幼稚園の日記(ブログ)

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2009年6月9日 火曜日

 今日も幼稚園には「トントントーン!」と木工の心地よい音や、「A君負けるな!がんばれ!」と活気のある声、砂場で「こことここつなごうぜ!」と楽しそうにやりとりする声と沢山の音や声が聞こえてきました。そのトントントーンの音に誘われて木工コーナーに行ってみると、ぺんぎん組のH君が木をうまく組み立てて釘を打っていました。「今度お母さんの仕事の友達からカブトムシもらうけん家がいるんよ!」と目が真剣でした。その姿を見てふっと私がHくんだったらどうするだろう。母親にかごを買ってもらうようねだってしまうのではないだろうかと考えさせられました。その家も教師の想像を飛び越えた工夫がされていて、土が入れられるように気を合わせて打ったり、副園長がさりげなく網を置いてくれると、その網を木と木に挟んではずれないように取り付けたりしていました。打ちにくいところは友達に支えてもらいながら、釘が曲がってしまうと横から釘を打ちなおしてまた打ってを繰り返していきました。作っていく中で何度も手を打ってしまうこともあったのですが、少し手を振るだけで表情も変えずに打ち続けていました。今日は朝から片付けまで打ち続けたH君でしたが、完成までは至りませんでした。途中の作品を副園長や他のクラスにも見せて「すごい!上手やね!」と言ってもらい「明日続きするー!」と張り切っていました。今日は家に帰ってからも頭の中でイメージして明日は登園してくるのだろうと思うととても頼もしく感じました。

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 また、今日園庭では太鼓や旗、ポンポンを持って真剣な表情をした年長児の姿がありました。副園長が倉庫の奥から出してきて下さった太鼓や旗を見た子どもたちは「鼓笛隊や!」とすぐに集まり手に取りました。昨年まではこの時期には太鼓や旗を出していなかったのですが、先日の職員会で「せっかくリトミックで放送を聞いてしっかり歩けるようになっているのだからこれを鼓笛隊につないだらどうだろうか。」と副園長の指導のもと今日はクラス関係なく早く登園してきた子どもから入っていくようになりました。初めて持った太鼓や旗に最初は少し戸惑っていた子どもたちも持ち方、座り方、振り方を覚えていくと、だんだん目が変わり、3回目には教師もビックリするようなかっこいい姿が見られました。今日少し遅れて登園してきたY君は「明日もする?太鼓やってみたいんよね!」と期待する姿もありました。これからもっと暑くなってくる中、今の涼しい時期に全員がいろいろなパートを経験して音やリズム、みんなで動くなどを楽しみながら鼓笛隊につながっていくように楽しんでいきたいと思います。

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 また今日は赤コースときりん組で屋外遊技場へ散歩へ行きました。そしてきりん組とくじら組は記念樹のツバキの木を植えました。

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