2009年6月1日 月曜日
まずは、あお虫探検隊。ぱんだ組の子ども達が探検隊になって駐車場の畑に探検に行きました。幼稚園の一歩外に出ると危険がいっぱいだけれど、大原先生の森のくまさんに合わせた「みぎみて♪ひだりみてもういちどみぎをみて」という歌にのって自然に交通ルールを学ぶことができました。畑に到着してあお虫を探しましたが、なかなか見つかりません。みんな目を凝らしてよーくよーく見ていると・・・「おったぁー!」という声が!みんな一斉にその声のする方を見ました。すると、大きなあお虫と小さなあお虫がブロッコリーの葉っぱの上にチョコンとのっているではありませんか。あお虫を発見したA君は「やったぁー!バンザーイ、バンザーイ!」と大はしゃぎ。その姿を見て探検隊のみんなも一緒に「バンザーイ、バンザーイ!!」と喜びました。そして、ぱんだ組にあお虫を持ちかえって育てることになりました。ぱんだ組の仲間になったあお虫さんの動きを眺めていた子ども達はあお虫さんになって、身体表現を楽しみました。明日はあお虫さんとどんな出会いをしていくのでしょう。
その頃園庭では、まるで夏のような暑さに副園長が水遊びができる環境を準備していました。泥舟に水を溜めて側にくじらの噴水を出しました。その噴水は子ども達がぬれないよう霧状になって水が吹き出ていました。そこに子ども達が集まってきて「何なんだろう?」とのぞいてみると霧状になって出てくる水の上にとてもきれいな虹がでていたのです。子ども達は虹ができたと大騒ぎしていました。「何で虹って見えるんだろうね?」という副園長の声に子ども達も教師も頭を働かせて考えました。すると、B君が「太陽!」と言いました。虹ができるにはおひさまの力が必要なのだと気付いた子ども達。しかし、また問題が起こりました。虹が見える子と見えない子がいるのです。子ども達は、立っている場所をいろいろ変えてみながら考えました。「虹は良い子しかみえないのかなぁ?」「なんでだろう?」と疑問に思って降園した子ども達。明日も虹は見えるのでしょうか?ここにも水と太陽の不思議がありました。また、そんな中で虹を見たぞう組の子ども達はなにを思ったかびわの木に向かいました。そこで理由が分かりました。びわの歌詞にある「うすいにじあるろばさんの」というフレーズを連想したのです。ろばを見たことのない子ども達はきっとびわの葉っぱの形のろばの耳は今日見た虹色に輝いていると思っていることでしょう。大人になったらその「うすいにじある」の意味が理解できて、懐かしい思い出になるに違いありません。いろいろなところで繋がっているびわ。もう実はだんだんと黄色く色付いてきています。「私も食べて!」とびわがささやき出すのももうすぐです。
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