも空を見上げながら言っていました。
まさにおひさまパワーを浴びて、ぐんぐんと上へ上へとつるがのびていき、とうとう、さくらの木までまきついていったのです。
来園の際には、是非このへちまをご覧になって下さいね。おひさまから届いたへちまパワーが、もらえる事と思います。
さて、この大きくなったへちまをどのように料理?しようかと、只今、副園長と思案中です。どうぞお楽しみに。
コメント (「買い物したよ!!!」 りす組 松田 亜弓 はコメントを受け付けていません)