2009年6月20日 土曜日
6月22日から一週間、子ども達の作品を3階ホールおよび会議室に展示しています。保護者の皆様には保育参観の折に、また幼稚園の様子をご覧になりたい方々もどうぞお越し下さい。
<3歳の作品> <4歳の作品> <5歳の作品>
作品をご覧になるにあたっては、作品には必ず教師のコメントがついております。お子さんに作品をみられましたら、とにかく認めてほめて下さい。他の作品と比較しないで下さい。それができあがるまでの子どもの心の道がすてきなのです。絵を描きたくなる子、表現力の豊かな子、やると決めたら最後まで頑張る子はその中で育ちます。自分が認められれば、他人のことも認めることができるようになります。外で遊ぶことが好きな子はなかなか作品ができませんが外で遊んでいる中でまたいろいろな力が育っています。どうぞご安心下さい。
<3歳の絵> <4歳の絵> <5歳の絵>
自由参観にお越しの方は、名札を必ず付けて下さい。
2009年6月19日 金曜日
朝、いつものように環境づくりをしていると「せんせーい!おはよう!」とバスから降りて元気よく声を掛けてくれた子ども達。「先生、今日歩風里行くんよね。」とH君。「先生、あのね…。」Aちゃんが声を掛けてきました。「どうしたん?」と聞くとそっと手のひらをひろげました。するとその中には折り紙のあじさいの花が入っていました。「うわー!すごいね!」と言うと「昨日ね、おうちで練習して作れるようになったんよ!」、と自信満々に話してくれました。その後も次から次から「昨日、俺も練習して来たんよ。」「私も。」と声を掛けてきてくれて緊張していた心が少しほぐれました。訪問前にお部屋で最後の練習をしました。副園長が見に来て歌の指導をしてくれました。「あめふりの歌はね、雨が降った日にお母さんが傘をさしてお迎えに来てくれてうれしいな。水をピチピチ・チャプチャプして楽しいなって歌なんだよ。だからわくわく楽しいなって気持ちで歌おうね。」そしてもう一曲「七つの子はね優しいカラスのお母さんが自分の子供はとってもかわいいんだよって言ってるの。みんなのお母さんもきっと優しくてみんなのことかわいいって思ってるとと思うよ。年長さんだから優しくキレイな声で歌うといいよ。とお話ししてくれました。副園長の話を聞いてきっと子ども達の頭の中には歌の情景が思い描かれていたのだと思います。そして、みんなで「がんばるぞー!オー!」と気合を入れて歩風里に向けていざ、出発!!バスの中でも副園長がお話をしてくれている間、私はまたドキドキし始めていました。
歩風里に到着するとみなさんが温かく受け入れてくださって子ども達も元気よく挨拶が出来ました。歌をうたう時、子ども達は良い姿勢で副園長の言葉を思い浮かべて年長児らしくキレイな声で歌おうとしている様子がうかがえました。踊りの場面では列が崩れてしまったのをすぐに察した副園長が手をたたくところですかさず「みんなそのままもう少し前へ。」と声を掛けると全員が一斉に前に進んでいたのにはとても驚かされました。歩風里のみなさんはとても温かく最後まで見守って下さって、たくさんの拍手をいただきました。最後は一人ひとりお菓子をいただいて子ども達は大喜びでそのまま記念撮影を行いました。中には抱っこしてもらった子どももいて、みんなニコニコでした。帰りのバスの中では副園長にたくさん誉めてもらい帰ってからもみんなで訪問の話をたくさんしました。朝、声を掛けてきてくれたH君は「頑張ったけん誉められたんよ。」と得意気に他の教師達に話していたようです。
歩風里訪問をするにあたって「クラスみんなの心を一つにして頑張ろう!」「29人全員でらいおん組なんやけん」という気持ちがそれぞれに芽生え、それが今日、実現して子ども達の自信につながったと思います。私自身、まだまだ指導する力がなく今回も副園長に手助けをしてもらって子ども達がこのような体験をすることが出来ました。子ども達と一緒にもっともっといろいろなことを学び、成長していきたいです。
2009年6月18日 木曜日
昨日りす組では「お部屋のホワイトボードに何作る?」と子どもたちに話かけてみました。すると、Rちゃんが「海」と案を出しました。みんなが賛成した海に決定!!!そこで今日は早速、子どもたちが海を作れるよう紙や包装紙を準備しておきました。作り始めると、小さな魚を描く子、描いた魚に包装紙を切ってウロコをつける子、「海にはたこもおるよ」と言ってたこを描く子。1つ1つ違っていて、すごくおもしろいボードになってきました。まだ、数が少ないのですが、明日も作ってりす組らしいボードができるのが楽しみです。
又、今日は歯科検診でした。内科検診では、「名前が言えなかった」という反省がありました。そこで今日はリベンジ!!!お部屋でも「あー」「いー」と大きな口をあけたり、名前をしっかりという練習をしました。いざ、後援会室へ出発!前のたんぽぽ組が終わろうとすると、あれ??? さっきまでの自信満々だった子どもたちの表情が緊張ぎみ。しかし、さすがりす組!自分の番になると「OOです。よろしくお願いします。と、みんなしっかりと言う事ができました。中には、先生を目の前にすると。フッと忘れて、少し考えて言う子もいましたが、自分の番を待つ間、ドキドキしながら、しっかり言おうと、頭の中で言葉をグルグル考えて、一生懸命だったんだろうな。と、ほほ笑ましく思いました。
そして最近、歌を歌う時に自分で振り付けを考える事を楽しんでいる子どもたちが見られます。今日もオリジナルの振り付けで、歌を歌って、バイバーイ!と元気に降園していきました。
2009年6月17日 水曜日
今日も小プールを出し、お魚や貝やヒトデ、ペットボトルやプリンカップ、ヤクルトの容器等を出すとすぐに子ども達が寄ってきて、にぎわっていました。さくら組のY君やD君はヤクルト容器からヤクルト容器に水をうつしたり、ペットボトルを水の中に入れプクプクさせながら水を溜めたりと、集中して遊んでいました。すると同じクラスのR君が「ゆい先生これ見て!」と言って、紙コップを見せてきました。その紙コップはただの紙コップではありませんでした。よーく見てみると・・・なんとはさみでたこの足を上手に切っていました。「R君すごーい!!これどーするん?」と聞くと「古森先生にも見せる!」と言って走って行きました。「水の中で泳がせてみる?」と声をかけてくださり、プールの中に入れると沈んでしまいました。R君は「あーあ沈んだ・・・」と残念そうに言うと古森先生がそのたこの足を外側に折って足を広げた状態で水に浮くようにして下さいました。しかしそれは紙コップだったので、少しすると水が浸み込んでしまいました。すると古森先生は、そばに浮かんでいたトレーの上にそのたこを乗せてみて下さいました。すかさず原田先生が「しずまないようにするにはどーしたらいい?」と投げかけると「下につけるけん、お部屋行って探してくる」と言うので、私も一緒に探しました。R君が見つけたのはプラスチックのちょうどよい容器でした。それに作ったたこをセロハンテープで上に乗せるようにとめて、、急いで小プールのところまで走りだしました。そして、作った船をプカプカ泳がせました。手で、「こっちにこーい !」と言って水をかいたり波打たせたりして遊んでいました。昨日から小プールを準備し今日は昨日の遊びを応用して遊んでいる姿があり、とってもおもしろいと思いました。また紙コップを切った後どのようにしていくかなど、年少児なりに考えて遊んでいるんだなと思うと、本当に子どもってすごいと思いました。ペットボトルに水をいっぱいになるまで入れていくことで、集中力が高まったり、どうしたら水がいっぱいになるか、友達と刺激し合ったり、影響し合ったりして、知恵として貯えていくのだと教わりました。副園長がなぜ小プールやペットボトルを準備したのか、意図が分かり、なるほどなと思いました。
これからどんどん暑くなり水が恋しい季節になりますが、節水する中でも、工夫して遊びが出来るように私たち教師も充実した環境を作っていきたいと思います。
「帝京農園でのさつま芋の苗植え」 ぞう組 山田 美和
先日は、高木町の農園でさつま芋の苗植えを経験した子ども達。今日は、北斎院町にある帝京農園に行き、さつま芋の苗植えをしました。副園長が苗の植え方や約束事の再確認をした後、今回は、一人5本の苗を植えるという説明を受けました。片手に1本ずつ苗を持ち、植え終わると「後、何本かな?」と副園長の問い掛けに「後、4本」と答える子、「今3本植えたよ」と答える子には、「それじゃ、5本になるには、後何本?」指で2本と出して「正解」など、子どもの答に合わせて、次々と苗が渡されます。遊びの中で、そして、生活の中で三葉っ子達は、数について学んでいるのです。
また、農園には、かぼちゃが実っています。その説明も副園長から受けました。かぼちゃときゅうりの花の違いや実の付き方、そして、花の中にいるハチについて話してもらい、子ども達は、「きゅうりの花は、小さいよ」「あ、花の下に実があるのは、一緒」と、次々と発見したり、納得したりの連続でした。かぼちゃの花の中には、ちょう度ハチが2・3匹いてまさに黄色い粉でお化粧中でした。ハチさんありがとう!
2009年6月16日 火曜日
お日様がサンサンと輝く中、水不足が大変心配です。三葉っ子達は、今日も元気いっぱいです。プール遊びは、中止になりましたがこの暑さの中で子ども達の遊びには、節水とは言え、水も必要と知恵をしぼった副園長が素敵な環境を用意してくれました。小さなプールを園庭に出し、井戸水を溜めて容器とペットボトルに水を汲んだり、移したりと水と親しむことを楽しみました。ペットボトルの小さな口からヤクルトの容器やプリンカップで水を汲み入れるには集中力が必要です。小さな手で一生懸命に水を汲み入れる子、ブクブクとペットボトルを沈めて水を入れようとする子、自分のペットボトルから友達のペットボトルへ水を移そうと何度も繰り返す子など、こんな少しの水で集中できる遊びがあるのです。どの子からも笑顔が溢れ「気持ちいいね、楽しいね」との声があちらこちらで・・・・・これからも水を大切に、そして、子ども達と共に工夫して遊べるよう、考えていきたいと思います。
☆プールの水を汲んで水やりをしたよ☆
☆涼しくて気持ちいいよ☆
一方、くま組とぞう組は、合歓の木を訪問し、お年寄りと触れ合い、交流を楽しみました。くま組は、1階のディケアを訪問し、子ども達がお年寄りの方に自己紹介をしたり、質問をしたりしました。子ども達は、おばあちゃんの「90歳」という声に驚き、「すごいね」と口々に言っていました。前回のケアフル竹原、そして、本日の合歓の木交流を経験した子ども達は、次回の訪問をとても楽しみにしている様子がありました。
4階を訪問したぞう組は、拍手喝采の中、お年寄りの方に迎えられ・・・何だか子ども達も照れくさそうな表情でした。その後は、「元気とパワーをプレゼントする」ということで大きな声で挨拶をしたり、元気いっぱい踊ったりしました。触れ合い遊びの中では、茶摘みをお年寄りと楽しみました。♪夏も近づく八十八夜トントン♪お年寄りの方にも大人気で一緒に歌いながら手を合わせて楽しむことが出来ました。張り切って茶摘みをしていたR君の「先生、おじいちゃんやおばあちゃんね、凄い嬉しそうやね」との声もあり子ども達もとても嬉しそうでした。最後、一人ひとりのお年寄りと握手をした子ども達。寝たきりのお年寄りと子ども達が握手をすると、子ども達のパワーが通じたのか、そのお年寄りの手が上下に動いたのです。子ども達のパワーに感動するばかりでした。
☆こあら保育の様子☆
2009年6月15日 月曜日
今日は、太陽がじりじりと照り、真夏日のような1日になりました。そんな中でも、しゃぼん玉コーナー、魚つりコーナー、リレーなど、園庭の至る所でみつばっ子たちは元気に遊んでいました。特にリレーでは、「走ると風が気持ちいいんよ!」 「一緒にやろうよ!」と、年長児が年少児を誘って競争する姿が見られました。まだまだこれから暑くなりますが、夏の遊びを通して、さらなる遊びの発展が見られそうです。そして、私がバスから降りると、ちゅうりっぷ組の前のテラスで人だかりができていました。先日、ひまわり組のR君から頂いた『カメ』をみんなが見ていたのです。「おっきいねー。」 「顔がかわいいね。」などと言いながら、みんな興味津々に見ていました。「うわっ。ごつごつしとる!」と言った年少児に、「それは『こうら』って言うんよ。」と、優しく教える年長児の姿も見られました。らいおん組のS君は、「カメはバナナを食べるんよ。」と、得意気に言いながら図鑑を持ってきました。「えっ。どれどれ?」と、みんなが図鑑を覗き込んで、「ほんとや。カメって何でも食べれるんやね。」と、図鑑と本物を見比べながら観察していました。今日はバナナがなかったので、紫キャベツと人参をあげて、「食べるかな。どうかな。」と、じっくり見ていました。毎日大切に飼育していきたいと思います。
今日は、パン給食でしたが、幼稚園の野菜がたくさん収穫できたので、副園長が特別に『そうめんチャンプルー』を作って下さいました。きゅうり、玉ねぎなど…園内で採れた栄養満点の野菜がさりげなく入っており、野菜嫌いの子もぺろっと食べてしまうほどで、子どもたちも感動していました。中でも驚いたのは、その中にあの『かいわれ大根』が入っていたことです。実は副園長が10日間ほど前から育ててくれていたのでした。親子運動会で自分たちが育てたこともあって、「先生!かいわれの当たりが入っとった!!」と、嬉しそうに気付き、報告する姿もありました。ぱんだ組の子どもたちは、「今日の朝、僕たちが採ったきゅうりも入っとるね。」 「こんなにおいしく料理してもらって嬉しいね。」と、にっこり笑顔で食べていました。園内のいろんな所で、いろんな野菜が育っていることを、あらためて認識できたみつばっ子たちでした。いちご、びわ、トマト、きゅうり…。これまでたくさんの野菜とふれてきた子どもたち。野菜の生長を通して、たくさんの学びや喜びがありました。これからも共に育ち、生長する姿にかかわっていきたいと思います。
さて、今日もプールがあり、子どもたちは大喜びでした。しかし、残念ながら、松山は渇水の危機なので、明日からプールはお休みです。このまま雨が降らないと、みんなが飲む水や、お風呂に入る水さえもなくなってしまうことを伝えると、真剣な表情でその事を聞いていました。手を洗う時や、歯磨きをする時など、水を出しっぱなしにしないこと、無駄使いをしないことなどを約束して、降園しました。みんなで協力して、水の大切さも伝え合っていきたいと思います。
2009年6月13日 土曜日
待ちに待った同窓会。この数日、参加申し込みの電話やメールが沢山来て私たちはみんなに会える日をワクワクして待っていました。今日の参加人数は、1年生123名、2年生78名、3年生52名、4年生64名、合計317名と最多人数記録を更新しました。
8時30分頃にD君が、「朝早いけどいいですか?」と1番に入ってきてくれました。そして「うわー、懐かしい」と園庭を見回して遊具の方へ走っていきました。次々とやって来た子どもたちは、ちょっぴり照れながら受付を済ませると、集合時間まで乗り物や遊具で遊ぶ姿が見られました。全員集合後副園長が1年生から4年生までを迎えて行っている同窓会の意味を伝えている間も一人もしゃべらず静かに聞く姿に「さすが小学生」と思う場面もありました。
担当の教師が各学年に分かれて、ゲームやリレー、歌などを進めながら三葉幼稚園に戻って来て純心な幼児期を懐かしんだり、離れ離れになった友だちとの再会を喜んだりしてくれたら嬉しいなと思いました。
1年生では、副園長からゲームをする中での守り方の秘訣を教えてもらいました。それは、「答えを絶対に口にしないこと!幼稚園では、友だちと助け合うことも大切だったけど、小学生は、問題の答えを口々に言わないことが大事であること」でした。すると第1問から「はい!」と手をあげてあてられるのを待っていました。本当にすばらしかったです。
2年生では、グループ作りで足りない所へ素早く移動して人数調整をしたり、そのチームで話し合ってしっかり答えを出したりする姿がみられ、頼もしく感じました。
3年生は、「懐かしい幼稚園クイズ」の中で、発表会の1番最後に歌った曲はなんだったでしょう・・・?に「ビリーブ」・「生まれてきてくれてありがとう」の2つに分かれました。正解は、「生まれてきてくれてありがとう」でした。この曲は、アンコールで歌った本当に最後の曲でした。よく覚えていて嬉しかったです。
4年生は、園庭でリレーをしました。どのチームも差がなく、小さなトラックを一生懸命に走る姿は、4年前の年長の時のリレーを思い出させてくれました。また、幼稚園の先生と小学校の先生のどちらが好きかという質問に、全員目をつぶって手をあげて答えてくれました。もちろん、「幼稚園の先生」のほうが多くてやった・・・と思いました。しかし、同じ質問を1年生にしましたが半々でした。
今日は、はるばる東京、広島、四国中央市からわざわざこの同窓会に来てくれた卒園生もいて大感激でした。この同窓会で、友達や教師達、そして保護者の方同士が久しぶりの再会を喜び合い、同じ時間を共有して頂いたことを、心から嬉しく思います。どうも、ありがとうございました。また、夕涼み会でお会いしましょう。聞くところによると、保護者のOB会も自然発生的にできているとか・・・。卒園生の同窓会には、保護者同窓会も幼稚園でどうぞ・・・。
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