2009年7月6日 月曜日
11日の夕涼み会に向けて、今日から園全体で準備に取りかかりました。重たいいちごのプランターをブランコの後ろまで運んだり、先日植えた稲を動かしたり、遊具の中でも一番重たいビックボスを移動したり・・・と率先して力を発揮してくれたのは、年長組さんでした。「せーのー」と掛け声をかけ、みんなの力を合わせて一気に動かしていきました。さすが年長さんと思っていると、はずしたブランコを小さな体でかかえるひよこ組さんと年少さんの姿がありました。自分たちで気付いて手伝おうとする姿に教師たちは、またまた今日も感激しっぱなしでした。
一方盆踊りの円を引いている副園長の後ろから、二人乗りの三輪車が近付いてきて、すーと選を引きながら通り過ぎていきました。なんと、ひまわり組のR君が運転し、後方に座っているI君が小さな木切れで線を引いていたのです。その線のきれいなこと。特にカーブでは三輪車の回り方がうまい具合にカーブを描き、絶妙なラインになっていました。この発想に副園長は、「私も試してみたい」と側にいた年長児のRI君に声をかけました。するとRI君は「いいよ」と言って副園長を乗せて走ろうとしました。しかし重くてゆっくりしか走れません。RI君は力一杯こいで何とか進んでいましたが、突然三輪車が軽くなりスピードが出てきました。ふと見るとH君が押してくれていたのでした。教師が線を引いている姿を見て、より楽しい方法を思いついてやてみる姿や力を合わせて働く姿など、子どもたちの生きる力、生活力のすばらしさに感動させられた1日でした。
子どもたちと一緒に夕涼み会のセッティングしていくことで子どもたちのイメージも広がり、より楽しい催しになるに違いありません。親や教師の働く後姿を見ながら、子どもたちは育っていきます。先回りして子どもの手と足をもぎ取らないよう、興味、関心、意欲を十分にくみ取りチャンスを与え、認め、一緒に生活を楽しみ、喜びにしていきたいと思います。
盆踊りも櫓を中央に建て、本格的な練習になり並び方や集合の仕方を決めていきました。青コースのひまわり組とさくら組の踊りは、年中さんや年長さんに負けないくらい上手だと褒めてもらいました。当日沢山の方に来て頂き、楽しい夏の夕べになりますよう願っています。
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