2009年4月16日 木曜日
今日は、太陽がじりじりと照って、とても暑い1日になりました。教師が裸足になって園庭を歩いていると、新入児のAちゃんが、「えっ。先生どしたん?!靴はどこにいったん?」と、話しかけてきました。「今日はね、お天気もいいから、裸足になったんよ。とっても気持ちいいよ。」と私が言うと、「え・・・。本当?」と、少し不安そうに聞いてきました。「本当だよ。最初はちょっと痛いかもしれないけど、Aちゃんも試してごらん?」と言うと、初めのうちはためらっていましたが、ひよこ組から進級してきた年少児が、目の前を裸足で元気に走っていくのを見て、Aちゃんも靴下を脱ぎ始めました。おそるおそる地面に足をつけると、「わぁ。冷たい!痛い!」と言ってコンクリートと地面の所を行ったりきたりしながら、足をバタバタさせていました。しかし、だんだん慣れてきて、「先生!ちょっと走ってくる!」と言って、園庭の端から端まで嬉しそうに走っていきました。三葉幼稚園では、裸足保育を勧めています。ごつごつとした砂の感触が最初は抵抗がありますが、その刺激が、しだいに気持ちよさに変わっていきます。園庭のグラウンドの地面の固さ、砂場のやわらかい感触、水に浸かった時の気持ちよさ、どれも靴を履いたままでは感じることができません。裸足になることで、足の裏もじょうぶになり、強くなります。また、足の裏が刺激されることにより、頭の働きもよくなるのです。これから、毎日暑くなっていくので、子どもたちにもどんどん声をかけて、裸足保育の気持ちよさを伝えていきたいと思います。
また、進級してからのうさぎ組は、今までは室内で遊ぶことが多かったのですが、今日はみんなに声をかけて、おもいきって外に飛び出して遊ぶことにしました。私が園庭を走ると、たくさんの子どもたちがキャキャ言いながらあとを追ってきます。ジャングルジムに飛びつくと、「僕も上る!」 「私は一番上まで上れるよ。」 「先生見て見て。」 「僕は真ん中からあがる。」 と口々に言っては上ったり下りたりします。砂場に行くと、スコップを持って大きな山を作るんだと言って、みんなで協力して山を作りました。男の子が土を集め、女の子がかためていきます。新クラスになってまだ少ししか日が経っていないのに、こんなにも友だちとコミュニケションをとりながら遊びに入りこんでいけるんだなぁ、と思い、感心しました。今日は身体をいっぱいに使って、ドロだらけになって帰っていきました。
一昨日、『かごめ』からケチャップのもとになるトマトの苗が94本届きました。このトマトの名は、「リリコ」と言います。年長さんは、「さっそく明日からの仕事ができたね!私リリちゃんの水やり毎日する!」と、はりきっています。これからみんなで大切に育てて、収穫していくのが楽しみです。
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