2009年3月16日 月曜日
今日は卒園式を2日後に控えて年中児・年少児主催の年長さんとのさよなら会がありました。各クラス、1週間前から練習した歌や踊りを年長さんに見てもらうなど幼稚園の思い出を振り返りながら触れ合うことができました。年中児達はさよなら会に向けて自分達で進行することが目標でした。そして今日は各クラスの年中児たちがプログラム順に内容を紹介していきましたが、言葉を覚えて堂々とした姿で進めることが出来ました。触れ合い遊びではひよこぐみさんから年少、年中、年長児の皆で楽しめる物はないだろうかと新しい曲と遊びを探して取り組んできました。中でも,たにぞうさんの「春がきた」という触れ合い遊びが好評でクラスでも何度も試しては楽しんでいました。そしてどのクラスも一年間の思い出をゲームや歌を混えてそれぞれの方法(思い出の木・思い出宅急便・ジェスチャーゲーム)で振り返っていきました。
年中児達は今日ばかりは緊張して中心になって進行をするという大役を果たすことができました。ひまわり組では何日も前から「もうすぐでお兄ちゃん幼稚園からいなくなって、小学校に行くんよ!!」と話しながら部屋に飾る輪つなぎや年長さんへのプレゼントを作っていました。そのプレゼントを渡す時は年長さんにみえないように後ろでかくしながら持っていたり、「お兄ちゃん背が大きいけん座って!」と嬉しそうに首にかけてあげる姿がみられました。年長さん達も小さいお友達が一生懸命にしてくれている歌や踊りをにこにこしながら真剣に聞いてくれていて、声が小さくなると一緒に歌ってくれたり、とても和やかにすすみました。
その後は会食です。ひよこ組・年少・年中児は今年度最後。 年長さんは幼稚園最後の手作り給食でした。一つのテーブルに年長・年中・年少・ひよこ組さんが混じり合って自然に座っていました。今日の献立は、さつま芋と黒豆ご飯・さつま芋スティック・豚肉の竜田揚げ・レタスとケールのサラダ・豆乳シチュー・ミニトマト・納豆でした。子ども達にはとても大人気で、ひよこ組さんは小さな体で一番に食べ終わっておかわりをしたり、年長さんは先生の真似をしておかわりに来る年中・年少さん達に「おかわりはどれがいる?」「1つずつにせんとお腹いっぱいになるよ。」と言いながらおかわりを入れてあげたりしていました。美味しいご飯を食べながら微笑ましい姿が色々なところで見られました。年長さんには小学校へ行っても古森先生手作りの心まであたたまる美味しい味をいつまでも覚えていてほしいです。そして会食も終わって…。さよなら会が終わった後のことです。きりん組さんへきりんの絵を描いて持って行った年中児にきりん組のHくんが声をかけてきました。「おまえら、今日のさよなら会も良かったけど、上手に並べたけん、年長になれらい!!」と言ってほめてくれたのです。ひよこ組から入園し、年長までこの三葉で過ごした先輩としての温かい一言でした。
幼稚園に給食を届けてくださっているナカフードの方が、手作り給食の視察に来られました。子ども達が年長さんからひよこさんまで一列に並んでお皿に入れてもらうのを待っている姿。自分達のお皿をこぼさないよう、そっとテーブルまで運ぶ姿…。どの姿も新鮮だった様で目を細めて見ていらっしゃいました。料理の品数が多い事、また、三葉の畑で採れた新鮮なものを使っている事、そして緑の野菜を残さず美味しそうに食べる子ども達にビックリした様です。テラスで食べていた子ども達の中に入って、一緒に食べて頂きました。子ども達が次々とおかわりをしている様子を見ながら「本当に美味しいんですね。」「緑の野菜もあんなにきれいに残さず食べてすごいですね。」そして、せっせと食器まで洗っている姿を見て「これぞ食育ですね。」と感心しておられました。
コメント (「さよならかい」 ひまわり組 中村 理香 はコメントを受け付けていません)