2009年4月21日 火曜日
昨日の風雨が嘘のように今日はキラキラのお天気でした。新しいクラスにも、だいぶ慣れてきたりす組ですが、今日はちょっぴり淋しくなって泣いて来たTくんの姿が見られました。やがて泣き止んだかと思うと、「あれっ!泳ぎよる!」と言って、じーっとこいのぼりを見ていました。こいのぼりは、フワフワっと気持ち良さそうに泳いでいて、本当に踊っているようでした。そこから目を離さずに満面の笑みになったTくんは、「楽しいんやない?Tくんも楽しくなってきた!先生作ってもいい?」と言うと、急いで部屋に行き白い紙に目を描き、廃材のコーナーにあった包装紙を切って貼ってウロコを作っていきました。それを見て、他の友達もやって来て、「棒をつけよう!」などと話し合いながら、それぞれ思い思いのこいのぼりを作っていました。ウロコの大きさが1つ1つ違うこいのぼりは、すごく温かくて素敵なこいのぼりでした。Tくんは1日、それを大切そうに持って、こいのぼりと一緒にニコニコ過ごすことができました。
また、戸外では年長・年中・年少児が一緒にリレーをしていました。年少さんも、年長・年中児に負けてはいません。手加減しない年長児に少しでも追いつこうと真剣な表情で何周も走る年少児。年少・年中・年長児が混ざって手をつないで自分の番を待ち、一生懸命走る姿に、思わず見ていたこあら組の保護者の方も、「黄色!頑張れ!」などと応援してしまうほど力が入っていました。また、説明会に来ていたこあらさんが降園する際、ちょうど在園児達は昨日のように”あくしゅでこんにちは”、”おひっこしゲーム”、”おまつり忍者”を踊っていました。「年少さんとペアになってあげて!」と古森先生が言うと、「おいで!」と呼んで年少さんとペアになる年長児。「ギューッ!」と抱いてもらってニコニコ笑顔の年少児。みんなの笑顔で、Tくんの言った通りこいのぼりも踊っているようでした。リトミックでは、”2分ちゃんとまんまるちゃん”(足は2拍子、手は円を描いて4拍子)が手と足が合わず、教師も苦戦していて反省会ではみんなで大笑いしてしまいました。みんなで練習して次は絶対きれいに合わせようと教師達は張り切っています。
今日は古森先生がこあら組さんのおやつにさつまいものす揚げを作って下さいました。小麦粉アレルギーのあるこあら組の子も食べられるおやつということで、幼稚園のさつまいもをスティックにして植物油で揚げたものです。作っているうちにもう少し余分に作って年少さんにも食べさせたいと少し増やしました。そして、やっぱり年中さんにも年長さんにも食べさせたいと結局、全員分のおいもスティックができました。それはとても甘くておいしくて、みんな大喜びで食べていました。
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