2009年6月29日 月曜日
早朝まで降り続いていた雨は止んだものの、どんよりとした梅雨空の下で今日も子どもたちは思い思いの遊びを楽しんでいました。園庭の水たまりに裸足で入り、柔らかい土の感触を楽しんだり、土をホットケーキのように丸い形にし手でペタペタと手形をつけてみたりと、服も体もどろんこになって遊んでいました。
片付けが終わった後は、子どもたちが大好きな踊りの時間です。今日は新しい踊りを3つ入れてみました。これらの踊りは教師の頭の中には運動会の踊りを意識したものですが、全園児一緒に今から楽しみ、9月には自然な形で年齢別の踊りとしてまとめていきます。今日初めての踊りでしたが、さすが三葉の子どもたち!!「踊ったことあるの!?」と聞きそうになるくらいノリノリでおしりを振ったり、「イェイ!!」と掛け声をかけたりしながら踊っていました。
年長児は明日田植えに行くので副園長に田植えについて話をしてもらいました。副園長が出掛けるということで、早く来ているクラスの子ども達には遅いクラスが登園してくる9時35分に(長い針が7になったら)集まることを約束しました。約束をしっかり守って集まってきた子ども達は、苗の植え方から、間隔のあけ方、苗を植えるときの持ち方など細かく教わりました。泥船に土を入れて水を張ったミニ田んぼに本物の稲の苗を使って実際に植えてみました。「苗を持つときは、お父さん指とお母さん指とお兄さん指とお姉さん指で根もとをそっと持って、土の中までしっかりさすんだよ。土から手を出すときは手はこうするんだよ。」と手をぬくときの感覚を真似て優しく指を離していました。苗を植える間隔も「くっつきすぎて植えたら、狭いよ。大きくなれないよ。お米が困るので大きくなれるように間をあけようね。」という話を聞いて、子ども達も考えて植えていました。
苗になるお米はみんなが食べている白いお米ではなくて、玄米でお洋服(もみ)を着ているものであること。白いお米は死んでいるお米なので、生きている玄米ではないと芽が出てこないことも分かりました。それを聞いたA君は「僕は玄米を食べているから元気なんだ。白いお米ばっかり食べているからお兄ちゃんは弱いのかな??」と納得したようにつぶやいていました。
明日は子ども達が楽しみにしている田植えです。いいお天気で田植えができるといいなと思います。
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